イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!成長した王様が描く夢と亡きソンヨンへの想い!そんな総まとめのラストシーンは・・・?
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。
読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。
連絡先:whitelife112226@gmail.com
出典:https://www.hancinema.net/korean_Yi_San-picture_56012.html
幼い「イサン(李蒜)」が、「父・思悼(サド)世子の悲劇的な死」を乗り越えて成長。
やがて「聖君」として、政治力や指導力を発揮する姿を描いたドラマ「イサン」。
ヒロインのソンヨンが、最終回を前に旅立っているため、「どのようにストーリー全体をまとめていくのか?」その点も気になりますよね。
最終回は、おさらいとまとめの意味もあるため、話が次々に展開します。
少しずつ区切って、説明しますね!
もくじ
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~王子への課題と経済不況編~
#イサン 完走しました〜!♡(*´`*)
77話もあったけど、1話からどんどん引き込まれて☺9月からの視聴もあっという間でした♡♡
歴史とか全然興味なかったのにちょっと勉強したいなって思えたし、何よりステキなキャストに毎日ドキドキ、幸せでした!(*´꒳`*)♡また観たい!♡ pic.twitter.com/eIWyMk3YqY— さっさん (@sasan53drama) January 3, 2017
◆正祖(チョンジョ)24年(西暦1800年)
聖君への道
『民と同じ食事でなければ食べぬ。』
まともに食事をとろうとしない理由に、ナム尚膳ら一同は王世子(ワンセジャ)の身体を心配する。
そして同じころ…
資料や書物をあたり一面に広げた部屋で、王世子(ワンセジャ)の師チョン・ヤギョンも困り果てていた。
『世子さま、もう3日も食事をされていません。』
『やむを得ないことです。まだ父上=正祖(チョンジョ)=イサンの質問に対する答えが見つからないのです。』
チョン・ヤギョンは、正祖(チョンジョ)の問いが何なのか尋ねてみたが
『これは自分の力で考えたいのです。』
「世子=のちの純祖(スンジョ)」は、ため息をつくばかり。
侍講(シガン)へ向かう奎章閣(キュジャンガク)のパク・チェガ、コ・ドゥッコン、イ・ドクムらも、世子の様子を心配しつつ
『王様ほど厳しい師もいないな』
と苦笑いする。
政務に励む正祖(チョンジョ)のもとへ、世子が訪れる。
正祖(チョンジョ)
『どうだ、答えは見つかったか?』
『申してみよ。聖君になるために最も重要な徳目はなんだ?』
世子
『民の心を知ろうとすることです。』
正祖(チョンジョ)
『民の心を知る、か。では、民の心とはなんだ?』
世子
『それは…安寧に暮らすことでは?』
正祖(チョンジョ)
『民が安寧に暮らすために、王がなすべきことはなんだ?』
世子
『懸命に学問を修め…』
正祖(チョンジョ)
『そうではない。』
世子
『税金を減らし、収奪を…』
正祖(チョンジョ)
『それでもない。それらも王がなすべきことだが、最も重要とはいえない。』
『もう一度考えてみよ。熟考を重ねたうえで、自分の答えに確信が持てたときでよいのだ。』
まるで、幼き日の自分に語りかけるような正祖(チョンジョ)。
父・正祖(チョンジョ)のことばに、ふたたび答えを探求する世子。
供をつれ、遠くから我が子の様子を見守る正祖(チョンジョ)。
〜 回想シーン 〜
今は亡き、「英祖(ヨンジョ)」の声が響く。
英祖(ヨンジョ)
『では聖君とはなんだ?』
イサン
『民の心を知ろうとする王のことです。』
英祖(ヨンジョ)
『民の心とはなんだ?』
イサン
『食べ物に困らないことです。』
英祖(ヨンジョ)
『そのために王がなすべきことはなんだ?』
イサン
『税金を減らし、法を整えることです。』
『民を搾取する官吏を監視し…』
『過度な徴用を減らし、生業(なりわい)に専念させ…』
英祖(ヨンジョ)
『まるで違う。そんなことも知らずに、あんな大口をたたいたのか。』
〜 回想シーン ここまで 〜
厳しいなかにも愛情をもって、自分を育ててくれた祖父・英祖(ヨンジョ)とのやり取りを懐かしく思いだす正祖(チョンジョ)。
幼い頃からイサン=正祖(チョンジョ)をみてきたナム尚膳(サンソン)も
『今度ばかりは、世子さまもご苦労なさっているようです。』
と声をかける。
『しかし、あの子ならきっと答えを見つけるはずだ。』
正祖(チョンジョ)はこうして、我が子へ「聖君教育」を続けるのであった。
問題発生
市中を見まわる正祖(チョンジョ)一行。
予想外の人気(ひとけ)のなさに驚く。
