雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!史実との比較や特別出演のメンバーも紹介!
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。
読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。
連絡先:whitelife112226@gmail.com
出典:https://www.imdb.com/title/tt5575678/mediaviewer/rm3708291328
韓国のみならずアジア全土でクルミ(雲の)ブームを巻き起こした「雲が描いた月明かり」には、パクボゴムさん演じる世子イ・ヨンをはじめ、魅力的なキャラクターが多数登場します。
今回、その人間関係をいくつかのグループに分けたオリジナルの相関図で、役柄や演じたキャストの情報とともにご紹介します。
原作者ユン・イスさんは、かなりの歴史好きということで「雲が描いた月明かり」を “史実を土台に彼女の想像の瓦を積み上げて” 書き上げたそうです。
キャラクターの設定にも史実の反映やアレンジがありますので、史実との比較にもすこし言及しています。
ちょっぴりネタバレも含みますが、どうぞ最後までお楽しみください。
相関図は
- メインキャラクター
- メインキャラクターの家族
- 官僚、内官、女官などとメインキャラクター との関係
- 史実との比較
の順にお伝えします。
※淑儀(スギ)パク氏の詳細については、こちらから一気にジャンプできます!
もくじ
雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~メインキャラクター編~
まずは、「雲が描いた月明かり」のメインキャラと相関図とキャストを見てきましょう。
<メインキャラの相関図>
◆世子イ・ヨン(19才*)/パクボゴムさん
※ドラマでの設定年齢(以降、同様)
口が悪く、小うるさいワガママ世子だと思われているが、実は“外柔内剛”
強い意志を秘めた人物
なかなか他人に心を開くことができずにいたのに、なぜか、偶然出会った犬ころ・サンノムといる時だけは、素の自分に戻れる気がする
今では、護衛武士のビョンヨンが最も信頼できる友であり、幼なじみユンソンとは疎遠になっている
パクボゴムさんは、どこか世子ヨンになりきれていないことに悩み、自信をなくした時期もあったとか。
そんな悩めるパクボゴムさんが “イ・ヨンになりきれた” と感じたのが、第1話の終わりにラオンと一緒に穴に落ちた瞬間だったそうです。
それからは、文字通りヨンと一心同体の “国民の世子” が「雲が描いた月明かり」を見る私たちの心を掴んでいったのですね。(1、2話を撮り直したくらいの変化だったようです)
※パクボゴムさんについては以下の記事でさらに詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
■パクボゴムさんの魅力を徹底紹介!ドラマ・映画・音楽・MCとマルチに活躍!その人気の秘密は○○にあった!
■パクボゴムさんの歌やソンジュンギさん、テテさんとの仲良しエピソード、1泊2日、ファンミーティングでの出来事などを徹底網羅!素晴らしすぎる人柄にも注目です!
◆ホン・ラオン(18才)/キムユジョンさん
(男性名:ホン・サンノム)
理由は分からないが、幼い頃から男の子として生きてきた
実の両親の行方は分からない
母親とはぐれたラオンを見つけてくれた養父(チョン・ソギョンさん)の下で育つ
文才を生かした恋文の代筆業や恋愛指南で稼いでいる
借金返済のため女性であることを隠して、宮殿で内官として働くことになる
鼻持ちならない若様との出会いが、ラオンの運命を大きく変えていく
キム・ユジョンさんは子役時代も含め、出演作品多数。
初めて大人の役を演じたのが、この「雲が描いた月明かり」です。
2014年「秘密の扉」では、文才豊かな小説家で貸本業の娘ジダムを演じていました。
このためでしょうか。
「雲が描いた月明かり」の最終話(18話)ヨンの顔が表紙になった本を並べているシーンを見て「秘密の扉」を連想してしまいました。
※キムユジョンさんについて詳しくはこちら(トンイの子役の詳細と現在の状況は?)で紹介しています。
◆キム・ユンソン(19才)/ジニョン(B1A4)さん
領議政(ヨンイジョン)キム・ホンを祖父に、中殿キム氏をおばに持つ名門キム家の後継
本人は政には興味がなく、風流の世界に生きる
虚な心を抱えて過ごす毎日が、ラオン(サンノム)と出会ったことで変化していく
ヨンより先に、サンノムが男装した女性だと気付き、随所でさり気なくラオン(サンノム)を助ける
ラオン(サンノム)に好意を寄せ、ヨンと恋の三角関係になるという相関図には欠かせない人物
※ジニョンさんについて詳しくはこちら(ジニョンさん(B1A4)の魅力を徹底紹介!歌や作詞作曲(全曲紹介!)、ドラマ出演だけじゃない!マルチすぎる才能!)で紹介しています。
◆キム・ビョンヨン(19才)/クァク・ドンヨンさん
ヨンの護衛武士
剣術、武術に優れた当代随一の剣士
呼び名は“笠のビョンヨン”
ヨンが最も信頼し、友と呼ぶ数少ない人物
ある秘密を抱え、友情・忠誠と相対する自分の立場に苦悩する相関図の上でも重要な人物
※クァク・ドンヨンさんについて詳しくはこちら(クァク・ドンヨンさんの魅力、出演作品(ドラマ・映画)を徹底紹介!苦手なものは若者に人気の○○○!?)で紹介しています。
◆チョ・ハヨン(18才)/チェ・スビンさん
礼曹判書(イェジョパンソ)チョ・マニョンの娘
市中で出会ったヨンが実は世子だったと知る
ヨンに好意を持ち、キム氏に対抗する意味でもチョ氏一族の身分を生かした婚姻関係を望む
ヨンの妹ミョンウン公主とは犬猿の仲
自分の思いが受け入れられないこともあり、何一つ不自由なく育ち、自信にあふれていたハヨンは初めて劣等感を味わう
身分は低いのに常にヨンの身近にいて明るく笑うラオンに対して、複雑な感情を持つ、相関図の中でも主役に2人に近い人物
チェ・スビンさんは「雲が描いた月明かり」だけでなく、現代物でも史劇でも様々な作品で活躍。
田舎娘から、母親の過剰な期待に押しつぶされそうになる娘、時にはアンドロイドまで様々な役柄を演じる。
<代表作>
「スパイ〜愛を守るもの〜」「チアアップ」「ショッピング王ルイ」「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」
「僕らが季節なら」「最強配達人」「ロボットじゃない」「輝く星のターミナル」など
次は、メインキャラクターの家族と相関図、キャストを見ていきます。
■「雲が描いた月明かり」の記事一覧もあわせてどうぞ!
雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~家族編~
「雲が描いた月明かり」は世継ぎの話でもあるので、家族関係も非常に重要です。
ここからは、そんなメインキャラの家族の相関図とキャストも見てきましょう。
<メインキャラの家族の相関図>
◆純祖(スンジョ)(40代前半)/キム・スンスさん
ヨン、ミョンウン公主の父
先妃ユン氏の逝去により、王妃として迎えたキム氏の父キム・ホンをはじめ、キム氏一族により政治の実権を握られている
気弱な王は何もできずにいたが、一見遊んでばかりの世子ヨンの秘めた聡明さと意志の強さを見抜き、親子で政治を変えようとする、相関図の中心人物
<物語の背景(史実)>
- 父・正祖(チョンジョ)=イ・サンが亡くなったあと、わずか10才で王位に就く
- 曽祖父・英祖(ヨンジョ)=延礽君(ヨニングン)・クムの継妃貞純(チョンスン)王后による「垂簾聴政」が終わり、14才の時にようやく親政を始める
※親政:自ら政治を行うこと
キャストのキム・スンスさんは現代物、史劇とも出演作品多数。
夫役を演じることが多いけれど、実は独身。
公開で伴侶募集したことでも話題になる。
<出演史劇>
「ホジュン〜宮廷医官への道〜」「朱蒙(チュモン)」「広開土太王(クァンゲトテワン)」「客主〜商売の神〜」など
キム・スンスさんの別名は “おばさんたちの大統領”
その後「雲が描いた月明かり」の次に出演した「漆黒の四重奏<カルテット>/また、初恋」での役から “中年界のパク・ボゴム” と呼ばれるようになったとか(笑)
◆故・中殿ユン氏/ソ・ジョンヨンさん
純祖(スンジョ)の正妃(逝去)
ヨン、ミョンウン公主の母
幼いヨンに民を愛しむ心を伝える
キャストのソ・ジョンヨンさんは現代物、史劇ともに出演。
母親役が多いのですが、キャラクターやメークでかなり印象が異なります。
#医心伝心#ここに来て抱きしめて#よくおごってくれる綺麗なお姉さん
彼女の出演確率100%#ソ・ジョンヨン pic.twitter.com/Xz4HPZ2NH1
— よんちゃん (@Guk_Syn) September 26, 2018
<出演作品>
「妻の資格」「一理ある愛」「彼女はキレイだった」「太陽の末裔」「最後から二番目の恋」「キム課長とソ理事」「被告人」「ハベクの新婦」「品位のある彼女」「医心伝心」「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」「ここに来て抱きしめて」「僕を溶かしてくれ(原題)」など
◆中殿キム氏(25才)/ハン・スヨンさん
中殿ユン氏の逝去を受け、父キム・ホンの力により継妃の座に就く
慇懃無礼な世子ヨンとは反りが合わない
自分の地位を確固とするためにも男の子を生み、その子を世子にしたいと願う相関図では複雑な立場にいる人物
中殿キム氏は冷酷な面も併せ持つキャラでしたが、キャストは現代物での可愛らしい印象が強いハン・スヨンさん。
<出演作品>
「人生画報」「新・別巡検2」「一抹の純情」「一理ある愛」「失踪ノワールM」「ヴァンパイア探偵」「白詰草」「親愛なる判事様」「会社行きたくない」など
◆ミョンウン公主(17才)/チョン・ヘソンさん
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純祖(スンジョ)と先妃・中殿ユン氏の娘
世子ヨンは兄
文を交わす相手に心をときめかすぽっちゃり乙女
しかし、その恋文はラオンによる代筆だったと分かり大激怒
その後ダイエットに励み、持って生まれた高貴な身分だけでなく美も手に入れる
キャストのチョン・ヘソンさんは、自分の意思表示をハッキリする可愛い女性の役が多い印象です。
<出演作品>
「チング〜愛と友情の絆」「じゃがいも星」「傲慢と偏見」「ディア・ブラッド〜私の守護天使」「オー・マイ・ビーナス」「リメンバー 〜記憶の彼方へ〜」「キム課長とソ理事」「マンホール」「疑問の一勝」「あなたが憎い!ジュリエット」「安いです 千里馬マート」など
◆キム・ホン(60代)/チョン・ホジンさん
領議政(ヨンイジョン)
一見、国のことを第一に考える忠臣だが、面従腹背の人物
娘を “うまく” 純祖(スンジョ)の継妃の座に就ける
王妃(中殿)の父という立場を利用して、キム氏一族で権力を握ろうとする
期待を寄せる孫ユンソンが、今のところ権力に興味がないのが気がかり
これまで眼中になかった世子ヨンが、公然と自分に異を唱え始めたので、少々焦りを感じている相関図でも重要な位置にいる人物
チョン・ホジンさんは現代物、史劇共に存在感のある役多数。
2010年「トンイ」では、トンイ(キムユジョンさん)の優しい父親を演じる。
「雲が描いた月明かり」の前作、2015-16年「六龍が飛ぶ」では、イ・ソンゲ役。
対照的ともいえる二役 ー 弓の名手で朝鮮王朝建国の父イ・ソンゲと、この作品での貫禄ある敵役キム・ホン ー を比べてみるのも面白いと思います。
実は、チョン・ホジンさんが公的なInstagramに顔を出しているものがほとんどなく、ようやく見つけたのがこちら↓↓
2017年「黄金の私の人生」ではジアン(シン・ヘソンさん)、ジス(ソ・ウンスさん)ら4人兄弟の父テスを演じました。
