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麗~花萌ゆる8人の皇子たち~は実話?実在した皇子たちとその時代背景を徹底紹介!

まりこ
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麗 花萌ゆる8人の皇子たちは実話?実在した皇子たちと時代背景を徹底紹介!
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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。
詳しいプロフィールはこちら

出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/main

ドラマの冒頭に提示される

“このドラマは高麗建国時の太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)から第4代・光宗(クァンジョン)までの史実を背景に制作されたもの”

という字幕からも分かるように、ドラマ「麗」は、

高麗王朝の初代王・王建(ワン・ゴン)から第4代王・光宗(クァンジョン)までの時代

を描いた作品です。

 

今回は、実在した皇子たちと時代背景を中心に、”史実”に関してお届けします。

 

ここでは、以下の3つのパートに分けてご紹介します。

  1. 史実に基づいているもの 
  2. モデルがいると思われる人物 
  3. 他の高麗時代を舞台としたドラマと「麗」のつながり

 

麗の相関図とキャスト・年齢設定をオリジナルの図で詳しく解説!」と重なる部分もありますが、最後までお楽しみいただけると幸いです。

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麗~花萌ゆる8人の皇子たち~は実話?実在した皇子たちと時代背景を徹底紹介!〜史実編~


国の歴史として学んでいる韓国でも、放送当時「人物の関係などが分かりづらい」という声があったと言われるドラマ「麗」

 

私自身、歴史的背景や人物の業績などを知らずに観たため、“どこまでが史実でどこからが創作なのだろう?”と思うことが度々ありました。

その後、いくつかの歴史書を読んだり、時代の繋がる他の作品を観たことで、少しずつ整理できたように思います。

 

それでは、まず史実に基づいているものからお伝えします。

 

1:王位を継承する順

 

ドラマ「麗」に登場する高麗王はこの4人です。

  • 初代国王・太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)
  • 第2代王・恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)
  • 第3代王・定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)
  • 第4代王・光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)

 

それぞれの在位期間は、

  • 太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン):918年〜943年(25年)
  • 恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム):943年〜945年(2年)
  • 定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ):945年〜949年(4年)
  • 光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ):949年〜975年(26年)

つまり「麗」で描かれていたのは、おおよそ942年(恵宗が王位を継ぐ前)〜956年(光宗が奴婢按検法を実施した頃)が中心で、最長で〜970年(チェ・ジモンが光宗のもとを去る頃)となります。

 

出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/main

 

 

2:婚姻関係

太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)のお后として「麗」に登場するのは、神明順成(シンミョンスンソン)王后・劉(ユ)氏と神静(シンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏の2人。

 

神明順成(シンミョンスンソン)王后・劉(ユ)氏

太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)の第3王后

5男2女をもうける

<5男2女>

  • 王泰 (ワン・テ):夭逝
  • 王堯(ワン・ヨ)
  • 王昭(ワン・ソ)
  • 王貞(ワン・ジョン)=文元大王
  • 證通國師(生没年不明)
  • 樂浪公主
  • 興芳宮主 

 

神静(シンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏

太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)の第4王后

王旭(ワン・ウク)、太穆(テモク)王后の母

 

※太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)は、29人の妻との間に息子25人、娘9人がいた

出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/main

 

 

光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)のお后として「麗」に登場するのは、太穆(テモク)王后・皇甫(ファンボ)氏と慶和宮(キョンファグン)夫人・林(イム)氏。

 

太穆(テモク)王后・皇甫(ファンボ)氏

光宗(クァンジョン)の第1王后

光宗(クァンジョン)とは異母姉妹に当たる

2男3女の母

<2男3女>

  • 王伷(ワン・ジュ)=のちの景宗(キョンジョン)
  • 孝和太子(夭逝)
  • 王阿志(ワン・アジ)
  • 寶華宮(ボンファグン)夫人・王氏
  • 文德(ムンドク)王后・劉(ユ)氏

 

慶和宮(キョンファグン)夫人・林(イム)氏

光宗(クァンジョン)の第2王后

異母兄・恵宗(へジョン)の娘で、光宗(クァンジョン)の姪に当たる

 

※1 光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)は、2人の王后の他に金氏夫人がいたという説がある

※2 上記金氏をヘ・スのモデルとするには資料が乏しく、現時点では原作小説と同じく架空の人物と思われる

 

3:皇子たち

 

1:「王位を継承する順」でお伝えしたように

  • 第2代王・恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)
  • 第3代王・定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)
  • 第4代王・光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)

実在の人物です。

 

つまり「麗」の第1皇子ム、第3皇子ヨ、第4皇子ソは実在したと言えます。

 

恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)

太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)と、第2夫人である荘和(チャンファ)王后・呉(オ)氏の子どもとして、記録のある王武(ワン・ム)

 

荘和(チャンファ)王后・呉(オ)氏は、新羅に渡ってきた中国王族・呉膺(オ・チョム)の末裔と言われる。

 

母親の身分が低いため、皇太子になることが難しかったが、王建(ワン・ゴン)の意図を察した林述熙(パク・スリ)*の奏上により王位を継ぐことが可能となった。

*林述熙(パク・スリ):後述

 

王規(ワン・ギュ)により、たびたび暗殺されそうになる。

 

義和(ウィファ)王后・林(イム)氏との間に、興化(フンファ)君、慶和宮(キョンファグン)夫人、貞憲(チョンホン)公主をもうける。

 

定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)

太祖(テジョ)と神明順成(シンミョンスンソン)王后の子ども(前述)

 

即位する過程で、王式廉(ワン・シンニョム)*の味方を得て、恵宗(へジョン)の後見人でもあった林述熙(パク・スリ)、さらに王規(ワン・ギュ)を排除。

*王式廉(ワン・シンニョム):後述

 

第1夫人である文恭(ムンゴン)王后・朴(パク)氏との間には子どもはいない。

第2夫人は文恭(ムンゴン)王后の妹、文成(ムンソン)王后・朴(パク)氏。文成(ムンソン)王后との間に、慶春院(キョンチュンウォン)君と娘をもうける。

 

定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)は、2人の王后の他に金氏夫人がいたという説がある

 

光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)

太祖(テジョ)と神明順成(シンミョンスンソン)王后の子ども(詳細前述)

 

それでは、他の皇子たちはどうなのでしょう?

 

第8皇子ウク

太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)と、神静(シンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏の子どもとして、記録のある王旭(ワン・ウク)

死後、「戴宗(テジョン)」として追尊される。

 

異母姉妹の宣義(ソニ)王后・柳(リュ)氏との間に、王治(ワン・チ)=のちの成宗(ソンジョン)、敬章太子、死産(娘)、献哀(ホネ)王后・皇甫(ファンボ)氏、献貞(ホンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏をもうける。

 

生年不明、969年没と記録されています。

太祖(テジョ)の25人いた皇子の1人ですが、第8皇子なのかわかりません。

 

第13皇子ウク

太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)と第5夫人である神成(シンソン)王后・金氏の子どもとして、記録のある王郁(ワン・ウク)

死後、「安宗(アンジョン)」として追尊される。

 

神成(シンソン)王后・金氏は、新羅・敬順(キョンスン)王のいとこですので、「麗」でも描かれていたように王郁(ワン・ウク)は新羅系の人物といえます。

 

936〜943年の間に生まれたとみられ、996年没と記録されています。

太祖(テジョ)の25人いた皇子の1人ですが、第13皇子なのかわかりません。

※王旭(ワン・ウク)が戴宗(テジョン)、王郁(ワン・ウク)が安宗(アンジョン)として追尊された理由は後述

 

「麗」の中で、史実に基づく、あるいは史実を匂わす皇子として登場するのは、第1皇子ム、第3皇子ヨ、第4皇子ソ、第8皇子ウク、第13皇子ウクと考えられます。

 

残る3人……第9皇子王垣(ワン・ウォン)、第10皇子・王恩(ワン・ウン)、第14皇子・王貞(ワン・ジョン)については、次の項目で番組公式サイトの人物像と併せてみていくことにしましょう。

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麗~花萌ゆる8人の皇子たち~は実話?実在した皇子たちと時代背景を徹底紹介!〜モデル編~

ここで取り上げるのは、同じ名前の人物が存在する、もしくはモデルと思われる人物がいるというメンバーです。

1:皇子・皇女たち

第9皇子王垣(ワン・ウォン)

<公式サイトでの人物像(意訳・抜粋)>

「開国功臣」である庾黔弼(ユ・グムピル)の孫。

自ら皇帝になる資質があると考えている人物。

 

外見を飾るのに関心があり、贅沢。

彼の財産目当てで人が寄ってくるが、本心を打ち明け、信頼できるような者は誰もいない。

 

<史実>

太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)と、第9夫人である東陽院(トンヤンウォン)夫人・庾(ユ)氏の第2子。

兄、王義(ワン・ウィ)=孝穆太子がいる。

「東陽(トンヤン)君」、「孝隱(ヒョウン)太子」とも呼ばれる。

 