数少ない商い中の店で、米と豆を買おうとした正祖(チョンジョ)は、店主の言葉に「市井の変化」に気づく。
『支払いは、銭ですか?現物ですか?』
『銭払いならお安くします。』
詳細を調べたナム尚膳(サンソン)からも報告を受ける。
『殿下、貨幣が流通せず、物価が下がる銭荒(チョンファン)のようです。』
※銭荒(チョンファン):現代の「デフレ」の状態
宮殿に戻った正祖(チョンジョ)は、チョン・ヤギョンから報告を受ける。
正祖(チョンジョ)
『新しい銅銭を鋳造する余力がないとは、どういう意味だ?』
チョン・ヤギョン
『銅銭の原料は、倭国から輸入するのですが、その価格が高騰しています。
さらに両班や一部の商人が貨幣を貯めこみ、事態を悪化させています。』
『加えて、高利貸しも横行し、民を二重に苦しめております。』
正祖(チョンジョ)
『急いで解決せねば。都の景気はまさにどん底だ。』
正祖(チョンジョ)は、官僚らを率いて策を練る。
報告によると、貨幣の不足は都だけでなく、地方にまで広がっているという。
銀の流通を増やす案も出されたが、一般の民には使うことのない貨幣。
そこで、パク・チェガが進言する。
『清の銅銭を取り寄せてはいかがでしょうか?』
清国では新しい貨幣を使い始めたことで、「旧銅銭が余っている」という。
また、「自前で銅銭を鋳造するより、古い銅銭を購入する方が費用も安くて済むこと」がわかる。
『ならば、そうしよう。』
こうして正祖(チョンジョ)の決定により、清国から古い銅銭を輸入することが決まった。
さて、この正祖の政策はうまくいくのでしょうか?
このまま最終回の続きを見ていきましょう!
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~成長したテスと亡きソンヨンへの想い編~
とうとう最終回を見てしまいました…
こんなにもいいドラマがあるわけですよ‼
やっぱ人って心なんだなって思います…#イサン pic.twitter.com/hUa5LXGTA0— たりーず (@marines_kuma52) June 17, 2017
パク・タルホとマクソン夫婦は、きかん坊の養子に手を焼いていた(笑)
そこで、タルホは甥のテスに教育係を頼む。
壮勇営(チャンヨンヨン)大将のパク・テス
かつて勉強が大の苦手だったテスも、今や壮勇営(チャンヨンヨン)大将!
※壮勇営(チャンヨンヨン):正祖(チョンジョ)の時代に創設された王の護衛(親衛部隊)
学問が苦手な子どもにため息をつきつつ、自分を辛抱強く育ててくれたホン・グギョンを懐かしむ。
『私は学問に向かないようです。何度覚えてもすぐに忘れてしまいます。』
弱音を吐くその子に、テスはこう答える。
『大丈夫。お前はできる。私はお前よりひどかった(笑)』
勉強が大の苦手だったというテスが、「どうして壮勇営(チャンヨンヨン)大将にまでなったのか」尋ねる男の子。
『私には、生涯仕えたい主君と、生涯守るべき女性がいた。だから今まで頑張ってくることができた。』
↑
このテスのセリフには泣けます(´;ω;`)
場所は宮殿へと移り…
『壮勇(チャンヨン)!』
大将テスを筆頭に、総官ソ・ジャンボ、カン・ソッキの3人が率いる壮勇営(チャンヨンヨン)
居並ぶ武官のなかに、ペク・トンスの姿もある。
正祖(チョンジョ)は、彼らを頼もしげな目で見つめる。
『壮勇営(チャンヨンヨン)大将パク・テス、新しい訓練書を献上します。』
「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を正祖(チョンジョ)に手渡す。
『ただいまより、試技をお見せします。』
※試技を行うペク・トンス役のキム・ソンシルさんは、「イサン」「トンイ」の武術監督
※史実で「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を編纂したのが、ペク・トンス(白東脩)
執務室で、テスとペク・トンスにねぎらいの言葉をかける正祖(チョンジョ)。
『これまで各軍営でバラバラだった訓練の方式が、やっと1つにまとめられる。』
「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を見ながら
『そなたの貢献が大きかったとか。』
重ねてペク・トンスの労をねぎらう。
『ありがたきお言葉。思悼世子さまがおつくりになった「武芸新譜(ムイェシンボ)」にいくつか加筆しただけでございます。』
武芸書の完成と皆の努力をねぎらうため、宴の準備をさせたという正祖(チョンジョ)。
この頃から、正祖(チョンジョ)の頭痛や立ちくらみの様子がたびたび目撃されるようになる。
周囲の気遣いに「大したことではない」と答えるのだが…
ねぎらいの宴は、「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」の完成に尽力した「図画署(トファソ)の皆」も招かれていた。