チョン・ホジンさんは、経営していた会社がうまくいかなくなり、日雇いで働いているという設定だったのですが、裸足でジアンの乗る車を追いかける場面など“ミスター・リアリティ” の演技に何度も涙がこぼれました
2019年「SAVE ME2」では、表向きは、人柄も良く社会的な地位もある大学教授、その実態はエセ宗教のリーダーを演じていました。
このような表と裏の顔が真逆の人物が妙に似合う気がします
(あくまでも個人的な感想です)
雲が描いた月明かりにユジョンちゃんと共演した人結構でてきてる
トンイのお父さん、太陽を抱く月のチャンノギョン、王様まで…
みんなだいぶ立場違うけど愛着湧いちゃう#雲が描いた月明かり#キムユジョン #トンイ#チョンホジン #太陽を抱く月#チョンミソン #アンネサン pic.twitter.com/NCO6aZSiPv— りい@韓ドラ垢 (@kkankkokku) January 27, 2018
純祖(スンジョ)の側室
世子ヨンにとって、優しい母親代わりの人物
(悲しみや寂しさといった感情を吐露できる数少ない相手)
ラオンの機転により、純祖(スンジョ)と数年ぶりの再会が叶う
※淑儀(スギ)パク氏の史実については、こちらから一気にジャンプできます!
チョン・ミソンさんは現代物、史劇ともに出演多数。
母親役が多い印象です。
◆ヨンウン翁主(9才)/ホ・ジョンウンさん
今日12日から13日にうつる真夜中に僕が作詞作曲してベン先輩が歌ってくださった 雲が描いた月明かりost 霧の道の音源が公開されます^ ^一生懸命準備したからたくさん聴いてくださるでしょう〜?
(最後はかわいいヨンウン翁主と一緒に) pic.twitter.com/dYHNTuFx8p— 유이카👼 (@yuika_0125) September 12, 2016
純祖(スンジョ)と側室・淑儀(スギ)パク氏の娘
世子ヨンの異母妹
ある事件を目撃したことから失語状態になる
明るいラオンに懐き、徐々に心を開く
ヨンウン翁主が声が過去の事件の真相を暴くきっかけとなる、相関図の中でも隠れた重要人物
2007年生まれ(現在、日本式年齢表記で12才)のホ・ジョンウンさんですが、人気子役ということもあり、出演作品多数。
- 2015年「華政(ファジョン)」では、貞明(チョンミョン)公主の幼い頃を演じる。
- 2016-17年「オー・マイ・クムビ」での、難病をわずらいながらも詐欺師の父(オ・ジホさん)を思いやる健気な姿にホロリときます。
ほかに最近の作品だけでも
「100日の郎君様」「私だけに見える探偵」「町の弁護士チョ・ドゥルホ2」「アスダル年代記」など
余談ですが、授賞式でのエピソードをご紹介します。
- 2016年KBSドラマ大賞授賞式
ホ・ジョンウンさんは父親役のオ・ジホさんそっちのけで、「ソン・ジュンギさんが好き♡」と熱い視線を送ります。
- 2017年KBSドラマ大賞授賞式
司会者の質問に「パクボゴムさんが好き♡」と心変わり!
(ソン・ジュンギさんが当時既婚者だったことも一因だったようです)
今はどなたが意中の人なのでしょうね。
【雲が描いた月明かりの用語解説:公主と翁主】
ミョンウン公主、ヨンウン翁主どちらも王女です。
ただし王女といっても、母親が正室(王妃)であれば公主(コンジュ)、母親が側室であれば翁主(オンジュ)と呼ばれ、厳格に区別されます。
ちなみに王子の場合も
母親が正室(王妃)であれば大君(テグン)、母親が側室であれば君(クン)と区別されます。
◆チョ・マニョン(50代)/イ・デヨンさん
礼曹判書(イェジョパンソ):儀式や祭事、外交、教育などを担当する部署の長
キム氏一族ほどではないが、有力なチョ氏一族の人物
ハヨンの父
朝廷の派閥争いからやや距離を置く
純祖(スンジョ)に乞われて、キム氏に対抗することに協力
権力を手に入れることより、娘の幸せを願う父
キャストのイ・デヨンさんは現代物、史劇ともに多数出演。
主要メンバーの父親役で登場することが多い印象です。
【おまけ★】ソン・チーム長を蔭であやつる悪役で登場するイ・デヨンさん。ドラマ「チュノ-推奴-」「赤道の男」などなど・・・数々のドラマに出演しているベテラン俳優です^^ 芸人のハライチさんに似ているという噂もw pic.twitter.com/PlLlWiWqP1
— 【公式】ドラマ「SPY~愛を守るもの~」 (@SPY_DVD_JP) September 11, 2015
<出演史劇>
「シンドン」「淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)」「正祖暗殺ミステリー8日」「大王世宗(テワンセジョン)」「善徳女王」「チュノ〜推奴〜」「王女の男」「田禹治(チョンウチ)」「剣と花」「ポンダンポンダン王様の恋」「医心伝心」など
◆ホン・ギョンネ/チョン・へギュンさん
「雲が描いた月明かり」のヒロイン・ラオンの父
キム一族による勢道政治により、極貧生活を強いられた農民たちの反乱を率いた、メインキャラの家族・相関図の中でもかなりの重要人物
(王朝側からみると逆賊)
キャストのチョン・ヘギュンさんは現代物、史劇ともに出演。
現代物では警察官役が多い印象です。
今思ったけどアボジ役のチョンへギュンさん
お顔が昔の志村喬さんに似てるかも〜素敵な俳優さん!
