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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話)をネタバレ!”その後の展開”も徹底考察!最後はハッピーエンド?

まりこ
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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話)をネタバレ!”その後の展開”も徹底考察!
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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
詳しいプロフィールはこちら

出典:https://www.imdb.com/title/tt5575678/mediaviewer/rm3610383616
ドラマ「雲が描いた月明かり」の放送が終わったときに “クルミロス” という言葉をよく目にしました。

※「クルミ」は、ドラマのオリジナルタイトル『구르미 그린 달빛 / クルミ クリン タルビッ』から来たもので、日本語では『雲が』に相当します

 

確かに、端正な孝明(ヒョミョン)世子(パクボゴムさん)」「ヨンオンカップル(パク・ボゴムさん&キム・ユジョンさん)」のラブラブぶり、それぞれのカッコ良さが光ったユンソン(ジニョンさん)」ビョンヨン(クァク・ドンヨンさん)」など、夢中になる要素満載でしたよね。

 

その一方で、ツッコミどころも満載と言われた最終回。

今回は、その最終回をあらすじ・ネタバレとともに、”若干のツッコミ”も入れながらお伝えしたいと思います。

また、最終回のその後も徹底考察しているのでお楽しみに!

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話=26話)のあらすじをネタバレ!~その①~

そもそも、韓国ドラマの最終回にはこのような特徴があるように感じます。

①駆け足で話が進んでいく

  1. これまでの伏線を全て明らかにするので、話の展開が早く、しかもあっさり描かれたりする
  2. 主要な登場人物のエンディングを描こうとして、話があちこち飛ぶ

 

②内容盛りだくさん

①とも重なるのですが、とにかく“最終回で全部説明します”的なことが多い

  1. 和解や許しの場面
  2. (主にライバルや敵役の)旅立ちや反省(急に善人になる!)
  3. 周囲の人物、総出演

 

「雲が描いた月明かり」もご多分にもれず(笑)、1と2の要素がかなりあるようです。

そこで、「最終回をいくつかのパート」に分けて、ネタバレ解説していきます。

※主要キャストの情報や相関図はこちら(雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!史実との比較や特別出演のメンバーも紹介!)

 

「え?」その1

夜更けに音もなく開く扉。

そこには黒ずくめの姿で立つビョンヨン。

 

扉をそっと閉め、

壁にもたれかかり眠っているラオンの背中に語りかけます。

「少し長い旅になるかもしれない。」

「でも約束する。お前と世子さまのそばに必ず戻ってくる。」

(え? ビョンヨンどこに行くの?こんなお別れ?)

 

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떠나는 병연이. 떠병

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一方のラオンは、ビョンヨンの存在など気づくこともなく、夢をみていました。

それは、世子ヨンが(ラオンとお揃いで身に付けていた)ブレスレットをナイフで断ち切ったときのこと。

あたりに飛び散り、バラバラになる青い石たち・・・

 

その頃、宮殿では世子ヨンが誰かに仕組まれた毒薬を口にして倒れたのでした。

 

予知夢のような夢から醒めたラオン。

 

悲しい場面だったにもかかわらず、こう呟きます。

「世子さまと別れた日の夢をみました。幸せな夢です。」

「そうしてでも、世子さまにお会いできるのですから。」

そのとき、激しく門を叩く音がします。

 

やって来たのは、チョン・ドッコ。

驚いた様子で彼を出迎えた茶山先生(チョン・ヤギョン)

 

チ「茶山先生、今すぐ宮殿にお越しください。」

茶「宮殿に?詳しく話してみよ。」

 

チ「毒殺未遂が起きたのです。」

チョン・ドッコの言葉に、ラオンが飛び出して来ます。

(あれ?チョン・ドッコは、ラオンが茶山先生の家に匿われていることは知っていたんだっけ?)

茶「何だと?」

チ「世子さまがご危篤なのです。」

その場に崩れ落ちるラオン。

 

東宮殿にて

急いで治療の準備をして、宮殿についた茶山先生(チョン・ヤギョン)

その後ろには、医女姿のラオンがいます。

(え?ラオンが宮殿に戻って大丈夫?…じゃないよね)

 

案の定、宮殿の護衛にあたる(おそらく)内禁衛(ネグミ)の者に呼び止められるふたり。

「王様に呼ばれてきたチョン・ヤギョンという者です。」

号牌(ホペ)と呼ばれる身分証を見せる茶山先生(チョン・ヤギョン)。

 

続いてラオンに向かって声をかける護衛。

「顔を見せろ」

うろたえるラオンと困った表情の茶山先生です。

 

「恵民署(ヘミンソ)から連れてきた医女です。」

茶山先生のことなので、ラオンを見咎められることは想定内だったようです。

 

世子ヨンの毒殺未遂があったばかりなので、(彼らはどこまで事情を知っているのかわかりませんが)怪しい人物の出入りにはかなり神経を使っていたはず。

護衛は、納得しきれず、躊躇した様子だったのですが、タイミング良くチャン内官が駆けつけてきます。

「茶山先生、何をしているのですか。」

「早く、早く!」

無事、東宮殿(世子の居所)についた茶山先生(チョン・ヤギョン)とラオン。

 

茶山先生は、荷もほどかず、ヨンの元へ駆け寄ります。

そして意識のないヨンの脈をとり、容体を確かめ、薬の調合へ。

※史実でも倒れた孝明世子=ヨンのモデルを診たのが、チョン・ヤギョンだといわれています

 

その間、見守るしかできないラオンは、そっとヨンの手をとります。

「世子さま、私です。ラオンです。」

「ご無事なのですか?」

心の中でつぶやくラオン。

いまだ意識の戻らないヨンの姿に、思わず涙があふれてきます。

 

茶山先生が調合した薬を飲ませ、ラオンはヨンの看護を続けます。

 

朦朧(もうろう)とした意識のなかで、うっすらと目を開けるヨン。

ラオンの姿がおぼろげに映ります。

 

「世子さま…」

 

ラオンのつぶやきに、ヨンの意識が戻ったことを知る茶山先生。

安堵の表情を浮かべます。

 

と、そこへ

「嬪宮媽媽(ビングンママ)がお越しです」

ハヨンがヨンの様子を見にやってきます。

*前回のストーリーで、ハヨンが運んできた薬湯を口にしたヨンが倒れたのですから・・・ハヨンが直前に指輪の変色で気づいて声をかけたものの、間に合わなかったのです

 

急いで治療に使った道具などを下げ、ハヨンに黙礼して退出するラオン。

ハヨンもどこか医女の姿が気になるようですが、それよりも、今は世子の容体が心配。

「世子さまのお具合は?」

治療にあたった茶山先生(チョン・ヤギョン)に尋ねます。

「今、目を覚まされました。」

ホッとする世子嬪ハヨン。

ヨンの傍で声をかけます。

「世子さま、ハヨンでございます。」

ふたたび目を開けたヨン。

そこには心配そうにのぞき込むハヨンの姿が。

「私が見えますか?」

その声を耳にしたラオンは、悲しげな表情で静かに部屋の戸を閉めるのです。

(視聴者は、ヨンがラオンを覚えているのか?最初に目を開けたときも、ラオンをハヨンだと勘違いしたのではないか?・・・とハラハラ)