<史料の記述>

光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)により、反乱を企てる意図があるとして処刑される。

彼の幼い2人の息子、ワン・リン、ワン・ジョンは、民家に隠れて助かったと伝えられている。

 

第10皇子・王恩(ワン・ウン)

<公式サイトでの人物像(意訳・抜粋)>

開国功臣である王規(ワン・ギュ)の孫。

遊ぶのが大好きで、学問にも武芸にも関心のない、生涯「中二病」

 

<史実>

太祖(テジョ)と、第17夫人である小廣州院夫人・王氏との子ども

小廣州院夫人は王規(ワン・ギュ)の娘で、姉は太祖(テジョ)の第16夫人、妹は恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)の第2夫人

 

「廣州院(クァンジュウォン)君」と呼ばれる。

 

<その他>

廣州院(クァンジュウォン)君に関する史料は乏しく、生没年も不明。

王恩(ワン・ウン)の名も記録がなく、「麗」での創作と考えられる。

 

第14皇子・王貞(ワン・ジョン)

<公式サイトでの人物像(意訳・抜粋)>

王堯(ワン・ヨ)、王昭(ワン・ソ)と同じ母=神明順成(シンミョンスンソン)王后から生まれた。

兄たちと違うのは、幼い頃から愛されて育ち、愛を独占する末っ子ということ。

兄である第4皇子の王位継承に疑念を抱き、最後まで対立する

 

<史実>

太祖(テジョ)と神明順成(シンミョンスンソン)王后の子ども。

生没年不明。

死後、「文元(ムンウォン)大王」として追尊される。

 

資料によっては、太祖(テジョ)の第5皇子と記載したものもある。

王旭(ワン・ウク)より、年上の可能性も?!

 

異母姉妹である文惠(ムニェ)王后・柳(リュ)氏との間に、2人の息子と1人の娘=のちの「獻懿(ヒョヌイ)王后」をもうける。

獻懿(ヒョヌイ)王后が嫁いだのが、光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)の息子、「景宗(キョンジョン)」

 

ファンボ・ヨナ

 

<公式サイトでの人物像(意訳・抜粋)>

王の地位が望めないなら、婚姻により高麗の主人になろう

太祖(テジョ)と神静(シンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏の間に生まれた、太祖(テジョ)に最も愛された娘

 

<史実>

のちの大穆(テモク)王后・皇甫(ファンボ)氏=光宗(クァンジョン)の后

王旭(ワン・ウク)の姉または妹(生没年不明)

「第5代王・景宗(キョンジョン)」の母

 

<その他>

名字は「皇甫(ファンボ)氏」ではあるが、名前の記録はない。

ヨナは「麗」での創作と考えらえる。

 

ヘ・ミョン

 

<公式サイトでの人物像(意訳・抜粋)>

彼の元を去っても、私のいた場所が長く香るような女性でいたかった

危機に陥った皇甫(ファンボ)家の王旭(ワン・ウク)を支えるために、周囲の反対を押し切って結婚

 

<史実>

太祖(テジョ)と、第6夫人である貞德(チョンドク)王后・柳(リュ)氏の2番目の娘

王旭(ワン・ウク)の妻であり、彼の異母姉妹に当たる(生没年不明)

王治(ワン・チ)=のちの「成宗(ソンジョン)」、敬章太子、献哀(ホネ)王后・皇甫(ファンボ)氏、献貞(ホンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏の母

のちに「宣義(ソニ)王后」として追尊される

 

<その他>

名字が「柳(リュ)氏」であるため、へ・ミョン(ヘ氏)は「麗」での創作名と考えられる。

 

出典:https://programs.sbs.co.kr/drama/scarletheart/main

 

続いて、「麗」に登場する家臣・武将を簡単に紹介します

 

2:家臣たち

崔知夢(チェ・ジモン)

 

もともと「총진(チョンジン/聰進)」だったが、王建(ワン・ゴン)の夢解きをしたことで、「최지몽(チェ・ジモン/崔知夢)」の名を与えられる。

天文学、卜術に詳しい。

 

  • 18歳で王建(ワン・ゴン)に仕える
  • 王規(ワン・ギュ)による恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)暗殺を防ぐ
  • 970年、酒に酔って光宗(クァンジョン)=王昭(ワン・ソ)の前で失態を働き、宮廷を追放される
  • 景宗(キョンジョン)の代に復職、成宗(ソンジョン)まで仕える

 

生没年:907年〜987年

 

朴守卿(パク・スギョン)

平州(ピョンジュ)の豪族、パク・チユン(朴遅胤)の次男。

兄パク・スムン(朴守文)とともに、後高句麗時代から高麗時代まで文武にわたって王建(ワン・ゴン)を支える。

 