尊敬できる役者さんと共演できてよかったね(*^^*) pic.twitter.com/ov4pjUpy42— I (@powdersugarlove) May 12, 2017
<出演史劇>
「華政(ファジョン)」「仮面の王イ・ソン」「100日の郎君様」など
◆キム・ソサ/キム・ヨジンさん
「雲が描いた月あかり」第16話、ラオン(キム・ユジョン)と母(キム・ヨジン)、親子の対面、感動的、泣いちゃうよ pic.twitter.com/QT32flVnqD
— ふーぴん (@fu_pin_rock) November 1, 2017
ラオンの母
娘を守るため、ラオンを男の子として育てる
祭りの最中追っ手に見つかり、ラオンを逃すため“かくれんぼ”をしながら行方不明になる
キム・ヨジンさんは、現代物、史劇ともに多数出演。
優しい人物と気の強い悪女的な人物の両方を演じています。
ドラマは異なりますが
- 「イ・サン」で、英祖(ヨンジョ)=延礽君(ヨニングン)・クムの継妃、貞純(チョンスン)王后を演じています
- また、「ボクスが帰ってきた」では、クァク・ドンヨンさん演じるセホの母を演じています
<出演史劇>
「宮廷女官 チャングムの誓い」「名家の娘ソヒ」「シンドン」「イ・サン」「華政(ファジョン)」など
◆ラオンの養父/チョン・ソギョンさん
祭りの最中、母親とはぐれたラオンを見つけ、育てる
旅芸人(サダンペ)
キャストのチョン・ソギョンさんは、現代物、史劇とも出演作多数。
今回のように、ちょっとユーモラスなキャラクターを演じることが多い印象です。
9/1公開の『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、チョン・ソギョン扮するKTX運転士の誠実な車内アナウンスも聞きもの。『ラジオ・スター』『覆面ダルホ』『軍艦島』『タクシー運転手』にも出演している名脇役です。 pic.twitter.com/2XUAmt8qcJ
— Manchuria7 (@Manchuria7) August 30, 2017
<出演史劇>
「大望」「済衆院(チェジュンウォン)」「根の深い木」「帝王の娘スベクヒャン」「夜を歩く士(ソンビ)」「六龍が飛ぶ」など
最近では「二度はない(原題)」でクァク・ドンヨンさんと共演しています。
次は、「雲が描いた月明かり」のヒロイン・ラオンを関係の深い官僚や内官・女官などの相関図とキャストをご紹介します。
雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~官僚、内官、女官編~
「雲が描いた月明かり」のヒロイン・ラオンは、内官として登場するので、その周辺の人物も非常に重要です。
そんなラオンの周辺の人物も含め、官僚、内官、女官の相関図を見ていきましょう。
<官僚、内官、女官の相関図>
【官僚】
◆茶山先生(チョン・ヤギョン)(50代半ば)/アン・ネサンさん
〜参考までに〜
ドラマ「イ・サン」では正祖の右腕として功績を共に築き上げる人物(1枚目)。
ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」では成均館の博士として出ている(2枚目)。
ドラマ「雲が描いた月明かり」では「茶山先生」と呼ばれている(3枚目)。 pic.twitter.com/dpERDN1tEA
— 마키 (@yongirlove) October 16, 2020
イ・ヨンの相談相手
流刑などにより官職を追われているが、純祖(スンジョ)も信頼する人物
物語の後半でラオンとの繋がりも判明!