 

母か?般若か? その1

中宮殿でひとり考えを巡らせる中殿キム氏。

思い出すのは、あの日のあの場面。

 

世子嬪ハヨンと女官が、偶然、目の前に連れてきた我が子。

「ご覧ください。本当に愛くるしいではありませんか。」

母として抱きしめることもなく、処分を命じた女の子。

中殿キム氏は、爪に力を入れ、何度も何度も…自問を続けているようにも見えます。

 

 

お付きの女官がやってきて、驚くことを伝えます。

「中殿さま(媽媽)、世子さまが毒の入った薬湯を飲み、お倒れになったそうでございます。」

本当に驚く中殿キム氏。

(ということは、毒薬は彼女の仕業ではなさそう

 

が、その後かすかに笑みを浮かべます。

 

赤ちゃんにとっては実の母。

ヨンにとっても、国母として母である中殿キム氏。

*この中殿キム氏、物語の最初の方でも、内官になったばかりのラオンの頬を引っ叩いていましたね。

*ネットで、中殿キム氏を “般若” と呼んでいるコメントを見たことがあるのですが、「まさに!」という感があります。

 

 世子の考え その1

ふたたび東宮殿。

はっきり意識を取り戻したヨンは、茶山先生(チョン・ヤギョン)から報告を受けています。

茶「薬には何の異常もございませんでした。」

「そのため気味(=毒味)をした尚宮にも、銀の匙にも、何の異変もなかったのでございます。」

 

ヨ「では、どうなっているのだ。」

茶「毒は器に付いていたのです。」

「ですので嬪宮媽媽(ビングンママ)の銀の指輪が変色したのでございます。」

ヨンはうなずきながら、何か思い浮かべたような表情を見せます。

茶「危ない状態を免れることができて、幸いでございます。」

「口にした毒の量が少なかったうえ、世子さまがご健康であられるので、問題はないでしょう。」

ヨ「ここまで駆けつけてくださった先生のおかげです。」

チョン・ヤギョンに治療のお礼を述べたのに続いて、ヨンはこのようなことを話します。

ヨ「当分のあいだ、私の意識が戻ったことを秘密にしておいてください。」

ヨンのことばに怪訝な表情を浮かべる茶山先生(チョン・ヤギョン)

ヨ「死んだと思っていた者が生きて返ってくれば、皆、どれだけ喜ぶか分かりません。」

茶「はい、仰せのとおりにいたします。」

ヨンには何か考えがあるようです。

歴史上も、孝明(ヒョミョン)世子は聡明だったといわれています。

 

 それぞれの思惑

中殿キム氏とその家門キム一族に取り入るソン内官。

今日は、領議政キム・ホンに宮殿内で広がる噂話を伝えます。

ソ「皆、口をつぐんでいますが、世子さまの容態が日に日に悪くなっているという噂が広がっております。」

 

キ「では、東宮殿への立ち入りは、まだできないのか?」

 

ソ「はい、医者ですら自由に入ることはできません。」

「これでは、大君さまが一歳になる前に世子の座が空くのでは・・・」

不謹慎なソン内官のことばを、“一応” さえぎり、たしなめるキム・ホン。

ひょっとしたら、キム家の血筋から次の王が誕生するかもしれない・・・そんなところでしょうか。)

 

その頃、世子嬪ハヨンは自室で、先日すれ違った医女のことを思い出していました。

「もしかして・・・」

「きっと違うわ・・・」

打ち消しながらも疑念は消えず。

こらえきれず、ついに立ち上がります。

 

静かにヨンのもとを訪れたハヨンは、ヨンを甲斐甲斐しく看病する医女の姿を目にします。

そして、部屋を後にしようとした医女の手をつかむヨンの姿も。

 

驚くラオン。

ヨンは目を開け、手を伸ばすと医女の顔の覆い(マスク)を外し・・・

 

安堵の笑みを浮かべながら

「見間違えじゃなかったのだな。」

ヨンがラオンに話しかけます。

「世子さまがご危篤だとお聞きして・・・」

ラオンの手をさらに引き寄せるヨン。

「目を開けて、お前じゃなかったらと、どれだけ心配したのか分かるか?」

「引き止めたのが、お前じゃなかったらと、ずっとためらっていたのだ。」

見つめ合うふたり。

 

ラオンはヨンに伝えます。

「世子さま、おじいさん(=チョン・ヤギョン)と約束をしたんです。」

「世子さまにも気づかれないように気をつけながら、数日間だけここにいると。」

「なので…もう少しの間だけ、気づかないフリをしていてくださいませ。」

その言葉を聞きながら、ラオンの腕に触れるヨン。

何かに気づいたのか、そっとラオンの袖をあげ、手首のあたりを確かめます。

 

ラオンの腕には、自分が切ったあのブレスレットが!

思わず笑みを浮かべるヨン。

 

ヨンに気づかれ、恥ずかしげに腕を引っ込めようとするラオン。

そんなラオンをさらに引き寄せるヨン。

「ずっと、ずっと気づかぬフリをしてやるから、そばにいるのだ。」

「私がすっかり元気になるまで。」

無言で手を握りあうふたり。

愛おしげにラオンの頬に手を伸ばすヨン。

 

その姿を涙目で見つめるハヨン。

黙って扉を閉めます。

(え?ヨンの部屋近くに誰も控えていないの?世子嬪の訪問を誰も気づかないの?お付きの女官は?)

 

世子の考え その2

回復したヨンのもとへ、淑儀(スギ)パク氏がヨンウン翁主とともに見舞いに訪れます。

ス「王命で警戒が厳しくなり、すぐに参ることができませんでした。」

もっと早い時期に見舞えなかったことを詫びる淑儀(スギ)パク氏。

ヨ「心配をかけてしまい、申し訳ない。」

母親のように慕う淑儀(スギ)パク氏を気遣うヨン。

 

ヨンは、ここで昔の話を持ち出します。

「母上が亡くなった日のことを覚えていますか?」

その言葉に、表情を曇らせるヨンウン翁主。

淑儀(スギ)パク氏は、もちろん覚えていました。

 

ヨンが言葉を続けます。

「ある日、(母上は)薬を飲んで喀血されたのですが、薬には何の問題もありませんでした。」

淑儀(スギ)パク氏も、悲しい出来事を語りはじめます。

「中宮殿の内人たちが理由もなく、何人も謎の死を遂げたと宮中で噂になっておりました。」

その言葉を受けたヨンが

「しかし、結局、何事もなかったかのように真相は解明されないまま、闇に葬られてしまいました。」

ヨンを見つめ、何か言いたげな表情のヨンウン翁主。

 

そして、淑儀(スギ)パク氏は

「なぜ、今になって、そのような胸の痛む話をなさるのですか?」

ヨンの真意がわからずに戸惑っているかのようです。

 

ヨンは、信頼する淑儀(スギ)パク氏に胸の内を明かします。

「二つの事件(母の死と自分の毒殺未遂)の状況が似ているのです。」

「私は、犯人もまた同じ人物だと思っています。」

 

「なので、今が、母上の死…その真実を暴く機会だということです。」

驚く淑儀(スギ)パク氏。

「それは、どういうことなのですか?」

ヨンは、これまで秘めていた考えを口にします。

「心証はあるのですが、物証がありません。」

*つまり、ヨンには犯行に関与した人物の心当たりがあるものの、証拠がない、というわけです

 

その言葉に、複雑な表情をみせるヨンウン翁主。

はたしてヨンの計画とは?