署長タク・チスが、宴に顔を出していたかつての署員イ・チョンをからかう。
そこに訪れたのは、以前の署長パク・ヨンムンと副署長カン・ドゥチ。
(このように、最終回は主な登場人物があちらこちらで顔を出します)
ソンヨンのもとへ
※ソンヨンは、第74話で逝去
『宜嬪(ウィビン)さまの墓所に備える果物か?』
『宜嬪(ウィビン)さまは梨がお好きだった。心して準備を。』
水刺間(スラッカン)で、ヤン尚宮(チョビ)とキム尚宮が女官らに声をかける。
「供物の梨が傷んでいること」を見つけたキム尚宮。
ヤン尚宮(チョビ)は、驚いたように話しだす。
『尚宮さまは、水刺間(スラッカン)に向いているのかも。よくお気づきになりましたね。』
キム尚宮も答える。
『目配りがきくのよ。前世では、ここで働いていたみたい。
妙に親しみがわくの。そなたも女官の扱いがさまになっていたし。
もしやそなたも前世で?』
ヤン尚宮(チョビ)
『本当ですか?私も同じことを感じていました。』
最終回は、「韓ドラファン(特にイ・ビョンフン監督作品ファン)を喜ばせる場面」があちらこちらに(笑)
ここは、「チャングムの誓い」で共に”水刺間(スラッカン)の女官”を演じた「キム・ソイさんとイ・イプセさんならではの掛け合い」です。
録画なイサンなう〜チャングムネタが笑える!あっという間に最終回だあ pic.twitter.com/AkIQnoXsEc
— Yuko Kotani🎶LR浦和のゆうこりん (@yukotamin) October 10, 2013
同じころ
孝懿(ヒョイ)王后は、惠慶(ヘギョン)宮*のもとを訪れていた。
※惠慶(ヘギョン)宮:「息子イサンが王位をついだこと」から、「惠嬪(ヘビン)」ではなく、「惠慶(ヘギョン)宮」と呼ばれるようになっていた
『祭祀(さいし)の準備はできましたか?』
『はい、明日、孝昌園(ヒョチャンウォン)で行われるそうです。』
「亡き宜嬪(ウィビン)ソン氏=ソンヨンの祭祀」を気遣う、ふたり。
激務が続き、しかも、持病が悪化した様子の正祖(チョンジョ)を心配する。
それでも正祖(チョンジョ)は、ソンヨンの墓参りを欠かすことはなかった。
テスとふたりで、散策する。
『テス、ソンヨンに何を話した?なかなか墓前から離れられなかったようだが。』
『王様のお身体を守ってほしいと頼みました。健康を顧みず、ご政務に没頭されておられるので、休むように言ってほしいと。』
『そうか。今夜は夢の中でソンヨンに小言をいわれそうだ。』
そう言って笑う正祖(チョンジョ)
(せめて夢の中でも、ソンヨンに会いたいのでしょうね)
丘の上から街を見下ろし、テスに語りかける正祖(チョンジョ)
〜 ここはセリフと共にご紹介します 〜
正祖(チョンジョ)
난 저들에게 좋은 임금이 되고 싶다, 대수야.
『私は、民にとって、良い王でありたいのだ、テス。』
이 땅에서 땀을 흘리며 열심히 살아 내는 저들이 걱정도 근심도 없이 좋은 것을 누리며 그렇게 살게 해 주고 싶어.
『ひたいに汗水流して生き抜いていく彼らが、こころ安らかに、楽しい日々を過ごせるよう力を尽くしたいのだ。』
テス
전하, 전하께선 이미 그런 임금이시옵니다.
『王様、その願いはもうすでに叶えられております。』
이제껏 이 나라에 이보다 더한 태평성대는 없었사옵니다.
『こんな太平の世は、かつてなかったでしょう。』
正祖(チョンジョ)
아니. 아직 멀었다, 대수야.
『いや、満足するのはまだ早いのだ、テス。』
내겐 아직도 하고 싶은 일이, 해야 할 일이 너무도 많이 남아 있어.
『私には、やり残したことも、やるべきことも、まだたくさん残っている。』
韓国語部分:韓国ドラマ「イ・サン」公式学習ムック 名シーン名セリフ100 下巻 NHK出版 より
「現代の指導者(政治家や首相、大統領など)が皆、正祖(チョンジョ)のような気持ちであってほしい…」そんな思いが込められているセリフのように感じます。
そんな「世界のリーダーのお手本とも言える正祖」に、ここから様々な試練が襲い掛かります!
現代でも起こりうるような問題に、正祖はどう対処するのでしょうか?
このまま続きを見ていきましょう!
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~偽造硬貨と王様の異変編~
完走~‼️
77話長かった分、寂しい😢イソジンssiの名君ぶり、素敵でした✨
ハンジミンちゃん、最後まで可愛すかった😊史劇にしては、そこまで悪役もいなかったし、拷問シーンもさほどなくて、あったかい気持ちで観られる作品でした☺️
王様付きの尚宮(写真↓)の優しい表情が好きでした💛 pic.twitter.com/PqiV9suxae
— mimi(みみ) (@mfcnyj) February 28, 2021
ソンヨンの墓参りの帰り、「街中の只事ならない雰囲気」に気づく正祖(チョンジョ)!