メインの相関図には入らないが、実は物語に欠かせない人物。
【なぜ茶山先生と呼ばれるのか】
これには、史実におけるチョン・ヤギョンの人生と関わる理由があります。
第22代国王・正祖(チョンジョ)=孝明(ヒョミョン)世子の祖父に仕えていたチョン・ヤギョンは、舟橋を考案するなど優れた実学者でした。
*舟橋の逸話は「イ・サン」にも登場
学問としてキリスト教も含めた西洋学に興味を持っていた彼は、政敵らによって“キリスト教徒” として攻撃を受け、職を辞します。
正祖(チョンジョ)の死後、実権を握った貞純(チョンスン)王后らにより流罪となり、配流地を転々としていた彼は1808年に母方の親族の山亭に移り住みます。
千冊以上の蔵書がある環境がチョン・ヤギョンの執筆に役立ったといわれています。
そこで生活をしていくうち彼は自分の号を「茶山」と名付け、その山亭を「茶山草堂」と呼ぶようになりました。
ここからチョン・ヤギョン=茶山先生となるわけです。
※ちなみにチョン・ヤジョンは、チョンへインさんのご先祖にあたります
チョン・ヤギョンのキャストのアン・ネサンさんは現代物、史劇ともに出演作多数。
善人も悪人もどちらも演じます。
善悪どちらを演じても、どこか飄々とした、とぼけた人物を演じることが多い印象があります。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」で、正祖(チョンジョ)に支えるチョン・ヤギョンを演じていました。
<出演史劇>
「漢城別曲」「新・別巡検」「新・別巡検2」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「太陽を抱く月」「イ・ニョプの道」「華政(ファジョン)」「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」「私の国」など
※複数の作品で国王役を演じる
- 実在した人物:太宗(テジョン)、正祖(チョンジョ)、純宗(スンジョン)
- ドラマ上の人物:成祖(ソンジョ)
◆チョン・ドッコ/アン・セハさん
学問はできるが、恋愛は苦手
女性の前に出るとうまく話せないので、恋文の代筆をラオンに依頼する
見初めたのは、実はミョンウン公主ではなかったのですが・・・
アン・セハさんは現代物、史劇ともに出演。
優しそうな雰囲気からか、極悪人を演じることはなかったような印象です。
(気弱なため、やらかしてしまうことはありますが)
<出演史劇>
「王は愛する」「100日の郎君様」「コッパダン(原題)」など
悪の雰囲気(?!)を漂わせています↓↓
◆キム・グンギョ(40代)/パン・ジュンヒョンさん
キム・ホンの甥
戸曹判書(ホジョパンソ):国の財政や、戸籍などを担当する部署の長
キャストはディレクターの肩書も持つパン・ジュンヒョンさん
「雲が描いた月明かり」以降、俳優としての出演が見当たらないのは、そちらで活躍されているのでしょうか
<出演作品>
「パパ3人、ママ1人」「天使の報復」「怪しい三兄弟」「ドリームハイ」「女の香り」「あなただけよ」「優雅な女」
*「優雅な女」で、ジニョンさんの父(パク・ソンウンさん)の後輩アナウンサーとして出演しています
◆キム・ウィギョ(40代)/パク・チョルミンさん
キム一族ではないが、キム・ホン派
吏曹判書(イジョパンソ):文官の人事、勲封、考課などを担当する部署の長
パク・チョルミンさんは現代物、史劇ともに出演作多数。
悪役を演じても、ちょっと抜けている印象があるのは、声と「美賊イルジメ伝」での横歩きが記憶に残っているからかもしれません。
<出演史劇>
「不滅の李舜臣」「漢城別曲」「美賊イルジメ伝」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「武士ペク・ドンス」「ホジュン〜伝説の医〜」「イ・ニョプの道」「魔女宝鑑」「仮面の王イ・ソン」「ノクドゥ伝(原題)」など
【女官】
◆キム尚宮/イ・チェギョンさん
中殿キム氏付きの女官
身近で仕えているので、様々なことを見聞きしている
キャストのイ・チェギョンさんは、いろいろなドラマでお顔を見るのですが、対照的ともいえる
- 「彼女はキレイだった」での童話作家役
- 「ボイス〜112の奇跡〜」での精神科病院院長役
のふたつが印象に残っています
<その他の出演作>
「家族を守れ」「シグナル」「W 君と僕の世界」「キャリアを引く女」「完璧な妻」「推理の女王」「魔女の法廷」「復讐のカルテット」「法廷プリンス イ判サ判」「第3の魅力」「彼女の私生活」「君の歌を聴かせて」など
◆ウォリ(20代前半)/チョン・ユミンさん
ミョンウン公主付きの女官
チャン・ドッコが見初めた女性
その後、まさかの宮廷内恋愛が・・・
キャストのチョン・ユミンさんはいくつかの作品で、主役の近くにいる役を演じていたので可愛らしい女性という印象があります。
その中で「花たちの戦い〜宮廷残酷史」では、貴人チョ氏付きの女官として(結果として)悪に加担する姿も
<その他の出演作>
「ホーリーランド」「カプトンイ」「ラブオン・ハイスクール」「純情に惚れる」「リメンバー〜記憶の彼方へ〜」「応答せよ1988」「ハッピー・レストラン〜家和萬事成〜」「超人ファミリー」「法廷プリンス イ判サ判」「胸部外科」など
「花道だけ歩きましょう」(2019-2020)では、主要メンバーのおひとりです。
【内官】
◆ハン・サンイク/チャン・グァンさん
尚膳(サンソン):定員140名という內侍府(ネシブ)の長
ほかに判内侍府事(パンネシブサ)、大殿内官(テジョンネグァン)という呼び方もあるようです
チャン・グァンさんは現代物、史劇ともに出演作多数。
善人も悪人も演じて “酢いも甘いも噛み分けた” という印象があります。
「花じいさん捜査隊」や「花遊記(ファユギ)」のような茶目っ気あふれた役柄も似合うと思いませんか?