 

このまま、「雲が描いた月明かり」の最終回の続きを見ていきます。

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話=26話)のあらすじをネタバレ!~その②~

場面は中宮殿へ。

*最終回は、このように突然画面が切り替わることが多いので、ちょっと驚かれるかもしれませんね

 母か?般若か? その2

中殿キム氏は、ソン内官に赤ちゃんのことを尋ねます。

「赤子は見つけたか?」

ソン内官は、東宮殿のハン尚宮が赤ちゃんの世話をしていることなどを報告します。

「今すぐ連れて参れ。」

淡々と命じる王妃(中殿キム氏)の表情のなさがいっそう不気味です。

 

ソン内官が東宮殿から連れてきた赤ちゃんを、男に渡そうとする中殿キム氏。

「この前のようなことがまたあれば、その時はお前を殺す。」

*実は、女の子、つまり世子にはなれない子どもを産んだとき、中殿キム氏は実の子を “処分” するよう命じていたのです。

しかし、ユンソンに一部始終を目撃され、女の子はユンソンが出入りする妓楼で育てられていました。

 

ソン内官が胸に抱く赤ちゃんを男に渡そうとした、そのとき

「待つのだ。」

背後から止める声がしました。

 

振り返った中殿キム氏とソン内官が目にしたのは、龍袍(ヨンポ)姿のヨン。

(あれ?しばらく自分が回復したことは内緒にするのでは?)

 

一歩、また一歩と二人に近づいていきます。

「子どもを亡き者にしろと命令されたのですか?」

「下ろすのだ」

危篤だと聞かされていた世子ヨンの姿と厳しい表情に驚く二人。

戸惑い、顔を見合わせたまま、固まってしまいます。

「その子を下ろせと申した」

いつになく厳しい言葉と表情でさらに命じるヨン。

ソン内官が抱いていた赤ちゃんを下ろそうとします。

「世子、何の真似ですか?」

“母”である中殿キム氏が、ヨンの言動を叱責します。

※赤ん坊にとっては実の母、ヨンにとっては国母(クンモ)として名目上の母

 

王妃と世子の間で、どうして良いのかわからないソン内官。

「たとえ死ぬとしても、一度くらいは思う存分泣くべきではありませんか。この子も。」

 

「罪人ですら死を前にして、助けてくれ、悔しいと言うのに、この子は泣くことしかできないではありませんか。」

強気な素振りを見せていても、心が揺れ動く“母” 中殿キム氏。

母の前で泣きもせず、じっと母の顔を見つめる赤ちゃん。

「死ぬ前に、まともに泣かせてやってください。自分を捨てようとする母親の前で。」

涙を浮かべ、“母” 中殿キム氏に必死で思いを伝えるヨン。

「好きなようにしなさい、世子。」

「私とは何の関係もない子です。」

世子の思いも、我が子への情もすべて断ち切るかのような中殿キム氏。

動けずにいるソン内官から、我が子を奪おうとするかのように歩み寄ります。

「私が差し上げる最後の機会です。」

 

「王妃さま(媽媽)とまだ幼い赤子、その両方が助かる唯一の道。」

 

「(王妃さまが産んだのは)大君ではなく、その子が王妃さまの子であることを打ち明けるのです。」

中殿キム氏の揺れに揺れた心から発せられた言葉は・・・

「何の話か、私にはまったく理解できません。」

母ではなく、般若の道を選びます。

 

最後に我が子の顔を見ることもなく、通り過ぎる中殿キム氏。

と、その時・・・赤ちゃんが初めて母の前で泣き声をあげます。

まるで行かないで、とでも訴えているかのように。

 

その声を背中で断ち切り、振り返ることなく、重い足取りでその場をあとにする中殿キム氏でした。

 

ヨンウン翁主の失語症

ひとり思い悩むヨンウン翁主。

大好きなお兄さま(=世子ヨン)の「心証はあるが、物証がない」という言葉に、小さな胸を痛めていたのです。

(翁主とはいえ、誰もそばにいなくて良いのでしょうか?)

 

実は、ヨンウン翁主がしゃべることができなくなったのには、ある事件が関係していました。

思い出すのも辛い出来事。

それこそ、ヨンの亡き母・中殿ユン氏の毒殺事件の真相を解明する手がかりだったのです。

 

〜 ここからヨンウン翁主の回想シーン 〜

翁主がまだ小さい頃・・・

 

ヨンウン翁主はかくれんぼの途中、ある小部屋の戸棚の中に隠れていました。

そこへ慌てた様子で手紙を握り締め、女官(尚宮)が部屋に入ってきます。

〜 ここまで 〜

 

そこへ医女姿のラオンが通りかかります。

黙礼をして、通り過ぎようとしましたが、翁主の様子が気になり引き返します。

 

あたりの様子を伺いながら、ヨンウン翁主の隣に腰掛けるラオン。

顔の覆い(マスク)をずらし、自分がホン内官だと伝えます。

(え?医女が翁主と並んで座って良いの?)

(どう見ても、内禁衛(ネグミ)の兵の視界に入っていると思うのですが)

 

相手が大好きなホン内官だと分かり、ホッとするヨンウン翁主。

 

筆談で

「ホン内官、病気で苦しむ兄上のために医女になったのか?」

と尋ねます。

「はい、世子さまが回復なさるまで、ここにいます。」

「ところで、何かお悩みごとでも?」

ラオン(ホン内官)も尋ねます。

 

ヨンウン翁主は、ラオン(ホン内官)に自分の頼みをきいてくれないかと続けます。

 

ヨンウン翁主の頼みとは、

幼い頃にかくれんぼをした、あの部屋についてきてもらうこと。

 

ふたりで手をつなぎ、日ごろ人の出入りがほとんどないと思われる小部屋に到着します。

(手をつないで歩くのは危険、危険。目立ちすぎると思うのですが)

(というか、身分の違うふたりが手をつないで歩くこと自体、どうかと)

 

ふうっとため息ともつかぬ息をもらすヨンウン翁主。

それだけ、この場所は思い出すのも、訪れるのも恐ろしいところだったのです。

 

それでも勇気をふり絞り、ラオン(ホン内官)の手を話すと、ひとりで部屋を見てまわる翁主。

 

その様子を見たラオンが声をかけます。

「お嬢さま、何かお探しですか?」

うなずき、キョロキョロ何かを探してした翁主の表情が戸棚の前でこわばります。

 

〜 ここからヨンウン翁主の回想シーン つづき〜

戸棚の中に隠れていた翁主が目にしたのは、手紙を手に入ってきた女官(尚宮)

慌てながら、その手紙を床板の下に隠します。

 

そこへ現れたのが、手下を引き連れたキム・ホン。

「世子に何を渡そうとしていたのだ?」

女官(尚宮)に詰め寄るキム・ホン。

「伝わってはならないことでもあるのでしょうか。

私を殺して、真実を闇に葬れると思っているなら、好きにするがよい。」

女官(尚宮)は手紙のことなど一言も口にせぬまま、キム・ホンの手下によって無残に殺されてしまいます。

崩れ落ちる女官(尚宮)の向こうに立つ冷酷なキム・ホン。

〜 ここまで 〜

 

