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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!成長した王様が描く夢と亡きソンヨンへの想い!そんな総まとめのラストシーンは・・・?

まりこ
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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!
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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
詳しいプロフィールはこちら

出典:https://www.hancinema.net/korean_Yi_San-picture_56012.html

幼い「イサン(李蒜)」が、「父・思悼(サド)世子の悲劇的な死」を乗り越えて成長。

やがて「聖君」として、政治力や指導力を発揮する姿を描いたドラマ「イサン」

 

ヒロインのソンヨンが、最終回を前に旅立っているため、「どのようにストーリー全体をまとめていくのか?」その点も気になりますよね。

 

最終回は、おさらいとまとめの意味もあるため、話が次々に展開します。

少しずつ区切って、説明しますね!

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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~王子への課題と経済不況編~

◆正祖(チョンジョ)24年(西暦1800年)

聖君への道

『民と同じ食事でなければ食べぬ。』

まともに食事をとろうとしない理由に、ナム尚膳ら一同は王世子(ワンセジャ)の身体を心配する。

 

そして同じころ…

資料や書物をあたり一面に広げた部屋で、王世子(ワンセジャ)の師チョン・ヤギョンも困り果てていた。

『世子さま、もう3日も食事をされていません。』

 

『やむを得ないことです。まだ父上=正祖(チョンジョ)=イサンの質問に対する答えが見つからないのです。』

チョン・ヤギョンは、正祖(チョンジョ)の問いが何なのか尋ねてみたが

『これは自分の力で考えたいのです。』

「世子=のちの純祖(スンジョ)」は、ため息をつくばかり。

 

侍講(シガン)へ向かう奎章閣(キュジャンガク)のパク・チェガ、コ・ドゥッコン、イ・ドクムらも、世子の様子を心配しつつ

『王様ほど厳しい師もいないな』

と苦笑いする。

 

政務に励む正祖(チョンジョ)のもとへ、世子が訪れる。

正祖(チョンジョ)

『どうだ、答えは見つかったか?』

『申してみよ。聖君になるために最も重要な徳目はなんだ?』

 

世子

『民の心を知ろうとすることです。』

 

正祖(チョンジョ)

『民の心を知る、か。では、民の心とはなんだ?』

 

世子

『それは…安寧に暮らすことでは?』

 

 

正祖(チョンジョ)

『民が安寧に暮らすために、王がなすべきことはなんだ?』

 

世子

『懸命に学問を修め…』

 

正祖(チョンジョ)

『そうではない。』

 

世子

『税金を減らし、収奪を…』

 

正祖(チョンジョ)

『それでもない。それらも王がなすべきことだが、最も重要とはいえない。』

『もう一度考えてみよ。熟考を重ねたうえで、自分の答えに確信が持てたときでよいのだ。』

 

まるで、幼き日の自分に語りかけるような正祖(チョンジョ)。

 

父・正祖(チョンジョ)のことばに、ふたたび答えを探求する世子。

供をつれ、遠くから我が子の様子を見守る正祖(チョンジョ)。

 

 

〜 回想シーン 〜

今は亡き、「英祖(ヨンジョ)」の声が響く。

英祖(ヨンジョ)

『では聖君とはなんだ?』

 

イサン

『民の心を知ろうとする王のことです。』

 

英祖(ヨンジョ)

『民の心とはなんだ?』

 

イサン

『食べ物に困らないことです。』

 

英祖(ヨンジョ)

『そのために王がなすべきことはなんだ?』

 

イサン

『税金を減らし、法を整えることです。』

『民を搾取する官吏を監視し…』

『過度な徴用を減らし、生業(なりわい)に専念させ…』

 

英祖(ヨンジョ)

『まるで違う。そんなことも知らずに、あんな大口をたたいたのか。』

 

〜 回想シーン ここまで 〜

 

厳しいなかにも愛情をもって、自分を育ててくれた祖父・英祖(ヨンジョ)とのやり取りを懐かしく思いだす正祖(チョンジョ)。

 

幼い頃からイサン=正祖(チョンジョ)をみてきたナム尚膳(サンソン)も

『今度ばかりは、世子さまもご苦労なさっているようです。』

と声をかける。

『しかし、あの子ならきっと答えを見つけるはずだ。』

正祖(チョンジョ)はこうして、我が子へ「聖君教育」を続けるのであった。

 

問題発生

市中を見まわる正祖(チョンジョ)一行。

予想外の人気(ひとけ)のなさに驚く。

 