「興仁之門(フンインジムン)=東大門」の前で、騒ぎが起きていたのでした。
一難去ってまた一難
テスの報告によると、商人たちが押し寄せて、「清銭の使用に猛抗議している」とのこと。
宮殿に戻った正祖(チョンジョ)に、チョン・ヤギョンが「2種類の清銭」を見せる。
1つは、清から譲り受けた清銭。
もう1つは、市中に出回った「偽金」。
パッと見ただけでは、「真偽がわからないほどの精巧な偽金」に驚く。
このような大量の偽金が出回ったのは、清の銅銭が文様も単純で、かつ、原材料も手に入りやすいためだった。
そのことにより、商人たちが使用を拒んだのだ。
もともと「銭荒(チョンファン)対策」のために、急きょ清から輸入した銅銭。
これを商人たちが使わないため、事態はさらに悪化していた。
「偽金の取締り強化」を命じる正祖(チョンジョ)
ソ・ジャンボとカン・ソッキが兵を率いて、鋳造現場へ向かう。
鋳型や残りの偽金を押収する。
しかし、地方にまで広がった偽金問題の解決など、正祖(チョンジョ)が取り組む難題は次々に起きていた!
毎晩のように深夜まで、執務室で政務にあたる正祖(チョンジョ)
途中でこめかみを抑える様子に、たまりかねたナム尚膳(サンソン)が声をかける。
『殿下、今日はもうお休みください。4日間もまともに寝ておられません。』
※「常に命の危険にさらされていた正祖(チョンジョ)は、着替えずに深夜まで読書などをしていた」といわれている
『偽金が地方にまで広がっている。今夜中に状況を把握せねば。』
長年、そばで仕えてきたナム尚膳(サンソン)には、正祖(チョンジョ)が口にしなくとも、「体調がすぐれないこと」はわかっていた。
お付きの尚宮に、正祖(チョンジョ)が熱を出しているため、「御医(オイ)」を呼ぶように命じる。
偽金対策に関わっているチョン・ヤギョンが、取次を求めてやって来た。
しかし、ナム尚膳(サンソン)は、王の体調を気遣い、日を改めるよう促すのであった。
「銭荒(チョンファン)」、そして「偽金対策」を話し合う正祖(チョンジョ)と側近官僚たち。
偽金を押収したのちも、「清の銅銭に対する根強い不信感により、市場が開かれない」と報告を受ける。
正祖(チョンジョ)
『このままでは、都の経済が麻痺し、国の根幹が揺るぎかねない。』
チョン・ヤギョン
『今からでも、清の銅銭の流通を中断してはいかがでしょう。』
パク・チェガ
『今さら何を言い出すのだ。すでに莫大な資金を清の銅銭に費やしている。それに追加輸入分もまもなく到着するのだぞ。』
簡単には結論の出せない事態に、ついに正祖(チョンジョ)は自ら市場に赴く!
その目で見たのは、「支払いに使った銅銭が偽物だ」という店主と、「捕盗庁(ポドチョン)お墨付きの本物だ」という男の言い争う姿だった。
宮殿に戻り、倉庫に積まれた清の銅銭を見つめる正祖(チョンジョ)
彼の脳裏には、「ある民の語ったことば」が浮かんでいた。
『私たち庶民は不安なのです。汗水たらして稼いだお金が偽金だったら…皆、不安で夜も眠れません。』
『今すぐ御前会議を召集せよ。』
正祖(チョンジョ)は、重臣たちを前に“清の銅銭流通令撤回”を申しわたす!
『この決定をめぐる皆の心配はよく分かる。
(清の銅銭を)回収するとなると、朝廷は莫大な損失を被る。
銭荒(チョンファン)=デフレの打開も難しくなるであろう。』
『だが、私はこれが最善の策だと思う。
民の生計を脅かしてまで、信用できない通貨を使うことはできない。』
「朝廷側が清の銅銭を回収(信用証らしきものと交換)すること」になり、一様に安堵の表情を見せる民の姿に、パク・チェガが自らの対策案を謝罪する。
その言葉に、正祖(チョンジョ)はこう語る。
『そなたの過ちではない。偽造の考えに及ばなかった朝廷の過ちであり、私の過ちだ。』
『大切なのはこの先だ。知恵を絞って銭荒(チョンファン)の打開策を探さねば。
皆、覚悟しろ。打開策が見つかるまで、眠れないぞ。』
ここで描かれる正祖(チョンジョ)は、「組織(ここでは国)のトップが自ら決断し、その責務を負う」。
「多くの民(国民)が望むリーダーの姿」なのですね。
病をおして
貨幣不足、偽金などへの対策として、「自前の新しい貨幣づくり」を提案するチョン・ヤギョン。
銅に代わる強度を持ち、かつ手に入れやすい材料を探し出すことになる。
チョン・ヤギョンは、鋳物師(いもじ)たちの作業現場で「磁鉄鉱の使用」にヒントを得る。
正祖(チョンジョ)も、共に鋳銭所(ちゅうせんじょ)で一夜を明かす。
そして、「試作品」と「常平通宝(サンピョントンボ)」を比べるように命じる。
※常平通宝(サンピョントンボ):粛宗(スクチョン)の時代から使用されてきた貨幣
チョン・ヤギョンが常平通宝(サンピョントンボ)を取りに戻っている間に、「御医(オイ)の勧めにより、正祖(チョンジョ)を宮殿に戻らせるよう」、テスに命が伝えられる。
テス、そしてチョン・ヤギョンが、鋳銭所(ちゅうせんじょ)内に戻ると…意識を失い倒れた王の姿が!