当時のことを思い出し、恐怖に震えるヨンウン翁主。

思わずその場に座り込んでしまいます。

 

泣きながら、胸を抑えつつ、ある方向を指差す翁主。

伝えたい思いと恐怖に胸を痛めながら

「あ、あそこに・・・」

 

事件を目撃して以来、初めて言葉を発するのです。

 

 

驚くラオン。

そして、ヨンウン翁主の指差す方向を探ると、床板の下から女官(尚宮)の隠した古い手紙を見つけ出します。

 

しかし、その様子を物陰から見ている男の姿がありました。

 

「え?」その2

男は、キム・ホンに手紙の件を報告します。

ヨンウン翁主がホン・ラオンと一緒にいたことも。

 

床下から手紙が見つかったことに驚くキム・ホン。

しかもラオンが宮殿に戻ってきていたことを知り、「殺してでも連れてくるよう」手下に命じます。

 

“ホン・ラオン” という言葉に反応するユンソン。

無表情で祖父キム・ホンに意外な申し出をします。

「私が・・・行きます。」

部下に席を外すよう、目で伝えるキム・ホン。

ホ「お前が大切に思っている娘なのに、お前の言葉を信じることができるか。」

ユ「試してみたいのです。私の気持ちがどれほどなのか。」

 

ホ「あの子が世子を選んだから、恨めしくなったのか?」

ユ「はい。家門に力があってこそ、手に入れたいものを手に入れられるのではありませんか?」

ホ「いいだろう。連れてくるのだ。」

これまで、出世や権力に対して他人事(ひとごと)だった孫・ユンソンが、ようやくキム家一族らしくなったことを喜んでいるようなキム・ホン。

(え?ユンソン、何があったの?何を考えているの?と視聴者が不安になるBGM)

 

その頃、床下から見つかった手紙は、ヨンの手を経て王様へ届けられていました。

 

手紙に添えられていた血のついたハンカチ。

紛れもなく、亡き中殿ユン氏(ヨンの生母)のものです。

王「これをホン・ラオンが見つけたというのか?」

ヨ「はい、王様。」

急いで手紙を広げ、目を通す王様。

王「そうか、間違いない。確かにお前の母の手紙だ。」

震えながら、その手紙を“息子”ヨンに見せます。

 

そこに記される母の想い。

『世子、あなたがこの手紙を手にしたときには、すでに悲しみも憎しみも、すべて乗り越えた後であることを心から願っています。』

 

『母が命と引き換えに守ろうとした世子の座とは、息子の権力ではなく、朝鮮の希望であったということを忘れないでください。』

ハンカチを手に涙ぐむ父王。

初めて知る母の想いにふれ、涙あふれる息子ヨン。

 

親子の時間が流れていきます。

 

ドラマの最初は、父である王の言動にことごとく反発していた世子ヨン。

少しずつ、父の立場や自分を守るために無力な王とならざるを得なかったことへ理解を示していきました。

 

ここに来て、お互いの王・世子という立場を超え、親子として情を交わす貴重なひとときのようです。

 

無事に手紙が王様とヨンのもとに届き、真実が明らかに、と視聴者がホッとしたそのとき・・・

 

資泫堂(チャヒョンダン)に戻ったラオンは、背後から呼び止められます。

(というか、ラオン、外でマスクを外してはいけないでしょう・・・)

 

「ホン・ラオン」

 

名前を呼ばれ、驚くラオン。

振り返ると、いつもと違う雰囲気を漂わせるユンソンの姿。

ラ「旦那さま(나으리 / ナウリ)」

ユ「一緒に来てもらわなければならない。」

ラ「どこにですか?」

不安なラオンの目の前に、大勢の手下が登場。

息を呑むラオン。

 

ユンソンが先頭を歩き、その後ろから、乱暴にラオンを連れていく手下たち。

ラオンがつまずき、思わず声をあげたその瞬間、ユンソンの表情が変わります。

刀を抜き、それをラオンに向けるユンソン。

斬りつけるユンソンに思わず目をつぶるラオン。

 

ユンソンが斬ったのは、ラオンの傍にいる手下の男。

ラオンの手を取り、自分を盾にして男たちから守ろうとします。

手下「旦那さま(나으리 / ナウリ)、大監さま(대감마님 / テガマニ)がお知りになったら・・・」

ユ「どうした? 驚いたか?」

激しい斬り合いとなるユンソン VS 手下たち

(え? 正確にはキム・ホンの手下ですが、主の大事な孫ですよ。斬りつけたらまずいんじゃ?)

 

武芸にも秀でるユンソン。

大勢の男たちを相手に優勢に闘っていたのに、斬りつけられ、しかもラオンを守るため身体で剣を受けてしまいます。

 

なんとか男たちをすべて倒したものの、深傷を負ってユンソンも瀕死の状態。

ラオンが駆け寄り

「旦那さま(나으리 / ナウリ)、大丈夫ですか?」

(え?第一声がそれ? どう見ても大丈夫じゃない・・・)

 

人を呼びに行こうとするラオンを止めるかのように、ユンソンがラオンの手をつかみます。

どうしてよいのかわからないラオン。

ユンソンの傷は深く、出血が続いています。

 

目に涙を溜めるラオンに、ユンソンは

「泣かないでください。」

「女人(ヨイン)を泣かすような情けない男にはなりたくありません。」

どこまでもラオンを思いやるセリフが続きます。

ラ「旦那さまはまったく…こんなに大怪我をなさっているのに、また冗談をおっしゃるのですか?」

 

ユ「悲しまないでください。」

手を伸ばし、ラオンの涙を優しく拭うユンソン。

ラ「旦那さまはいつも私を笑わせてくださったのに…こんなふうに痛い目にあわせてしまい、申し訳ありません。」

ラオンのせいではない、と首をふるユンソン。

ユ「いつも描きたかった絵なのです、あなたは。

あなたを描いている瞬間、私は幸せだったので、それでよいのです。

だから…どうぞあなたは幸せになってください。」

ラ「旦那さま、目を開けてください。地面は冷たいですから、旦那さま…」

すすり泣くラオンの膝の上で、ユンソンは静かに亡くなっていきます。

 

実は、「この場面が最もクルミファンからブーイングが起きた」ともいわれています。

(一説にはアンチラオン派まで生まれたとか)

  1. どうしてここ(最終回)で、ユンソンが死ななければならないのか?
  2. ラオンのせい(宮廷に戻り、滞在し続けたこと、人目につくような行動、ユンソンの足を引っ張る動きなど)で、ユンソンが亡くなったのではないか?
  3. 瀕死のビョンヨンですら回復したのに、なぜラオンはユンソンを助けようとしない(ように見える)
  4. ラオンは心からユンソンに謝り、号泣するくらいするべきでは?