数少ない商い中の店で、米と豆を買おうとした正祖(チョンジョ)は、店主の言葉に「市井の変化」に気づく。

『支払いは、銭ですか?現物ですか?』

『銭払いならお安くします。』

詳細を調べたナム尚膳(サンソン)からも報告を受ける。

『殿下、貨幣が流通せず、物価が下がる銭荒(チョンファン)のようです。』

※銭荒(チョンファン):現代の「デフレ」の状態

 

宮殿に戻った正祖(チョンジョ)は、チョン・ヤギョンから報告を受ける。

正祖(チョンジョ)

『新しい銅銭を鋳造する余力がないとは、どういう意味だ?』

 

チョン・ヤギョン

『銅銭の原料は、倭国から輸入するのですが、その価格が高騰しています。

さらに両班や一部の商人が貨幣を貯めこみ、事態を悪化させています。』

 

『加えて、高利貸しも横行し、民を二重に苦しめております。』

 

正祖(チョンジョ)

『急いで解決せねば。都の景気はまさにどん底だ。』

 

正祖(チョンジョ)は、官僚らを率いて策を練る。

報告によると、貨幣の不足は都だけでなく、地方にまで広がっているという。

銀の流通を増やす案も出されたが、一般の民には使うことのない貨幣。

 

そこで、パク・チェガが進言する。

『清の銅銭を取り寄せてはいかがでしょうか?』

清国では新しい貨幣を使い始めたことで、「旧銅銭が余っている」という。

また、自前で銅銭を鋳造するより、古い銅銭を購入する方が費用も安くて済むこと」がわかる。

『ならば、そうしよう。』

こうして正祖(チョンジョ)の決定により、清国から古い銅銭を輸入することが決まった。

 

さて、この正祖の政策はうまくいくのでしょうか?

このまま最終回の続きを見ていきましょう!

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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~成長したテスと亡きソンヨンへの想い編~

パク・タルホとマクソン夫婦は、きかん坊の養子に手を焼いていた(笑)

そこで、タルホは甥のテスに教育係を頼む

 

壮勇営(チャンヨンヨン)大将のパク・テス

かつて勉強が大の苦手だったテスも、今や壮勇営(チャンヨンヨン)大将!

※壮勇営(チャンヨンヨン):正祖(チョンジョ)の時代に創設された王の護衛(親衛部隊)

 

学問が苦手な子どもにため息をつきつつ、自分を辛抱強く育ててくれたホン・グギョンを懐かしむ

『私は学問に向かないようです。何度覚えてもすぐに忘れてしまいます。』

弱音を吐くその子に、テスはこう答える。

『大丈夫。お前はできる。私はお前よりひどかった(笑)』

勉強が大の苦手だったというテスが、「どうして壮勇営(チャンヨンヨン)大将にまでなったのか」尋ねる男の子。

『私には、生涯仕えたい主君と、生涯守るべき女性がいた。だから今まで頑張ってくることができた。』

このテスのセリフには泣けます(´;ω;`)

 

場所は宮殿へと移り…

 

『壮勇(チャンヨン)!』

 

大将テスを筆頭に、総官ソ・ジャンボ、カン・ソッキの3人が率いる壮勇営(チャンヨンヨン)

居並ぶ武官のなかに、ペク・トンスの姿もある。

 

正祖(チョンジョ)は、彼らを頼もしげな目で見つめる。

『壮勇営(チャンヨンヨン)大将パク・テス、新しい訓練書を献上します。』

「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を正祖(チョンジョ)に手渡す。

『ただいまより、試技をお見せします。』

試技を行うペク・トンス役のキム・ソンシルさんは、「イサン」「トンイ」の武術監督

※史実で「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を編纂したのが、ペク・トンス(白東脩)

 

執務室で、テスとペク・トンスにねぎらいの言葉をかける正祖(チョンジョ)。

『これまで各軍営でバラバラだった訓練の方式が、やっと1つにまとめられる。』

「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を見ながら

『そなたの貢献が大きかったとか。』

重ねてペク・トンスの労をねぎらう。

 

『ありがたきお言葉。思悼世子さまがおつくりになった「武芸新譜(ムイェシンボ)」にいくつか加筆しただけでございます。』

武芸書の完成と皆の努力をねぎらうため、宴の準備をさせたという正祖(チョンジョ)。

 