<出演史劇>
「火の神ジョンイ」「華政(ファジョン)」「チャン・ヨンシル〜朝鮮伝説の科学者」「王になった男」など
◆チャン・内官(20代後半)/イ・ジュンヒョクさん
世子ヨン付きの内官
誰も長続きしなかった東宮殿(世子の住まい)で、唯一、世子に仕え続ける
キャストのイ・ジュンヒョクさんは現代物、史劇ともに出演多数。
名脇役のおひとり
善人も悪人も演じます。
「雲が描いた月明かり」以降だけでも
- 単発ドラマ「僕らが季節なら」で、チョ・ハヨン(チェ・スビンさん)、キム・ユンソン(ジニョンさん)の担任教師
- ドラマ「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」で、ホン・ギルドン(ユン・ギュンサンさん)を助ける仲間
※チェ・スビンさんはホン・ギルドンの恋人役
- 映画「僕の中のあいつ」で、高校生ドンヒョン(体はジニョンさん、心はパク・ソンウンさんという設定)をサポートするチャン社長(パク・ソンウンさん)の部下
の3作品でジニョンさん、チェ・スビンさんと共演しています。
<出演史劇>
「三銃士」「六龍が飛ぶ」「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」「100日の老君様」など
【イ・ジュンヒョクさん?ジュニョクさん?】
チャン内官を演じる俳優さんを「イ・ジュニョクさん」として記憶している方も多いかと思います。
- イ・ジュンヒョクさん
- ハングル表記 이준혁
- 英語表記 Lee Joon Hyuk
「いつもそばにいるよ〜アジョシトップ10」第2位。
イ・ジュニョク。「六龍が飛ぶ」では、ムヒュルの師匠。全然強くない(笑)。やはり「雲が描いた月明かり」の世子のチャン内官がよかったなぁ。他にも寄り添う系のおじさまは沢山いらっしゃるけど、私は彼が好きです。 pic.twitter.com/t3ukqSbrK2— 히로미(ひろみ)💛 (@hrm1105) September 5, 2019
ところで、同じ綴りの俳優さんといえば、この方もいらっしゃいます
↓ ↓ ↓
カナ表記として、ジュニョク、ジュンヒョクどちらも採用されているようなのですが、こちらのサイト内では
「イ・ジュンヒョクさん」としてご紹介しています
◆ソン内官(30代後半)/チョ・ヒボンさん
中殿キム氏寄りの内官
キャストのチョ・ヒボンさんは現代物、史劇ともに出演多数。
名脇役のおひとり
善人も悪人も演じます。
<出演史劇>
「快刀ホン・ギルドン」「チュノ〜推奴〜」「根の深い木」「ミヘギョル〜知られざる朝鮮王朝」「六龍が飛ぶ」「猟奇的な彼女」など
◆マ・ジョンジャ(20代半ば)/チェ・デチョルさん
内官の中でいち早くサンノム(ラオン)が女性であることに気づく
ユンソンに取り入る
その後、まさかの宮廷内恋愛が・・・
このようにいろいろな要素がある相関図の中でも重要なキャラです。
チェ・デチョルさんは現代物、史劇ともに出演多数。
善人も悪人も演じます。
ただ、私の中ではチンピラ役(「私はチャン・ボリ!」)と秘書(「運命のように君を愛してる」「君を愛した時間」)の印象が強く残っています。
<出演史劇>
「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」など
【ラオン(サンノム)と同期】
◆ト・ギ(10代後半)/テ・ハンホさん
かろうじて内官の試験に受かる
優秀とはいえないが、サンノム(ラオン)の良き仲間
テ・ハンホさんは、現代物、史劇ともに出演。
体格を生かし(?)料理人やイケメンの整形前姿などの役も演じる。
<出演史劇>
「六龍が飛ぶ」「医心伝心」など
◆パク・ソンヨル(20代前半)/オ・ウィシクさん
優秀とはいえないが、サンノム(ラオン)の良き仲間
キャストのオ・ウィシクさんは現代ドラマの出演比率が高い。
また、2部作ドラマ「死の賛美」では、キム・ウジン(イ・ジョンソクさん)の仲間ホン・ヘソンとして登場します。
<出演作品>
「ああ、私の幽霊さま」「交渉人」「恋のゴールドメダル」「トゥー・カップス」「油っこいロマンス」「君も人間か?」「真心が届く」「悪魔が君の名前を呼ぶ時」など
今度は少し視点を変え、「雲が描いた月明かり」の”ドラマと史実の比較”を、相関図を用いて紹介します。
雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~史実との比較編~
「雲が描いた月明かり」には、実在モデルがいると伝えられているキャラクターがいます。
ここでは、相関図に「実在した人物名」を当てはめました。
<史実の相関図>
◆世子イ・ヨン/孝明(ヒョミョン)世子
純祖(スンジョ)と純元(スヌォン)王后の長男
- 1809年 誕生
- 1819年 趙萬永(チョ・マニョン)の娘と結婚
- 1827年 父・純祖(スンジョ)の命で代理聴政を行う
- 1830年 21才で逝去
朝鮮王朝の歴史の中で、「この人物が王になっていたら・・・」と名前が挙がるのが
- 16代国王・仁祖(インジョ)の長男 昭顕(ソヒョン)世子
- 23代国王・純祖(スンジョ)の長男 孝明(ヒョミョン)世子
だといわれます。
聡明で政治感覚にも優れていたようです。
◆ミョンウン公主/明温(ミョンオン)公主
純祖(スンジョ)と純元(スヌォン)王后の娘
1男4女の兄妹だったそうです。
(うち公主1人は夭逝)
安東(アンドン)金氏の人物と結婚
母方の安東(アンドン)金氏と兄・孝明(ヒョミョン)世子と結婚した豊壌(プンヤン)趙氏は、ライバル関係にある家柄でした。
明温(ミョンオン)公主と趙萬永(チョ・マニョン)の娘の仲が良いとはいえなかったというのも、ある程度事実のようです。