などなど

私もずっと疑問でした。

権力争いによる対立だけでなく、ヨンとユンソンが恋のライバルとなってしまうとしても、どうしてユンソンを見殺しにするような最期なのだろう?と。

 

いろいろ調べてみると、最終回の撮影現場で台本にかなり変更が加えられたようです。

 

ラオン役のキム・ユジョンさんに対して「ユンソンへあまり想いを残さないように」と指示があった

とも伝えられています。

 

う〜ん、どうしてもユンソンをあの世に旅立たせなければならなかったとしても、

「もう少し丁寧に描いてほしかった」

というのが、「多くのクルミファン(ことにユンソンファン)の思い」ではないでしょうか。

・・・とかなりドラマの流れから脱線しましたので、最終回のあらすじネタバレに戻ります!

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話=26話)のあらすじをネタバレ!~その③~

明らかになる真実

王妃・中殿キム氏は、父であるキム・ホンに事実を告げていました。

妃「大君(テグン)=男の子を産みたかっただけです。いえ、産んだフリだけでもしたかったのです。」

 

ホ「国母(クンモ)として当然の義務であり、欲でしょう。」

王妃は、これまで口にしなかった思いを言葉にします。

妃「(国母としての思いよりも)大きな理由は、(大君を産み、キム一族の役に立つことで)認められたかったのです、父上に。」

 

「家門を栄えさせたいがために、王の血筋をすり替えました。私が。」

 

ホ「あんなに言ったのに、口さえ開けば…」

 

妃「どんなに気に入らなくても、私は父上の血をひいた娘です。」

「一度たりともなかったのですか? 私のことを娘として見ることは。」

 

ホ「中殿=王妃の座を守るために、我が子を亡き者にしようとした母など何も言えないでしょう。」

その言葉に、とうとう自嘲気味に笑い出してしまう王妃。

妃「そうですよね。言われてみれば、本当によく似た親子ですよね。」

「邪魔になれば、誰でも捨てて、殺すことができるのですから。」

「本当にそっくりではないですか。」

そんな娘の気持ちなど、まったく気に留めないキム・ホン。

ホ「私に認められたいとは(よくもぬけぬけと)。」

「それは妓生出身のお前ができることではない。」

「ただ私が与えてやった中殿=王妃の座に感謝して、しっかりと守り抜けばよいのだ。」

最後まで、娘を思う気持ちなど、微塵(みじん)たりとも持たないキム・ホンのトゲのような言葉に、目に涙をため、唇を噛みしめる王妃。

 

 

ガラっ!

 

中宮殿の扉が開け放たれ、護衛とともに国王・純祖(スンジョ)と世子ヨンが現れます。

王「領相、いま話していたことは事実なのか?」

セリフだけでは、分からない部分もありますが

ここでは、

これまで隠してきた全ての事実を耳にしたと仮定します

<問題となる隠し事>

  • 王妃が産んだ子どもは、大君(男の子)ではなく、公主(女の子)であった

*大君(テグン)は、世子に万が一のことがあれば王位を継ぐ可能性がある

 

  • 公主を血の繋がりのない子ども(男の子)とすり替えていた

*両親ともに王族の者ではない子どもを、大君として育てていた

 

  • 事実の発覚を恐れ、国王の子どもである公主を殺めようとした
  • そもそも、王妃である中殿キム氏が両班の身分ではなく、妓生出身であった

*つまり、王妃になれる身分ではない

今さら言い逃れのできない状況のなか、世子ヨンはキム・ホンに亡き母の書状*を差し出します。

*ヨンウン翁主が目撃し、ラオンとともに床下から見つけ出した手紙

※用語や階級の詳しい解説はこちら

 

そこには、10年前の出来事が記されていました。

 

〜 10年前 中殿(当時)ユン氏とキム・ホン 〜

ホ「西洋の学問に触れることが、どれだけ危険なことであるのかご存知ないのですか?」

「しかも、世子さままで引き入れるとは。」

 

中「使臣を通して聞いた、些細な雑品だ。」

王妃のことばに、キム・ホンは一冊の書物を取り出します。

 

『天主實義』

1604年に刊行されたイタリア人宣教師マテオ・リッチによるキリスト教教理の書物

画面に映る書物は『天主實意』となっているようなのですが・・・

ホ「(当時邪教だとして禁じられていた)キリスト教の教理を含んだ危険な本です。」

中「なぜ禁書を私に見せるのだ。」

 

ホ「私家におられたとき、この本をお読みになったのではありませんか?」

中「ただ好奇心で目を通しただけで、私自身、西学を信じているわけではない。」

 

ホ「王妃さまの本心は誰にも分かりません。」

「世子さまに身分の差のない、平等な国についてお教えになられたそうですね。」

中「ホン・ギョンネ(ギョンレ)の乱が王様と民にどれだけ大きな傷を残したことか。」

「だから、世子には民一人ひとりを大切にしてもらいたいだけだ。」

ホ「王妃さまに選択権を差し上げます。廃庶人になり、世子さまを罪人の息子にされますか?それとも、完璧な国母として自ら退かれますか?」

キム・ホンの言葉に顔色を変える中殿ユン氏。

 

おそらく、『天主實義』の書物うんぬんは、キム・ホンによる中殿ユン氏を陥れるための道具にすぎなかったのでしょう。

書物が実家にあったこと、それに王妃がかつて目を通した可能性があることなどを利用して、廃妃とし、自分にとって都合の良い人物を新しく王妃の座につけようとしたのではないかと思われます。

 

この書状により、故中殿ユン氏を脅していた事実まで明らかとなるキム・ホン。

 

そこへ、遣いの者が飛び込んできます。

「領相大監、大変でございます。」

何事かとヨンも遣いの方へ向きを変えます。

「ユンソンおぼっちゃまが…いえ、正郎旦那さま(정랑 나으리 / チョンラン ナウリ)が…」

孫ユンソンの死、それはキム・ホンにとってすべてを失った、ということでした。

 

キム氏一族の最期

これまでの数々の罪が明らかとなったキム・ホン。

そして彼につながっていたキム氏一族。

 

彼らに対しての処罰が言い渡されます。

 

代理聴政を行っている世子ヨンが、罪状を読み上げ、処罰を申し渡します。

ヨ「罪人キム・ホンは顔を上げよ。」

 

「中殿キム氏の身分をだまし、王室と朝廷をだました罪。

世子を毒殺しようとした罪。

崩御した中殿ユン氏を殺害し、それを長い間隠蔽(いんぺい)した罪。」

 

「罪人キム・ホンは領議政(ヨンイジョン)の地位を剥奪する。」

 

そして

「東宮殿に刺客を送り、謀反を企てたキム・ウィギョ、キム・グンギョとともに打ち首に処す」

また、中殿キム氏に関しては

「身分を隠し、公主と大君をすり替え、王室に消えることのない傷を残したキム氏を中殿の座から廃する。」

禁義府(ウィグムブ)の者により連行されるキム・ホン。

*罪人とは言え、キム・ホンは領議政(ヨンイジョン)現代の日本でいえば総理大臣クラスの地位にいた人物です。

禁義府(ウィグムブ)トップの判禁義府事(パニグンブサ)がついています。

※用語や階級の詳しい解説はこちら

ホ「判府事、最後にユンソンの部屋を見に行かせてくれ。」

死罪が確定しており、孫が亡くなったことも周知の事実であることから、判府事もこの最後のお願いを聞き入れます。

ホ「ありがとう(고맙네 / コマンネ)」

直訳すると「ありがたいね」

目上のものが目下の人物にかける言葉のようです

 