この頃から、正祖(チョンジョ)の頭痛や立ちくらみの様子がたびたび目撃されるようになる。

周囲の気遣いに「大したことではない」と答えるのだが…

 

 

ねぎらいの宴は、「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」の完成に尽力した図画署(トファソ)の皆」も招かれていた。

 

署長タク・チスが、宴に顔を出していたかつての署員イ・チョンをからかう。

そこに訪れたのは、以前の署長パク・ヨンムンと副署長カン・ドゥチ。

(このように、最終回は主な登場人物があちらこちらで顔を出します)

 

ソンヨンのもとへ

※ソンヨンは、第74話で逝去

『宜嬪(ウィビン)さまの墓所に備える果物か?』

『宜嬪(ウィビン)さまは梨がお好きだった。心して準備を。』

水刺間(スラッカン)で、ヤン尚宮(チョビ)とキム尚宮が女官らに声をかける。

「供物の梨が傷んでいること」を見つけたキム尚宮。

 

ヤン尚宮(チョビ)は、驚いたように話しだす。

『尚宮さまは、水刺間(スラッカン)に向いているのかも。よくお気づきになりましたね。』

キム尚宮も答える。

『目配りがきくのよ。前世では、ここで働いていたみたい。

妙に親しみがわくの。そなたも女官の扱いがさまになっていたし。

もしやそなたも前世で?』

 

ヤン尚宮(チョビ)

『本当ですか?私も同じことを感じていました。』

 

最終回は、「韓ドラファン(特にイ・ビョンフン監督作品ファン)を喜ばせる場面」があちらこちらに(笑)

 

ここは、「チャングムの誓い」で共に”水刺間(スラッカン)の女官”を演じた「キム・ソイさんとイ・イプセさんならではの掛け合い」です。

イ・ビョンフン監督作品8史劇

「ホジュン~宮廷医官への道」「商道(サンド)」「チャングムの誓い」「薯童謡(ソドンヨ)」「イサン」「トンイ」「馬医(バイ/マイ)」「オクニョ」の8作品

※参考:トンイのキャストまとめ~イ・ビョンフン組の方たち~

同じころ

孝懿(ヒョイ)王后は、惠慶(ヘギョン)宮*のもとを訪れていた。

 

※惠慶(ヘギョン)宮:「息子イサンが王位をついだこと」から、「惠嬪(ヘビン)」ではなく、「惠慶(ヘギョン)宮」と呼ばれるようになっていた

 

『祭祀(さいし)の準備はできましたか?』

『はい、明日、孝昌園(ヒョチャンウォン)で行われるそうです。』

亡き宜嬪(ウィビン)ソン氏=ソンヨンの祭祀」を気遣う、ふたり。

激務が続き、しかも、持病が悪化した様子の正祖(チョンジョ)を心配する。

 

それでも正祖(チョンジョ)は、ソンヨンの墓参りを欠かすことはなかった。

テスとふたりで、散策する。

 

『テス、ソンヨンに何を話した?なかなか墓前から離れられなかったようだが。』

 

『王様のお身体を守ってほしいと頼みました。健康を顧みず、ご政務に没頭されておられるので、休むように言ってほしいと。』

 

『そうか。今夜は夢の中でソンヨンに小言をいわれそうだ。』

そう言って笑う正祖(チョンジョ)

(せめて夢の中でも、ソンヨンに会いたいのでしょうね)

 

丘の上から街を見下ろし、テスに語りかける正祖(チョンジョ)

 

〜 ここはセリフと共にご紹介します 〜

 

正祖(チョンジョ)

난 저들에게 좋은 임금이 되고 싶다, 대수야.

『私は、民にとって、良い王でありたいのだ、テス。』

 

이 땅에서 땀을 흘리며 열심히 살아 내는 저들이 걱정도 근심도 없이 좋은 것을 누리며 그렇게 살게 해 주고 싶어.

『ひたいに汗水流して生き抜いていく彼らが、こころ安らかに、楽しい日々を過ごせるよう力を尽くしたいのだ。』

 

テス

전하, 전하께선 이미 그런 임금이시옵니다.

『王様、その願いはもうすでに叶えられております。』

 

이제껏 이 나라에 이보다 더한 태평성대는 없었사옵니다.

『こんな太平の世は、かつてなかったでしょう。』

 

正祖(チョンジョ)

아니. 아직 멀었다, 대수야.

『いや、満足するのはまだ早いのだ、テス。』

 

내겐 아직도 하고 싶은 일이, 해야 할 일이 너무도 많이 남아 있어.