高熱にうなされる正祖(チョンジョ)!
宮殿では、懸命の治療が始まる!
御医(オイ)によると「このまま意識が戻らない可能性もある」と告げられ、驚きを隠せない母・惠慶(ヘギョン)宮と中殿・孝懿(ヒョイ)王后。
『殿下の身体中に腫れ物がでております。それが膿んで高熱を出したため、気を失われたのです。』
『熊膿膏(ウンダムゴ)を処方していますが、高熱が続いており、回復については何とも申し上げられません。』
その後、”孝懿(ヒョイ)王后にのみ”告げる御医(オイ)。
『解熱のために、加減逍遥散(かげんしょうようさん)を処方しています。』
『以前から、殿下が使用を望まれておりましたが、解熱作用はあっても腫れ物には効果がないため、処方を反対しておりました。』
『加減逍遥散を処方しても3日以内に熱が下がらなければ、なすすべがありません。』
※「正祖(チョンジョ)が腫れ物に悩まされていた記録」があるそうです
(「本人が患部を診せず、詳しい診察を拒んだ」と伝えられている)
孝懿(ヒョイ)王后は、自身も不安を抱えながら、女官たちに「涙を見せるでない」「王様は必ず回復する」と申しつけ、気丈に振る舞うのだった。
テスは、ソンヨンの墓前で正祖(チョンジョ)の回復を祈り、涙を流す。
『もう少しお待ちください、宜嬪(ウィビン)さま。今はまだダメです。
王様をこんなふうに連れていかないでください。』
『王様には、まだやり残したことがおありです。
どうか宜嬪(ウィビン)さま、王様をお守りください。』
『お願いです。王様のお命を救ってください。』
母・惠慶(ヘギョン)宮は、仏に祈りを捧げる。
その頃…
正祖(チョンジョ)と敵対し続けてきた貞純(チョンスン)大妃(テビ)は、英祖(ヨンジョ)の肖像画に語りかけていた。
『王様=正祖(チョンジョ)の病をご存知ですか。』
『不思議なことに、目の敵にしてきた王様が病に倒れたというのに、嬉しくないのです。』
『あれほど、この世から消えてほしいと願っていたのに、気分がよくないのです。』
ついにきてしまった、王様の病!
はたして、正祖は助かるのでしょうか?
このまま「イサンの最終回の結末」まで、一気に紹介します!
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~王様の夢とエンディング編~
おはよう☀
イ・サン77話全て完走。
久しぶりに素晴らしいドラマ‼
実に面白かった‼
フォロワーさんに歴史背景も教えてもらい、ますます面白かったよ。
その後も調べて完全にイサンロス。
これに続く、いいドラマはあるかな。
ピノキオとエルくんのイソンを録画してるから観よう。
今週もよろしくね😀 pic.twitter.com/ftEBPIJeRL— ようちゃん (@kametanlove223) May 23, 2021
医官らによる懸命の治療が続けられるが、正祖(チョンジョ)の意識は戻らない。
根強い〇〇説
夜更けに、寝所へ入っていくひとりの女性。
足音を忍ばせ、正祖(チョンジョ)のそばへ「一歩、また一歩」と近づいていく。
枕元に薬湯を運び…
※この場面は、「正祖(チョンジョ)の死にまつわる貞純(チョンスン)大妃(テビ)の話」を知っている人には「!!」と思わせるカメラワーク!
※「イサン」の史実について、詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓
イサンは実話?歴史上の事実(史実)を詳しく紹介!王様と王族たちの波乱すぎる人生や朝鮮王朝の厳しい掟!実はあの名シーンはその時代にはご法度だった!?
その女性は…「亡きソンヨン」であった!