また、明温(ミョンオン)公主は病弱だったらしく、兄・孝明(ヒョミョン)世子や妹・福温公主に続いて若くしてこの世を去っています。
まさに、史実の相関図の中心と言ってもいい人物。
◆純祖(スンジョ)/第23代国王・純祖(スンジョ)
第22代国王・正祖(チョンジョ)の息子
異母兄=文孝(ムニョ)世子が夭逝したため、王位に就く
妻は
- 正室・純元(スヌォン)王后・金(キム)氏
- 側室・淑儀(スギ)朴(パク)氏
の2人
◆中殿キム氏/純元(スヌォン)王后・金(キム)氏
ドラマ「雲が描いた月明かり」では、世子ヨンやミョンウン公主の実母・中殿ユン氏は亡くなっていますが、実際は安東(アンドン)金(キム)氏の純元(スヌォン)王后が母親で、世子ヨンより長生きをします。
純祖(スンジョ)の側室
1女、永温(ヨンオン)翁主を産む
◆ヨンウン翁主/永温(ヨンオン)翁主
純祖(スンジョ)と淑儀(スギ)朴(パク)氏の娘
◆キム・ホン/金祖淳(キム・ジョスン)
娘が純祖(スンジョ)の正室となり、国舅(クック)=国王の義父の立場となる
自身は官職を辞したといわれるが、朝廷の要職を安東(アンドン)・金氏一族が占める
金氏による勢道政治(ある特定の人物や集団が政権を独占的に担うこと)により、王朝の力は弱まり、汚職が蔓延
農民層の負担が大きくなったことなどから、各地で反乱が起きる
史実の相関図の中でも悪役的な人物。
◆チョ・マニョン/趙 萬永(チョ・マニョン)
気弱な王だったと伝えられる純祖(スンジョ)ですが、義父=金祖淳(キム・ジョスン)らに対抗する方策として2つのことを行ったようです。
- 孝明(ヒョミョン)世子による代理聴政
- 孝明(ヒョミョン)世子の結婚相手として豊壌(プンヤン)趙氏から迎える
事実、世子嬪となったのが、領敦寧府事・趙萬永(チョ・マニョン)の娘です。
(名前がハヨンなのかは・・・不明)
のちに神貞(シンジョン)王后と呼ばれる世子嬪は、孝明(ヒョミョン)世子が国王になる前に亡くなったため王妃=中殿の地位に就くことはありませんでした。
◆チョン・ヤギョン(茶山先生)/丁 若鏞(チョン・ヤギョン)
相関図でも触れましたが、第22代国王・正祖(チョンジョ)の頃から活躍した実学者
喀血して倒れた孝明(ヒョミョン)世子を診たのが、薬草などの知識もある丁 若鏞(チョン・ヤギョン)だったといわれています。
また、俳優チョン・ヘインさんは彼の直系子孫にあたるというのも有名な話です。
※チョン・ヘインさんについて詳しくはこちら(トッケビのチョンへイン(テヒ役)はどんな人?国民的年下男子の魅力とは!?)で紹介しています
◆キム・ビョンヨン/金 炳淵(キム・ビョンヨン)
別名:金笠(キム・サッカ)
純祖(スンジョ)とほぼ同時代に、編み笠をかぶり全国を放浪した詩人
世子ヨンの護衛武士ビョンヨンが “笠のビョンヨン” と呼ばれるという設定も、歴史が好きで詳しい原作者ユン・イスさんならではですね。
「雲が描いた月明かり」の最終回(18話)でビョンヨンが笠をかぶり、これから都を離れ放浪の旅に出る・・・と匂わせているのも、金炳淵(キム・ビョンヨン)の生き方を反映させているのかもしれません。
◆ホン・ギョンネ/洪 景来(ホン・ギョンレ)
キム・ホンの実在モデルのところで
「金氏による勢道政治などにより苦しい生活を強いられた農民層が反乱を起こした」
とお伝えしましたが、その中のひとつが『洪景来の乱(1811年)』です。
一時期は優勢に立った農民軍も、翌1812年にはすべて制圧されてしまいます。
反乱軍の指導者、洪景来も死罪。
ドラマ「雲が描いた月明かり」では、ラオンの父であるホン・ギョンネが生きていたという設定になっています。
このように、複数の登場人物に実在モデルがいるというのも興味深いですね。
ただ、純祖(スンジョ)や孝明(ヒョミョン)世子は、妻(母)の一族、金(キム)氏と対抗しなければならなかったというのは大変だっただろうと思います。
(結果として志半ばで頓挫してしまうのですが)
次は、相関図ではなく、「雲が描いた月明かり」に特別出演されたキャストの方々を紹介します。
雲が描いた月明かりの相関図には入らなかった特別出演のキャスト
「雲が描いた月明かり」には、相関図に入らないものの、ある場面、または数話のみに出演するキャストがたくさんいます。
全員が特別出演扱いではありませんが、ドラマを盛り上げてくれた方々としてご紹介します。
◆チャ・テヒョンさん/下男テグン役
両班(ヤンバン)のお嬢さんに恋するテグンは、ラオンに恋愛指南を受け、恋の駆け引きを上手に使いながら・・・
パクボゴムさんの事務所の先輩という意味もあり、特別出演されたようです。
※事務所のエピソードについてはこちら(パクボゴムさんは歌も素敵!「私の人」やデビュー前の声も動画付きで紹介!)で紹介しています。
<出演作品>
「若者のひなた」「スター誕生」「ひまわり」「ジュリエットの男」「総合病院2」「田禹治(チョン・ウチ)」「プロデューサー」「最高の一発」「最高の離婚」など
<特別出演など>
「棚ぼたのあなた」「青い海の伝説」
◆チョ・ヨジョンさん/両班(ヤンバン)のお嬢さん・ウンヘ役
テグンが思いを寄せるウンヘお嬢さん。
最初は素っ気ない態度でしたが、徐々にテグンに心を開き・・・2人の恋の行方は、「雲が描いた月明かり」本編でお確かめください。
<出演作品>
「ホ・ギュン〜朝鮮王朝を揺るがした男」「張禧嬪(チャン・ヒビン)」「銭の戦争オリジナル」「ロマンスが必要」「海雲台(へウンデ)の恋人たち」「離婚弁護士は恋愛中」「完璧な妻」「美しい世界」など
余談ですが、