主のいなくなった部屋を見回し、かつてユンソンが座っていた椅子に腰掛けるキム・ホン。

 

彼は覚えていました。

かつて観相師が「一人は聖君になり、もう一人は早世する」と言った日のことを。

 

あの日・・・

ユンソンとヨンは、互いの衣服を取り替えていました。

ユ「私が袞龍袍(コンヨンポ)を着たからといって世子になるのですか?」

ヨ「いいや、服を替えたからといって、そうはならないだろう。」

 

ヨ「だが、その人(=服の持ち主)の気持ちは理解しやすくなる。」

ユ「私の服を着られたとき、どのようなお気持ちになられましたか?」

ヨンは、ユンソンの肩に手をかけ

「ユンソンの服も私の袞龍袍と同じくらい重かった。」

とキム氏一族としてかかる重圧を感じたことを伝えていたのでした。

 

そうなのです。

早世する、という予言はユンソンのことだったのです。

 

キム・ホンは、その予言を変えようと足掻いていたのかもしれません。

 

傍にある小物入れに手を伸ばすキム・ホン。

そこには、ユンソン愛用の銃がしまわれていました。

 

乾いた音があたりに鳴り響き・・・部屋の外で待つ禁義府(ウィグムブ)の兵らが、部屋に駆け込んだときには、キム・ホンは絶命していたものと思われます。

(この場面で、「あっ!」と思った方も多いのではないでしょうか。

そう、ユンソンは以前、銃を脅しに使ったことがありましたよね。

じゃあ、どうしてラオンを連れにいく時、銃を持って行かなかったのでしょう?

そうしていれば…と思うのは、欲張りでしょうか。

 

母の願い

真実を明らかにしたヨン。

亡き母の墓参りに向かいます。

 

母のハンカチを握りしめるヨン。

幼い頃、母に聞かされたことばを思い出していました。

 

「私は、世子が物事を見る目をもった王になることを願っています。

高い座にいると、低い座の者が見えなくなるものです。

 

私は、世子が大切な話に耳を傾けられる人であることを願っています。

声の大きな者の言葉だけを聞いていてはならないのです。

 

一人ひとりが、世子のたった一人の民だと思って守るのです。」

 

「必ず、そのような王になると、母と約束してくれますか?」

『はい。肝に銘じます。どうぞ見届けてください、母上。』

 

ここから、「雲が描いた月明かり」の最終回も、「クライマックス」へ向かっていきます!

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話=26話)のあらすじをネタバレ!~ハッピーエンドへ向けて~

ハッピーエンドに向けて

<罪人ホン・ラオン>

ヨンの声が、外でかしこまるラオンの耳にも届きます。

「罪人ホン・ラオンは王命を受けろ。」

 

「逆賊の娘ホン家ラオンは大逆罪人ではあるが、王室の安寧と名誉回復に寄与し、功を立てたゆえ、これまでの罪を赦免とする。」

王命は、居並ぶ朝廷の重臣たちも聞いていますので、晴れて自由の身となるラオン。

 

<世子嬪ハヨン>

国王・純祖(スンジョ)の前に、父チョ・マニョンとともにかしこまるハヨン。

王「嬪宮、世子嬪の地位を取り止めるというのがどういう意味だか、分かっているのか?」

「たとえその座から退いたとしても、残りの人生を一人で暮らさねばならぬのだ。」

※一旦、揀択(カンテク)を経て世子嬪となったものは、たとえ正式な婚礼を行なっていなくても、他の人と結婚することはできないというしきたり(用語や階級の詳しい解説はこちら)

 

ハヨンは、しきたりについて十分理解したうえで、婚姻の取下げを願い出たのです。

ハ「殿下(チョナ)、世子さまが私を想っておられないことは以前より存じておりました。

それでも、世子さまのお側にいれば、いつかは心を開いてくださるのではないかと信じておりました。」

娘の痛々しい告白に、複雑な父親の表情が垣間見えるチョ・マニョン。

ハ「しかし、世子さまを少しもお慰めすることができない自分自身を常に責め続け、憎んでいるうちに、私がどれだけ愚かであったか気づいたのです。」

王さまも、キム氏一族に対抗するために世子嬪として選んだハヨンに対して、複雑な表情を見せます。

ハ「世子さまの重荷となる世子嬪であるより、生涯独り身であろうとも、堂々と生きていけるように私の願いをお聞き入れくださいませ。」

純祖(スンジョ)は、このあと驚く決断をします。

 

なんと!世子ヨンとチョ家の娘との婚姻、つまりハヨンが世子嬪に選ばれたこと自体を記録から消すことにしたのです!

なかったことに、というわけで晴れて自由の身になったハヨン。

(ラオンもハヨンも自由の身!)

 

船着場を尋ねるハヨン。

純祖(スンジョ)の思いが晴れ晴れとした表情のハヨンに届けられます。

『ありのままのそなたを大切にしてくれる男と出会い、幸せになるのだ』

「太陽の光が気持ちいいわね。」

ハヨンは供の者を連れ、旅立つのでした。

 

  1年後・・・

チャン内官の声が響きます。

「主上殿下(チュサンチョナ)のおな〜り〜」

 

<世子ヨンの未来>

颯爽と現れたのは、国王として緋色の龍袍(ヨンポ)を身にまとったヨン。

居並ぶ重臣たちの中に、見覚えのある顔が。

チョン・ドッコ。

そして、最前列にはチョン・ヤギョン(茶山先生)

 

ということは、

チョン・ヤギョンが領議政(ヨンイジョン)=官職の最高位

チャン内官が、尚膳(サンゼン)=内官の最高位

のようです。

※用語や階級の詳しい解説はこちら

 

亡き母の教えを守る新しい国王は、家臣たちに会釈をしながら玉座へ。

が、ここで玉座ではなく、一段下がった位置に腰を下ろします。

 

驚くチャン内官。

ざわつく重臣たち。

 

チョン・ヤギョンが尋ねます。

「殿下、なぜ玉座におかけにならないのですか?」

ヨンが答えます。

「これからずっとこうする。

民と余のあいだにある身分の差、そなたたちとの距離…すべてから一段近くなりたいという私の心を察してくれればと思う。」

新しい風によって、ほかにもこのような場面が・・・

 

<どこかで見覚えが>

チャン尚膳以下、先輩内官たちが向かうのは、採用試験を受けるために集まった見習い内官たちの待つ大部屋。

尚「内侍(ネシ)は、王室の安寧と生活に責任を持つ重大な立場である。私たちは、ひとつとなって主上殿下の手足となり、殿下の足元を照らし…」

チャン尚膳が緊張の面持ちでことばを続けるなか、ラオンと同期だったパク・ソンヨルとト・ギがある人物に気付きます。

パ「ト内官、この感じは私だけではないだろう?」

ト「いつか、どこかで我々が経験した、あの感じですね?」

尚「・・・運命共同体だ!」

そこにいたのは、男装した内官見習い(キム・スルギさん)


「ポンダンポンダン王様の恋」第4代国王・世宗(セジョン)の時代へタイムスリップ

女子高生役のキム・スルギさんが、男装内官として恋の物語を紡ぎます

ちなみに世宗(セジョン)を演じたのは、ユン・ドゥジュンさん(HighLight)