ソンヨンは、涙ながらに正祖(チョンジョ)に呼びかける。
『殿下、随分おやつれになりましたね。なぜ、お身体を大切になさらないのですか。』
『大丈夫です。殿下は、病などに負けはしません。』
『ですから、もう少し、もう少しだけ、お力をふりしぼってください。』
彼女の涙が、熱でうなされる正祖(チョンジョ)の頬へ落ちる。
うっすらと目を開ける正祖(チョンジョ)が見たのは、愛するソンヨンの姿。
『ソンヨン…』
懸命に動かそうとする手をソンヨンがそっと握る。
『そなたなのか。そこにいるのは。本当にソンヨンなのか。』
『はい、殿下。私でございます。』
『私はここにおります。元気を出してくださいませ。』
『殿下はお強い方です。必ず病に打ち勝てるはずです。』
『まだ志半ばではありませんか。殿下には、やるべきことが残っているのです。』
『ソンヨン…』
正祖(チョンジョ)が夢うつつでソンヨンと会っているとき、孝懿(ヒョイ)王后が見舞いに訪れる。
『王様!』
『王様!』
寝所から響く医官らの声に、ハッとする孝懿(ヒョイ)王后とナム尚膳(サンソン)
急いで部屋に入ると、御医(オイ)より
『王様が目を開けられました。意識が戻ったのです。』
と告げられる。
夢か幻であったのか…ぼんやりとした正祖(チョンジョ)の手には、「ソンヨンの形見」が握られていた。
『まだ、その時ではないのか。そなたのもとに行くには早すぎたか、ソンヨン…』
ホッとしたのも束の間、テスはナム尚膳(サンソン)より意外な話を聞く。
テス『それはどういう意味ですか?王様は完全に回復したわけではないのですか?』
ナム『病状が深刻で、長くはもたないそうだ。意識が戻ったことの方が奇跡らしい。』
『だが私は、王様を信じている。意志のお強いお方だ。簡単に病魔に負けはしない。』
あまりにも残酷な事実に言葉を失うテス。
最後の願い
正祖(チョンジョ)は、気力をふりしぼって政務にあたる。
テスの訪(おとない)が告げられる。
正祖(チョンジョ)『よく来たな。』
テス『まだ無理をなさってはいけません、殿下。』
正祖(チョンジョ)『大丈夫だ。いつも言っているであろう。これしきでは倒れぬと。』
テス『どうか進言をお聞き入れください。
今は、お身体の回復が何よりも重要です。
ですから、どうかご政務のことは、お忘れください。』
正祖(チョンジョ)『私の病はもう治らないと聞いたのだな。』
『テスよ、だからこそ時間を少しもムダにできないのだ。』
幼い頃から心を通わせてきたテスにだけ語る、「正祖(チョンジョ)の本心」であった。
正祖(チョンジョ)
『王世子を頼んだぞ。まだ幼いゆえ、私の死後王位についたら、困難も多いだろう。』
『だから頼む。この世に残された王世子を、お前が私にしてくれたように、いつもそばにいて守ってやってくれ。』
テス『はい、王様。お約束いたします。王世子さまを全力でお守りいたします。』
テスの言葉に「ホッとした表情」を見せる正祖(チョンジョ)
正祖(チョンジョ)
『生涯、私の友でいてくれてありがとう、テス。』
『人生で、そなたのような一生の友をもった幸せは、何ものにも代えがたい。』
「最後の別れ」ともとれる正祖(チョンジョ)の言葉に、男泣きするテス。
正祖(チョンジョ)も、静かに涙を流す。
(静かなシーンだからこそ、まもなく訪れる別れの悲しみが胸に響きます)
承政院(スンジョンウォン)に寄せられた、上奏文を届けるナム尚膳(サンソン)
体調を気遣う彼を下がらせると、正祖(チョンジョ)は、ゆっくりとした動作で眼鏡をかける。
読み始めても、なかなか焦点が合わない。
ひとつひとつ、ゆっくりと花押をしたためていく。
書類を読むのに苦労する姿、おぼつかない手元、そして…正祖(チョンジョ)の姿を捉えるカメラが引いていくのは、「旅立ち」をイメージさせるのでしょう。
第23代国王・純祖(スンジョ)
ときは流れ・・・
パク・テスが向かうのは、「第23代国王・純祖(スンジョ)」のもと。
幼い王は、テスに笑顔を見せると、彼をお供に宮廷内を散策する。
純祖(スンジョ)『そなたは亡き父上の友だったそうだな。』
テス 『さようでございます、殿下。』
純祖(スンジョ)『初めて会ったのはいつのことだ?』
テス 『私が11歳の時でした。先代の王様が、王世孫(ワンセソン)様だった頃に時敏(シミン)堂でお会いしました。』
※時敏(シミン)堂:かつて世子が講義を受けていた場所
正祖(チョンジョ)の時代に火災で消失したようです
純祖(スンジョ)『今の私と同じ年頃だな。』
『父上もよくそのことを話しておられた。そなたは親友であり、心の支えだったと。』
亡き父であり、惜しまれながら亡くなった「先王・正祖(チョンジョ)」の言葉を思い出しながら、純祖(スンジョ)は続ける。
『私は怖いのだ。王でありながら、まだ何も知らない。
私は、父上の善政を引き継げるだろうか…』