『私には、やり残したことも、やるべきことも、まだたくさん残っている。』

 

韓国語部分:韓国ドラマ「イ・サン」公式学習ムック 名シーン名セリフ100 下巻 NHK出版 より

 

「現代の指導者(政治家や首相、大統領など)が皆、正祖(チョンジョ)のような気持ちであってほしい…」そんな思いが込められているセリフのように感じます。

 

そんな「世界のリーダーのお手本とも言える正祖」に、ここから様々な試練が襲い掛かります!

現代でも起こりうるような問題に、正祖はどう対処するのでしょうか?

このまま続きを見ていきましょう!

イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~偽造硬貨と王様の異変編~

ソンヨンの墓参りの帰り、街中の只事ならない雰囲気」に気づく正祖(チョンジョ)!

「興仁之門(フンインジムン)=東大門」の前で、騒ぎが起きていたのでした。

 

一難去ってまた一難

テスの報告によると、商人たちが押し寄せて、「清銭の使用に猛抗議している」とのこと。

 

宮殿に戻った正祖(チョンジョ)に、チョン・ヤギョンが「2種類の清銭」を見せる。

1つは、清から譲り受けた清銭。

もう1つは、市中に出回った「偽金」。

パッと見ただけでは、「真偽がわからないほどの精巧な偽金」に驚く。

 

このような大量の偽金が出回ったのは、清の銅銭が文様も単純で、かつ、原材料も手に入りやすいためだった。

そのことにより、商人たちが使用を拒んだのだ。

 

もともと「銭荒(チョンファン)対策」のために、急きょ清から輸入した銅銭。

これを商人たちが使わないため、事態はさらに悪化していた。

 

「偽金の取締り強化」を命じる正祖(チョンジョ)

ソ・ジャンボとカン・ソッキが兵を率いて、鋳造現場へ向かう。

鋳型や残りの偽金を押収する。

 

しかし、地方にまで広がった偽金問題の解決など、正祖(チョンジョ)が取り組む難題は次々に起きていた!

 

毎晩のように深夜まで、執務室で政務にあたる正祖(チョンジョ)

途中でこめかみを抑える様子に、たまりかねたナム尚膳(サンソン)が声をかける。

『殿下、今日はもうお休みください。4日間もまともに寝ておられません。』

「常に命の危険にさらされていた正祖(チョンジョ)は、着替えずに深夜まで読書などをしていた」といわれている

『偽金が地方にまで広がっている。今夜中に状況を把握せねば。』

長年、そばで仕えてきたナム尚膳(サンソン)には、正祖(チョンジョ)が口にしなくとも、「体調がすぐれないこと」はわかっていた。

お付きの尚宮に、正祖(チョンジョ)が熱を出しているため、「御医(オイ)」を呼ぶように命じる。

 

偽金対策に関わっているチョン・ヤギョンが、取次を求めてやって来た。

しかし、ナム尚膳(サンソン)は、王の体調を気遣い、日を改めるよう促すのであった。

 

「銭荒(チョンファン)」、そして「偽金対策」を話し合う正祖(チョンジョ)と側近官僚たち。

偽金を押収したのちも、「清の銅銭に対する根強い不信感により、市場が開かれない」と報告を受ける。

正祖(チョンジョ)

『このままでは、都の経済が麻痺し、国の根幹が揺るぎかねない。』

 

チョン・ヤギョン

『今からでも、清の銅銭の流通を中断してはいかがでしょう。』

 

パク・チェガ

『今さら何を言い出すのだ。すでに莫大な資金を清の銅銭に費やしている。それに追加輸入分もまもなく到着するのだぞ。』

 

簡単には結論の出せない事態に、ついに正祖(チョンジョ)は自ら市場に赴く!

その目で見たのは、「支払いに使った銅銭が偽物だ」という店主と、「捕盗庁(ポドチョン)お墨付きの本物だ」という男の言い争う姿だった。

 

宮殿に戻り、倉庫に積まれた清の銅銭を見つめる正祖(チョンジョ)

彼の脳裏には、「ある民の語ったことば」が浮かんでいた。

『私たち庶民は不安なのです。汗水たらして稼いだお金が偽金だったら…皆、不安で夜も眠れません。』

 

『今すぐ御前会議を召集せよ。』

 

正祖(チョンジョ)は、重臣たちを前に“清の銅銭流通令撤回”を申しわたす!