<ミョンウン公主とチョン・ドッコ>

ミョンウン公主がお付きの女官たちと散策していると・・・

 

入宮したてでしょうか、幼い内官が真紅のバラの花を公主に差し出します。

驚きつつ、受け取る公主。

 

すると、両側に並ぶ女官と内官から1本ずつ真紅のバラが手渡されます。

 

笑顔になり、たくさんのバラを手にしたミョンウン公主。

最後に彼女を待っていたのは、ひざまずくチョン・ドッコ。

チ「全部で99本です。残りの1本は…」

公「最後の1本は私だと?幼稚だわ」

自ら手渡すつもりでいたチョン・ドッコの気持ちなどお構いなし。

公主のことばに、バラを手放すチョン・ドッコ。

 

立ち上がり、ミョンウン公主に向き合います。

チ「その通りでございます。花が公主なのか、公主が花なのかわからないほどでございます。」

微笑むミョンウン公主。

チ「公主媽媽(コンジュ ママ)、私と結婚してくださいますか?」


戸惑うミョンウン公主。

公「ドッコ… 王室の婿となれば、出世の道が閉ざされてしまうぞ。それで良いのか?」

※国王の娘である公主の配偶者は『尉』と呼ばれ、「従一品」の品階となる

※『尉』となった時点で、政治に関わることはできなくなる

ドラマ太陽を抱く月でも、世子の師であったホ・ヨムは、あれだけの才能を持ちながら、ミナ公主の婿となり官職につくことができなくなった

チ「私にとっては、公主と歩むすべての道が幸せの道だ。私にはお前さえいればいい。」

最後は「ミョンウン」と公主を名前で呼ぶと、ふたりのキスで周りから盛大な祝福を受けます。

(この時代、真紅のバラなどあったのだろうか…

そんな野暮なツッコミは、やめておくことにします)

 

<ホン・ギョンネとビョンヨン>

民衆のなかに混じる笑顔の国王ヨン。

その姿を離れたところから温かく見守るホン・ギョンネ(ギョンレ)とビョンヨン。

 

長旅から戻ってきたようですね。

 

ヨンは、女の子に「旦那さまもやってみませんか(自分たちと一緒に遊ばないか)?」と声をかけられます。

勧められるがまま、民のなかに入っていくヨン。

 

その姿を見ながら、ビョンヨンが尋ねます。

ビ「“ 烘雲托月(홍운탁월 / フンウンタグォル)”ということばをご存知ですか?」

ホ「雲を描き、月の光を輝かせる…という意味ではなかったか?」

ヨンは民たちとの遊びを続け、歓声が上がります。

ビ「光を発する太陽ではなく、民の中にいるときに光を放つ月の光のような君主。殿下はそのような方だと思います。」

ホ「だから、殿下のための雲になりたい、そういうことか?」

笑顔で去っていくホン・ギョンネ。

ビョンヨンは、笑みを浮かべてヨンの姿を見守り続けます。

■烘雲托月(홍운탁월 / フンウンタグォル)

突如、難しいことばが出てきたので、ちょっと戸惑いました

調べてみると、中国語の「烘云托月」とほぼ同じことばのようです

 

意味は、「雲をぼかして描き、月を引き立たせること」から、文学等の手法として「側面の事柄を描くことにより、中心となる事柄や主題を引き立たせる」ということのようです

参考:白水社 中国語辞典「烘云托月」

ちなみにホン・ギョンネとビョンヨンにも、史実でモデルとされた人物がいます。

※詳しくはこちら↓↓

雲が描いた月明かりの相関図とキャストを当サイトオリジナルの図で詳しく解説!~史実との比較編~

 

<ビョンオンカップルは?>

街中のとある本屋。

売れ行きの良い本を目立つ場所に並べるのは、もちろんラオン。

そして表紙はヨン。

 

乱暴にベストセラー小説「雲が描いた月の光(月明かり)」を掴み取る手。

驚くラオン。

「稀代(きたい)の名作を書くからと会いにも来ないで…」

のっけから、ヨンがボヤきます。

 

さらに、手にとった本の表紙をラオンに向けて

「これは、一体なんだ?」

と尋ねるヨン。

 

ラオンはちょっと困った顔で、見逃してくれるよう頼みます。

「表紙によって、売れる数が違ってくるので、仕方なかったんです。」

(そうでしょう。現代でも、パクボゴムさんが表紙を飾ると、雑誌の売れ行きが良いそうですから。)

 

ラオンにグッと近づき、顔をよせるヨン。

思わずラオンはドキドキ。

「しっかりと代価は払ってもらうぞ。」

唇を手で隠し、小声で尋ねるラオン。

「こ、ここでですか?」

そんなラオンの反応に吹き出すヨン。

「何を考えているのだ。」

「一冊あたり一文! むやみに表紙に描いて良い美貌ではないだろう。」

ツンデレ王子(今は王ですが)の本領発揮!

(あの場面で、見つめられて、顔を近づけられたら…ほとんどの乙女は勘違いするハズ!)

 

呆れ顔で、ヨンを置き去りにするラオン。

「ラオナ〜」

慌ててヨンが後を追います。

 

〜 場所はコスモス畑へ 〜

ヨ「雲が描いた月の光か」

「どういう内容だ?」

 

ラ「遠い国に花のように美しい世子がいて、世間知らずだったので、少し偏屈だったのですが…」

ヨ「美貌を無断使用するだけでは飽き足らず、私生活まで本にするのか?」

 

ラ「最後までお聞きください。そのような世子さまが、さまざまな経験を重ねるうちに、この世に二人といない聖君になるという内容です。」

ヨ「お前の願いを込めているのか?」

 

ラ「いいえ、違います。」

「殿下がおつくりになる世の中を、私がほんの少し覗いてみてきただけです。」

ラオンのことばに、さらに笑顔になるヨン。

ラオンの手をとり、尋ねます。

ヨ「お前は何者だ?」

ラ「殿下がおつくりになる国の、最初の民、でございますか?」

違うという表情を見せるヨン。

ラ「内官の姿で、殿下の傍にやってきた、最初の恋人?」

それも違う、という表情のヨン。

ラ「では、私は何者ですか?」

ヨ「お前は私の世界をいっぱいにした“ラオン”だ。」

「ラオン(라온)」は、純韓国語(昔の韓国語)で「楽しみ、楽しい、楽しさ」という意味

ラストは、美しいコスモスの花々とGummyさんが歌う「구르미 그린 달빛 / 雲が描いた月明かり」をBGMにヨンとラオンのキスで終わります。

※BGMについてはこちらもどうぞ→雲が描いた月明かりのOST(歌・曲)を主題歌・挿入歌・オープニングに分けて徹底解説!名曲誕生の秘話やグッとくる歌詞の意味までお伝えします!

 

ここまでお読みいただき、お疲れさまでした(笑)

最終回は、ホント端折れる箇所がほとんどないんですよね(^^;)

 

途中、途中にドラマ「雲が描いた月明かり」の展開などへツッコミを入れていますが、それとは別に私なりの感想もお伝えします!

「雲が描いた月明かり」の記事一覧もあわせてどうぞ!