「亡き友であり、生涯をかけて仕えた正祖(チョンジョ)」の言葉を思い出しながら、テスは幼い王に語りかける。
テス 『どうかご心配なく。殿下のおそばには、私がおります。
命をかけて殿下をお守りしますので、何も恐れることはありません。
国王として信念をもって、正しい政治を行ってください。』
力強く、頼もしいテスのことばに、笑顔でうなずく純祖(スンジョ)だった。
その後、テスは「正祖(チョンジョ)の墓前」を訪れる。
『王様、いかがお過ごしですか。そちらで宜嬪(ウィビン)さまとはお会いになられましたか?』
正祖(チョンジョ)の声が響く。
〜 回想シーン 〜
正祖(チョンジョ)『どうだ、テス。こうしてみると壮観ではないか。』
テス『はい、殿下。そのとおりでございます。』
正祖(チョンジョ)
『私は、民にとって、良い王でありたいのだ、テス。
この地で、汗を流しながら懸命に働いているあの者たちが、悩みも心配もなく、楽しみを享受しながら、そのように暮らしていけるようにしてやりたい。』
『彼らの流した汗に報いるような国にしたい。
収奪も搾取もない世の中にして、飢えや差別や抑圧から彼らを解放したい。
私の持てる力を尽くし、民が生きる喜びを実感できる、そんな国をつくりたいのだ。』
〜 回想ここまで 〜
テス
『ご存知ですか、王様。私は、あの瞬間を今も鮮明に覚えています。
壮大な希望を語る王様の眼差しは、陽の光のもとでも眩いばかりでした。』
『この国でいちばん美しい夢が輝いていました。その夢を叶えるのは、私たちです。
王様が愛した民が、その夢を受け継ぎました。』
『ですから、あの時の夢は決して終わってはいません。止まってもいません。
王様の夢は世の中を動かし続けています。』
『いつか、この国の民は、その夢を形にしてくれるでしょう。』
花吹雪が舞うなか、テスの心には「幼いころの自分たち・・・サン、ソンヨン、テスが無邪気に遊んでいる姿」が映しだされていた。
いつしか…サンは「世子姿のサン」へ、ソンヨンは「図画暑(トファソ)のソンヨン」へ…
まばゆい2人の笑顔で、全77話のストーリーはエンディングとなる。
<完>
若きイサンとソンヨンが手をつなぎ、宮殿へ向かう。
結局は世孫様と茶母ですね。『イ・サン』最終回。 pic.twitter.com/AGWLP4IrE4
— えつこ (@1246339) November 5, 2019
このときBGMとして流れるのが、ソンヨンのテーマ曲「約束(약속)」です。
次に、そんな「約束」の歌詞と意味、ドラマ「イサン」の音楽と制作陣のつながりについて、紹介したいと思います。
※同じくイサンを描いた「赤い袖先」の記事一覧も、ぜひあわせてどうぞ♪
イサンの主題歌・約束の詳細と、音楽と制作のつながりを紹介!
イ・サンの約束めっちゃいい歌。
ほんとこれだけでも泣く笑 pic.twitter.com/divuoPukR8— 아이리❁同伊・淑嬪崔氏・禧嬪張氏❁ (@kurikoairin0317) March 6, 2014
ドラマ「イサン」のOSTは、シングルリリース(公開)、アルバムを含めると「20曲弱」あります。
そのなかで最も耳馴染みのある曲が、オープニング曲イサン=李蒜の「蒜 (산)」
そしてソンヨンのテーマ曲「約束(약속)」ではないでしょうか。
「約束(약속)」について、少しご紹介します。
歌うのは、トロット歌手(日本の演歌に似たジャンル)チャン・ユンジョンさん。
歌い出しは
기억 하나요 가슴 아픈 사연을
내 님 오실 날을 저울질 하나요
한참 후에야 그 마음을 알았죠
내가 아닌 곳에 머물러 있다는 걸
覚えていますか 切ないあの出来事を
あなたがいらっしゃる日を 今日か明日かと待ち続け
やっとわかったのです
あなたの心は 私のそばにないことが
ソンヨンが、「自分だけがイサンを思い続けていた…」と思う、その切ない気持ちから始まる「約束(약속)」
そして続く
내게 올 순 없나요 사랑할 순 없었나요
もう会えませんか 愛してはいただけませんか
그대 헤일 수 없는 맘 나였던가요
あの深い想いは 幻だったのですか
“乙女の感性で歌う曲”というとおり、「ソンヨンの秘めたイサンへの想い」が、切々と歌われます。
余談ですが、
イ・ビョンフン監督作品「イサン」と「トンイ」は、前述の武術監督キム・ソンシルさんのほか、脚本家キム・イヨンさん、音楽監督イム・セヒョンさんなども、両作品に関わっています。
音楽監督イム・セヒョンさんとの縁もあり、チャン・ユンジョンさんは「トンイ」でも「애월랑 (愛别离)」を担当することになったそうです。
※イサンとトンイの関係については、制作陣も含め、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓
イサンとトンイの関係は?指輪や家系、共通のキャストなど、驚くべき深いつながりを詳しく紹介!知れば知るほど面白い!興味深い関わりが満載!