『この決定をめぐる皆の心配はよく分かる。

(清の銅銭を)回収するとなると、朝廷は莫大な損失を被る。

銭荒(チョンファン)=デフレの打開も難しくなるであろう。』

 

『だが、私はこれが最善の策だと思う。

民の生計を脅かしてまで、信用できない通貨を使うことはできない。』

 

「朝廷側が清の銅銭を回収(信用証らしきものと交換)すること」になり、一様に安堵の表情を見せる民の姿に、パク・チェガが自らの対策案を謝罪する。

 

その言葉に、正祖(チョンジョ)はこう語る。

『そなたの過ちではない。偽造の考えに及ばなかった朝廷の過ちであり、私の過ちだ。』

『大切なのはこの先だ。知恵を絞って銭荒(チョンファン)の打開策を探さねば。

皆、覚悟しろ。打開策が見つかるまで、眠れないぞ。』

 

ここで描かれる正祖(チョンジョ)は、「組織(ここでは国)のトップが自ら決断し、その責務を負う」。

「多くの民(国民)が望むリーダーの姿」なのですね。

 

 

病をおして

貨幣不足、偽金などへの対策として、「自前の新しい貨幣づくり」を提案するチョン・ヤギョン。

銅に代わる強度を持ち、かつ手に入れやすい材料を探し出すことになる。

 

チョン・ヤギョンは、鋳物師(いもじ)たちの作業現場で「磁鉄鉱の使用」にヒントを得る。

 

正祖(チョンジョ)も、共に鋳銭所(ちゅうせんじょ)で一夜を明かす。

そして、「試作品」と「常平通宝(サンピョントンボ)」を比べるように命じる。

※常平通宝(サンピョントンボ):粛宗(スクチョン)の時代から使用されてきた貨幣

 

チョン・ヤギョンが常平通宝(サンピョントンボ)を取りに戻っている間に、御医(オイ)の勧めにより、正祖(チョンジョ)を宮殿に戻らせるよう」、テスに命が伝えられる。

 

テス、そしてチョン・ヤギョンが、鋳銭所(ちゅうせんじょ)内に戻ると…意識を失い倒れた王の姿が!

 

高熱にうなされる正祖(チョンジョ)!

宮殿では、懸命の治療が始まる!

 

御医(オイ)によると「このまま意識が戻らない可能性もある」と告げられ、驚きを隠せない母・惠慶(ヘギョン)宮と中殿・孝懿(ヒョイ)王后。

『殿下の身体中に腫れ物がでております。それが膿んで高熱を出したため、気を失われたのです。』

 

『熊膿膏(ウンダムゴ)を処方していますが、高熱が続いており、回復については何とも申し上げられません。』

 

その後、”孝懿(ヒョイ)王后にのみ”告げる御医(オイ)。

『解熱のために、加減逍遥散(かげんしょうようさん)を処方しています。』

 

『以前から、殿下が使用を望まれておりましたが、解熱作用はあっても腫れ物には効果がないため、処方を反対しておりました。』

 

『加減逍遥散を処方しても3日以内に熱が下がらなければ、なすすべがありません。』

「正祖(チョンジョ)が腫れ物に悩まされていた記録」があるそうです

「本人が患部を診せず、詳しい診察を拒んだ」と伝えられている)

 

孝懿(ヒョイ)王后は、自身も不安を抱えながら、女官たちに「涙を見せるでない」「王様は必ず回復する」と申しつけ、気丈に振る舞うのだった。

 

テスは、ソンヨンの墓前で正祖(チョンジョ)の回復を祈り、涙を流す。

『もう少しお待ちください、宜嬪(ウィビン)さま。今はまだダメです。

王様をこんなふうに連れていかないでください。』

 

『王様には、まだやり残したことがおありです。

どうか宜嬪(ウィビン)さま、王様をお守りください。』

 

『お願いです。王様のお命を救ってください。』

 

母・惠慶(ヘギョン)宮は、仏に祈りを捧げる。

 

その頃…

 

正祖(チョンジョ)と敵対し続けてきた貞純(チョンスン)大妃(テビ)は、英祖(ヨンジョ)の肖像画に語りかけていた。

『王様=正祖(チョンジョ)の病をご存知ですか。』

『不思議なことに、目の敵にしてきた王様が病に倒れたというのに、嬉しくないのです。』

『あれほど、この世から消えてほしいと願っていたのに、気分がよくないのです。』

ついにきてしまった、王様の病!

はたして、正祖は助かるのでしょうか?