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話=26話)のあらすじをネタバレ!~感想編~


「雲が描いた月明かり」の最終回には、いろいろ「え?」と思う箇所はありますが、

やっぱり、ヨンとラオンが笑顔となるエンディングは嬉しいです!

そして、エンディングシーンは本当に綺麗です♪風景も主演のおふたりも!

 

その前に、ミョンウン公主とチョン・ドッコのラブラブシーンもありましたね。

こちらは、応援したくなる可愛いほのぼのカップル。

が、ビジュアルはやはりヨンオンでしょう(笑)

 

全体として、善人の主な登場人物は幸せな未来が待っている、待っていそうな終わり方でホッとする一方、やはりユンソンが…。

「ここだけは、違う描き方してほしかったな」、と今でも思います。

 

さて、ハッピーエンドのヨンオンカップルですが、原作とは違う形での幸せのようです。

 

次に、「最終回のエンディングその後の展開」についても、徹底考察してみましたので、詳しくご紹介しますね!

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雲が描いた月明かりの最終回のその後を徹底考察!結末はハッピーエンド?


まずは、ヨンとラオンのおふたりその後から。

史実でも、原作でもなし得なかった、「ヨンが国王になるバージョン」でした。

 

史実では、

ヨンのモデルといわれる「孝明(ヒョミョン)世子」は、父である「純祖(スンジョ)の代理聴政」を行います。

 

しかし、21歳という若さで夭逝(亡くなった)。

国王となることはありませんでした。

 

そのため、第24代国王」は、孝明(ヒョミョン)世子の「長男・ファン」が「憲宗(ホンジョン)」として即位します。

幼い憲宗(ホンジョン)の垂簾聴政(代理での政治)を行ったのが、

純祖(スンジョ)の妃、つまり、孝明(ヒョミョン)世子の実母・純元大王大妃(スヌォン テワンテビ)」でした。

 

朝鮮王朝の後期は、国王といえども親族などに実権を握られ、苦労の絶えない地位・身分だったようです。

 

原作では(現時点で把握している範囲では)

「毒殺されかかったヨンを父・純祖(スンジョ)が宮廷から出して、自由に生きられるようにする」、という設定のようです。

このことで、「国王にはならない(なれない)」という史実と矛盾せずに、幸せになる展開へ。

 

「ラオンとの間に子どもも生まれる(しかも、○○)」という、ヨンオンファンには嬉しい未来が待っています。

 

ドラマ版では…

原作者ユン・イスさんの了解を得たうえで、キャラクターの設定もドラマ用に変更したと伝えられています。

(ただし、イ・ヨンという名前は原作のまま使ったそうです)

 

ヨンは、原作より“成長していく姿”が描かれています。

世間知らずのツンデレ世子が、逆境のなかでも明るく前向きに生きるラオンと出会い、さまざまな経験を経て 「聖君」 となる…ここには、「亡き母の思いも込められている…」という姿です。

 

国王となったヨンの傍には、“楽しさ”で彼の心を満たし、民の生活や気持ちを知る入り口となるラオンがいます。

そして彼を陰で支えるビョンヨンも。

 

そのため、最終回のエンディングのその後を描くとしたら、

  1. 『民衆が自分たちに一歩近づいてきてくれる、国王を慕い、明日への希望をもって生きることができる世界』
  2. 『適材適所の人材登用が行われ、ワイロの横行や派閥争いから、より公正明大な王朝システムへ』
  3. 『ヨンがラオンを側室として迎え、子宝にも恵まれる』

*ホン・ギョンネの娘であるラオンが側室となるには、誰かの養女になる方が良いでしょう

とすると、“おじいさん”チョン・ヤギョンの養女となるのが最適のような気がします

 

そんなトリプルA級の展開でしょうか(笑)

 

そして、周りの人物のその後は、

ビョンヨンのその後

「ニュー白雲会」のリーダーとして、世子を陰から支え、月(=国王ヨン)を輝かす存在となる

※原作での「白雲会」は、もっと「世子ヨン側にたった組織」だったそうです

 

ハヨンのその後

船旅の途中で、ステキな男性と出会い(個人的イマジネーションの世界では、船首でタイタニックのようなシーンあり、)父チョ・マニョンも安心する婿殿を迎える

※史実では、孝明(ヒョミョン)世子の「世子嬪」となるチョ・マニョンの娘

のちの「憲宗(ホンジョン)」を生みます

 

  • ミョンウン公主&チョン・ドッコのその後

子だくさん一家!(ヨンとラオンにとって、甥っ子、姪っ子がたくさん)

ミョンウン公主とラオンは仲良く、チョン・ドッコはヨンの良き相談相手になる

(官職につくことができない代わりに、何でも話せる間柄に)

 

ヨンウン翁主のその後

可愛いおしゃべりで周りを笑顔にする

その達筆(筆談シーンで映し出される字がとても綺麗でしたね)を活かして、「書家」として成功!

 

そして・・・

 

  • 亡くなったと思われていたユンソンは、密かに助け出され、偽名で絵を描く生活を送る…

*ユンソン、原作ではあんな風に亡くなりません(ご安心ください)

という、あり得ない願望が叶えば、本当にハッピーエンドですね♪

 

こんな「妄想(笑)」まで膨らんでしまうほど、もっともっと続きを見たかった「雲が描いた月明かり」。

「ロマンス」がメインでありながら、「時代劇の要素」もちゃんとありますし、何より、「世子ヨン・ユンソン・ビョンヨンの3人」がカッコよすぎて、本当にいつまでも見ていたい、いろんな魅力たっぷりの作品ですよね☆

 

最後に、「雲が描いた月明かり」最終回、ドラマ自体の魅力を、一ファンとして考察しながらまとめていきたいと思います!

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雲が描いた月明かりの最終回結末(18話)のあらすじをネタバレ!その後も徹底考察!~まとめ~

ドラマを見始めると「最終回はどうなるんだろう?」って思うことありませんか?

私の場合は、ハラハラ感のある展開だと、「ハッピーエンド・・・よね?」と不安が頭をよぎり、ついネットで検索することも(笑)

 

「雲が描いた月明かり」は、初回の放送から数年経過していることや、主要メンバーの人気もあり、ご覧になった方が多い作品かもしれません。(レンタルでも人気上位作品のひとつ)

 

  • 乙女心をくすぐる「世子ヨン」を筆頭とした、イケメンたち!
  • 権力争いとそのかげで起きる数々の事件と、その真相!
  • 期待と不安が入りまじる恋の行方!

 

そして、今のご時世だからこそ、

こんなリーダーがいて欲しい!

こんな世の中であって欲しい!

という視聴者の思い。

 

描き方に矛盾はあっても、作品を見ながらツッコミ入れても、

『主人公が悩みながら、成長し、明るい未来を予感させるエンディング』

に心奪われるようです。

 

雲が描いた月明かり」には、歴史上のモデルがいるキャラクター、原作で生まれた人物、そしてドラマのみに登場する人物がいます。

となると次に気になるのは、「原作とドラマはどう違うのだろう?」という点かもしれません。

 

ここで触れたエンディングも含め、いろいろと原作小説と異なる部分があるようです。

今、少しずつ原作小説と英語版を読み進めていますので、「いつか・・・紹介できたらいいな」、と思っています。

 

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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

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