以上、エンディングシーンのBGMも含めて、最終回の詳細をお伝えしました。
「正祖(チョンジョ)=イサンやパク・テスの台詞」をとおして、「イ・ビョンフン監督が描きたかった世界、伝えたかったこと」を、少しでも感じていただければ幸いです。
次に、「ちょっとした裏話」も交えて感想を!
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~感想編~
CBC『イ・サン』77話長いお話も今日でお終い。。・゚・(ノД`)・゚・。テスは一番下の護衛官から大将軍に。王様は自分の体は後回し。ソンヨンからお小言くらいますよ。後10年長生きしてくれていたら。 pic.twitter.com/w7SZZG9cBL
— えつこ (@1246339) May 8, 2014
「史実に沿って描きながら、記録に残されていない部分は、想像力で視聴者も楽しめる作品」に仕上げる…
文字にするのは簡単ですが、初放送(「イサン」は2007年)から10年以上経てもなお、「面白い」、「ついつい見てしまう作品」というのは、決して多くないでしょう。
今回、セリフのひとつひとつまで、見ながら、聞きながら、最終回(77話)を見直したところ
- 韓ドラファンが喜ぶ演出
- 今の時代を意識したようなセリフ
- 通説を解釈した描き方
などのこだわりを感じました。
例えば
- 水刺間(スラッカン)での、ヤン尚宮(チョビ)とキム尚宮の会話
- 「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を謹呈するパク・テスとペク・トンスの2人
など。
正祖(チョンジョ)=李蒜(イサン)の成長を描くため、サンのそばに「架空の人物」を置くことにして誕生したのが、パク・テス。
そのテスのモデルは、正祖(チョンジョ)の時代に実在した「ペク・トンス」。
「架空の人物とそのモデルが2人並ぶ場面」というのは、なかなか見られないですよね。
※「イサン」の史実・実在の人物やモデルについて、詳しくはこちらもどうぞ↓↓
イサンは実話?歴史上の事実(史実)を詳しく紹介!王様と王族たちの波乱すぎる人生や朝鮮王朝の厳しい掟!実はあの名シーンはその時代にはご法度だった!?
そして
撮影のオフショットを見ていたため、“ドラマではどこまで放送していたのかなぁ?”と気になったのが、エンディングシーン。
「世子のサンと、図画暑(トファソ)のソンヨンが手をつないで宮殿へ向かう場面」です。
ドラマは、「階段を登ったところで、互いに笑顔で見つめあって…」完了。
実はあの場面
「カット」の声がかかると、イタズラ好きのイソジンさんが、ハンジミンさんを宮殿の中に押し込んで笑っていたんです。
別の出演者が、イソジンさんのことを“イタズラ好きな王様”と呼んでいましたが、感動のエンディングまでエクボ全開だったのですね。
※撮影中のイタズラを含め、イソジンさんについて詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓
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ドラマ「イサン」は、当初「全60話」の予定でスタート。(17話も延長!)
それが“視聴者も楽しめる作品”として、歴史ドラマのファン層より若い世代にも人気が出て、視聴率も上昇。
なかでも「ホン・グギョン語録が大人気だった」とか。
ストーリーの中ですでに亡くなっているため、最終回にホン・グギョンが登場することはありませんでしたが、テスのセリフで懐かしさを込めて語られたのも分かる気がします。
あなたの「イサン」一押しキャラは、どなたなのでしょう?
最後に、この「イサンの最終回(77話)に込められた深いこだわり」について紹介しつつ、この記事をまとめたいと思います!
イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~まとめ~
史実として、「正祖(チョンジョ)=李蒜(イサン)の死」が避けられない分、どのように最後を表現するのか?
また、通説として広く知られている「正祖(チョンジョ)の死と貞純(チョンスン)大妃(テビ)の関係」をどう扱うのか?
これらを、あまり重くならないように、かつ、矛盾なく描いているドラマ「イサン」
最後に、「ちびっ子サン(蒜)」が登場したり、亡くなったソンヨンの出番があるなど、視聴者の期待を裏切らない最終回だったように思います。
どのドラマでもそうですが、長編作品になればなるほど、「最終回は総まとめ」の要素が強くなります。キャスト総出演のようにも感じる「イサンの最終回(77話)」が、この記事で分かりやすくなれば幸いです。
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冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
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そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。
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