チョ・ヨジョンさんは、米国アカデミー賞受賞で話題になった「パラサイト(寄生虫)半地下の家族」に、富裕層の代表パク社長(イ・ソンギュンさん)の妻ヨンギョとして出演しています。
◆キム・ビョンチョルさん/イ・ヨンの学問の師
「トッケビ」では、紫の舌で不気味なオーラをまとう悪鬼として登場したキム・ビョンチョルさん。
「雲が描いた月明かり」では、父・純祖(スンジョ)の前で真面目なフリをしていた世子ヨンの“学問台本” がバレて冷や汗をかくという場面に登場します。
<出演作品>
「スカーレットレター」「太陽の末裔」「華麗なる2人」「ショッピング王ルイ」「愛の迷宮 トンネル」
「仮面の王イ・ソン」「ミスター・サンシャイン」「SKYキャッスル」「ドクター・プリズナー」「安いです 千里馬マート」など
◆チョン・イランさん/クッパ店の女将・元尚宮
世子の身分を隠したヨンが、ラオンと訪れたクッパ店の女将。
元尚宮なので、顔を見て世子だと気付きます。
元々はお笑いタレントさんでしたが、数多くのドラマや映画にも出演されています。
「雲が描いた月明かり」以降でも、
「今週、妻が浮気します」「愛の迷宮 トンネル」「超人ファミリー」「奥様はサイボーグ」「トップスター、ユベク」「チャングムが見ている」
などに登場していますので、お顔に記憶がある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
◆イ・ムンシクさん/ラオンの去勢を担当した人物
実はこの時酔っていたので、本人は去勢をしたつもりでいます(笑)
現代物、史劇ともに出演作多数
<出演史劇>
「チェオクの剣」「快刀ホン・ギルドン」「一枝梅(イルジメ)」「善徳女王」「チャクぺ〜相棒〜」「屋根部屋のプリンス」「大風水」「奇皇后」「テバク」「ノクドゥ伝」など
「奇皇后」では、ワン・ユ(チュ・ジンモさん)に支えるパン・シヌ役でした
◆キム・ジョングさん/モク大監
悪事を働く清国の使臣
多くのドラマに出演しているので、見覚えがある方も多いことと思います。
現代物で、グループの会長を演じる率が高いおひとり
<出演作品>
■会長、病院長、頭取など長を演じた作品
「第3病院」「オフィスの女王」「ハートレスシティ〜無情都市〜」「世界の終わり」「ラスト -LAST-」「じれったいロマンス」「超人ファミリー」「トゥー・カップス」「SUITS/スーツ」「ナインルーム」「ボイス2」「バベル」「熱血司祭」など
■史劇
「夜を歩く士(ソンビ)」「花郎」「逆賊 民の英雄ホン・ギルドン」「仮面の王イ・ソン」「医心伝心」
◆ソン・ヨンジェさん/清国の監察官
「トンイ」では、悪徳役人。
後宮(フグン)の身であれこれ捜査に口出しをするトンイを煙たがる役でしたが、「雲が描いた月明かり」では悪徳使臣を捕らえる側の監察官役です。
「応答せよ1988」では、パクボゴムさん演じるテクが所属する韓国棋院のイ部長を演じました。
<出演史劇>
「輝くか、狂うか」「客主〜商売の神」など
◆ユン・ジュサンさん/市中でヨンに腕輪を売った商人
キム・ジョングさんと同じく、現代物で、グループの会長を演じる率が高いおひとり
<出演作品>
■会長、局長、署長、教授、理事長など長(元を含む)を演じた作品
「ウェディング」「恋するスパイ」「透明人間チェ・ジャンス」「不良家族」「ヨメ全盛時代」「オークションハウス」「京城スキャンダル」「ロビイスト」「太陽の女」「スターの恋人」「ソル薬局の息子たち」「セレブの誕生」「レディプレジデント〜大物」「ビッグ」「結婚の裏ワザ」「アイドゥ・アイドゥ」「約束の恋人」「あなたなしでは生きられない」「ドラマの帝王」「トロットの恋人」「シンデレラの涙」「私の残念な彼氏」「上流社会」「星になって輝く」「凍える華」「もう一度始めよう」「マジック学校」「私の男の秘密」「かくれんぼ」「ロマンスは命がけ!?」など
■出演史劇
「明成皇后」「張吉山(チョン・ギルサン)」「風の絵師」「幻の王女チャミョンゴ」「鉄の王キム・スロ」「アラン使道(サト)伝」「医心伝心」など
◆キム・スルギさん/男装内官
最終話(18話)で、居並ぶ見習い内官のなかにキム・スルギさんの姿が!
2015年の「ポンダンポンダン王様の恋」で、朝鮮時代へタイムスリップする女子高生を演じます。
この中で、第4代国王・世宗(セジョン)(ユン・ドゥジュンさん)付きの内官になり、男装内官としてはラオンの先輩にあたります(笑)
罰ゲームのデコピンなど微笑ましい場面から、ホロリとさせられる場面まである短編ドラマ(韓国の放送で2話構成)
代表作 特別出演で登場してもつい目がいってしまいます。
「オレのことスキでしょ。」「21世紀家族」「となりの美男<イケメン>」「恋愛の発見」「キルミー・ヒールミー」「ああ、私の幽霊さま」「最後から二番目の恋」「恋のゴールドメダル」「青い海の伝説」「万人」「恋する指輪」など
以上、主役から特別出演まで多くのキャラクターをご紹介しました。
最後に「雲が描いた月明かり」の相関図とキャスト、ドラマの魅力について簡単にまとめていきたいと思います!
雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~まとめ~
「雲が描いた月明かり」が放送されるまで「孝明(ヒョミョン)世子を知る人は多くなかった」と伝えられています。
パクボゴムさんが演じたことで、早世した青年が生き生きと活躍する様子を目にできたので、ここでは人物同士のつながりや史実との共通・相違点まで広く見てみました。
原作者ユン・イスさんの史実をベースにした人物設定が、今回の相関図とキャスト紹介を通してより伝わればうれしいです。
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