妹は、太祖(テジョ)=王建(ワン・ゴン)の第28夫人である月鏡院(ウォルギョンウォン)夫人・朴(パク)氏。

娘は、第29夫人である夢良(モンニャンウォン)夫人・朴(パク)氏。

 

3人の息子、承位(スンウィ)、承景(スンギョン)、承礼(スンネ)が讒言により罪を被ったことで憤死したと伝えられている。

 

生没年:?〜969年

 

「麗」で、初恋の第10皇子と結婚した娘スンドクは、ドラマ上の創作だと考えられます。

 

朴述熙(パク・スリ)

 

高麗建国前から、王建(ワン・ゴン)を支えてきた信任厚い人物

 

  • 王武(ワン・ム)が皇太子となれるよう、太祖(テジョ)王建(ワン・ゴン)の意図を汲んで奏上した
  • 太祖(テジョ)の遺言となる「訓要十条」を記した

といわれる

 

生没年:?〜945年

 

朴英規(パク・ヨンギュ)

後百済の元将軍

後百済王・甄萱(キョンフォン)の娘婿

 

甄萱(キョンフォン)の娘と、朴英規(パク・ヨンギュ)の間に生まれた娘(長女)が、王建(ワン・ゴン)の第18夫人である「東山院(トンサヌォン)夫人・朴(パク)氏」

 

下の娘2人は、第3代王・定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)に嫁いだ「文恭王后・朴氏」と「文成王后・朴氏」

 

生没年:不明

 

王式廉(ワン・シンニョム)

王平達(ワン・ピョンダル)の息子で、王建(ワン・ゴン)の従兄弟

「西京(ソギョン)」=現在の平壌 総官として、建国後の不安定な時期に復興と国の安定をはかる

 

第3代王・定宗(チョンジョン)=王堯(ワン・ヨ)を支持

たびたび恵宗(へジョン)=王武(ワン・ム)の暗殺をはかったとされる王規(ワン・ギュ)が、謀反を起こそうとしている*として、定宗(チョンジョン)とともに王規(ワン・ギュ)排除を実行する

 

生没年:?〜949年

 

「麗」でワン・ギュ(セリフ上登場)が討たれ、定宗(チョンジョン)が「第10皇子ワン・ウン(=ワン・ギュの孫)家族殺害」を命じるのはこの謀反のため

 

3:追尊など

王旭(ワン・ウク)が「戴宗(テジョン)」として追尊された理由

 

自身の王位争いでは、王昭(ワン・ソ)に敗れたことになる王旭(ワン・ウク)

「後継者」という視点でみると、このようなことが分かります。

<光宗(クァンジョン)以降の高麗王>

  • 第4代・光宗(クァンジョン)
  • 第5代・景宗(キョンジョン):光宗(クァンジョン)と大穆(テモク)王后の息子
  • 第6代・成宗(ソンジョン):王旭(ワン・ウク)と宣義(ソニ)王后の息子
  • 第7代・穆宗(モクチョン):景宗(キョンジョン)と王旭(ワン・ウク)の娘の息子
  • 第8代・顕宗(ヒョンジョン):王郁(ワン・ウク)と王旭(ワン・ウク)の娘の息子

息子が第6代王になり、孫が第7代・8代と続けて王になるわけです。

 

子どもたちが幼い頃に亡くなった王旭(ワン・ウク)夫妻。

息子である「成宗(ソンジョン)」によって、王旭(ワン・ウク)は「戴宗(テジョン)」として、柳(リュ)氏は「宣義(ソニ)王后」として追尊されました。

 

王郁(ワン・ウク)が安宗(アンジョン)として追尊された理由

 

上記、王旭(ワン・ウク)の追尊で触れましたが、第8代王・顕宗(ヒョンジョン)は「王郁(ワン・ウク)と王旭(ワン・ウク)の娘=献貞(ホンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏の間に生まれた子ども」です。

 

両親ともに王族ではあるものの、正式な婚姻関係ではなかったため王郁(ワン・ウク)は流刑に(献貞王后は出産後逝去)

 

2人の子ども「王詢(ワンスン)」は、伯父にあたる「成宗(ソンジョン)」に引き取られました。

その後、「穆宗(モクチョン)」の時代に担がれて”王位”に就きます。

 

紆余曲折ありましたが。

国王となった「顕宗(ヒョンジョン)」によって、王郁(ワン・ウク)は死後、「安宗(アンジョン)」として追尊されたのです。

 

「麗」の最終回、ウク(ペガ)がウク(旭)の屋敷で“ウヒを思い起こさせる女の子”に出会いましたね。

まるで後々の縁を連想させる場面のようにも思えます。

 

次のコーナーでは、「もう少し違う視点や歴史的な面も知りたい!」という方におすすめ!

「麗」の時代背景の理解を助ける作品をいくつか紹介します

「麗」の記事一覧! もぜひあわせてどうぞ♪

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麗~花萌ゆる8人の皇子たち~は実話?実在した皇子たちと時代背景!~他のドラマとの比較編~

私がお勧めするのはこちらの4作品

改めて見直すと、「あの役を演じていたのはこの人だったの?!」と驚くことも!

 

1)高麗時代を舞台としたドラマ

後三国時代から高麗建国まで「太祖王建(テジョワンゴン)」


王建(ワン・ゴン)の生涯と、戦乱の後三国時代から統一国家「高麗」建国の過程が分かります。

 

「麗」では詳しく描かれない、王建(ワン・ゴン)と建国功臣や第1〜3夫人との繋がりの理解も助けてくれる作品です。

 

 

2)「麗」とほぼ同時代のドラマ

1:輝くか狂うか


史実よりフィクション部分の多い作品

 

  • 王昭(ワン・ソ):チャン・ヒョクさん
  • 王旭(ワン・ウク):イム・ジェフンさん
  • のちの大穆(テモク)王后:イ・ハニさん

が演じるほか

 

王建(ワン・ゴン)、定宗(チョンジョン)、王式廉(ワン・シンニョム)、朴守卿(パク・スギョン)らと共に、「麗」には登場しない皇子たちも出演します。

 

2:光宗大王(クァンジョンテワン)


名優たちの重厚な演技が光る“ザ・歴史ドラマ”

 

  • 王昭(ワン・ソ):キム・サンジュンさん
  • 王堯(ワン・ヨ):チェ・ジェソンさん
  • 王武(ワン・ム):ノ・ヨングクさん

という落ち着いた配役。

 

派手さはありませんが、「麗」ではあまり描かれなかった政治的・歴史的な出来事を追っていくのにおすすめです。

 

3)「麗」の次の時代のドラマ

千秋太后(チョンチュテフ)

出典:https://www.hancinema.net/korean_drama_The_Iron_Empress.php

光宗(クァンジョン)以降、第8代・顕宗(ヒョンジョン)までの流れがわかる作品

 

王郁(ワン・ウク)と王旭(ワン・ウク)の娘=のちの「献貞(ホンジョン)王后・皇甫(ファンボ)氏との縁」についても描かれています。

 

  • 景宗(キョンジョン):チェ・チョロさん
  • 成宗(ソンジョン):キム・ミョンスさん
  • 穆宗(モクチョン):イ・インさん
  • 顕宗(ヒョンジョン):キム・ジフンさん

 

のちの

  • 献哀(ホネ)王后=千秋太后:チェ・シラさん
  • 献貞(ホンジョン)王后:シネさん

という顔ぶれのほか

 

子役時代に

などが登場します。

 

最後に「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」に登場する実在した人物についてまとめ、うれしい情報?を紹介したいと思います!

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麗~花萌ゆる8人の皇子たち~は実話?実在した皇子たちと時代背景を徹底紹介!~まとめ~

「麗」に登場した8人の皇子たち。

王位を継いだ、第1皇子ム、第3皇子ヨ、第4皇子ソは実在した人物です。

 

また、2人の王旭(ワン・ウク)、王郁(ワン・ウク)も“第○皇子”という順番は別にして、実在した人物です。

 

そのほかの王垣(ワン・ウォン)、王恩(ワン・ウン)、王貞(ワン・ジョン)の3人も、ドラマ内の設定などからモデルとされる人物は、実在した皇子だったといえるのではないでしょうか。

 

王后たちや家臣たちも、実在した人物そのまま、あるいはモデルをもとに創作された人物が登場していたようです。

 

皇子の順番や、キャラクターは史実に基づいたというより、原作小説「歩歩驚心」をベースにしているように感じます。

※原作との比較については、以下の記事にて詳しく解説しています↓↓

麗の原作(中国版小説)をネタバレ!清王朝での後継者争いと女性たちの憎悪と嫉妬!韓ドラ版での名場面とも比較しながら徹底紹介!

 

また、光宗(クァンジョン)に関して“聡明で容姿も優れていた”という資料もありましたので、「8人の皇子たちが「麗」のように見目麗しかったのでは?」という、うれしい期待も紹介して、この記事を終わりたいと思います。

 

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