このまま「イサンの最終回の結末」まで、一気に紹介します!

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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~王様の夢とエンディング編~

医官らによる懸命の治療が続けられるが、正祖(チョンジョ)の意識は戻らない。

根強い〇〇説

夜更けに、寝所へ入っていくひとりの女性。

足音を忍ばせ、正祖(チョンジョ)のそばへ「一歩、また一歩」と近づいていく。

 

枕元に薬湯を運び…

 

※この場面は、「正祖(チョンジョ)の死にまつわる貞純(チョンスン)大妃(テビ)の話」を知っている人には「!!」と思わせるカメラワーク!

※「イサン」の史実について、詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓

イサンは実話?歴史上の事実(史実)を詳しく紹介!王様と王族たちの波乱すぎる人生や朝鮮王朝の厳しい掟!実はあの名シーンはその時代にはご法度だった!?

 

その女性は…「亡きソンヨン」であった!

 

ソンヨンは、涙ながらに正祖(チョンジョ)に呼びかける。

『殿下、随分おやつれになりましたね。なぜ、お身体を大切になさらないのですか。』

『大丈夫です。殿下は、病などに負けはしません。』

『ですから、もう少し、もう少しだけ、お力をふりしぼってください。』

 

彼女の涙が、熱でうなされる正祖(チョンジョ)の頬へ落ちる。

うっすらと目を開ける正祖(チョンジョ)が見たのは、愛するソンヨンの姿。

 

『ソンヨン…』

 

懸命に動かそうとする手をソンヨンがそっと握る。

『そなたなのか。そこにいるのは。本当にソンヨンなのか。』

 

『はい、殿下。私でございます。』

『私はここにおります。元気を出してくださいませ。』

『殿下はお強い方です。必ず病に打ち勝てるはずです。』

『まだ志半ばではありませんか。殿下には、やるべきことが残っているのです。』

 

『ソンヨン…』

 

正祖(チョンジョ)が夢うつつでソンヨンと会っているとき、孝懿(ヒョイ)王后が見舞いに訪れる。

『王様!』

『王様!』

寝所から響く医官らの声に、ハッとする孝懿(ヒョイ)王后とナム尚膳(サンソン)

 

急いで部屋に入ると、御医(オイ)より

『王様が目を開けられました。意識が戻ったのです。』

と告げられる。

 

夢か幻であったのか…ぼんやりとした正祖(チョンジョ)の手には、「ソンヨンの形見」が握られていた。

 

『まだ、その時ではないのか。そなたのもとに行くには早すぎたか、ソンヨン…』

 

ホッとしたのも束の間、テスはナム尚膳(サンソン)より意外な話を聞く。

テス『それはどういう意味ですか?王様は完全に回復したわけではないのですか?』

 

ナム『病状が深刻で、長くはもたないそうだ。意識が戻ったことの方が奇跡らしい。』

『だが私は、王様を信じている。意志のお強いお方だ。簡単に病魔に負けはしない。』

あまりにも残酷な事実に言葉を失うテス。

 

最後の願い

正祖(チョンジョ)は、気力をふりしぼって政務にあたる。

テスの訪(おとない)が告げられる。

正祖(チョンジョ)『よく来たな。』

 

テス『まだ無理をなさってはいけません、殿下。』

 

正祖(チョンジョ)『大丈夫だ。いつも言っているであろう。これしきでは倒れぬと。』

 

テス『どうか進言をお聞き入れください。

今は、お身体の回復が何よりも重要です。

ですから、どうかご政務のことは、お忘れください。』

 

正祖(チョンジョ)『私の病はもう治らないと聞いたのだな。』

『テスよ、だからこそ時間を少しもムダにできないのだ。』

 

幼い頃から心を通わせてきたテスにだけ語る、「正祖(チョンジョ)の本心」であった。

正祖(チョンジョ)

『王世子を頼んだぞ。まだ幼いゆえ、私の死後王位についたら、困難も多いだろう。』

『だから頼む。この世に残された王世子を、お前が私にしてくれたように、いつもそばにいて守ってやってくれ。』

 

テス『はい、王様。お約束いたします。王世子さまを全力でお守りいたします。』

 

テスの言葉に「ホッとした表情」を見せる正祖(チョンジョ)

正祖(チョンジョ)

『生涯、私の友でいてくれてありがとう、テス。』

『人生で、そなたのような一生の友をもった幸せは、何ものにも代えがたい。』

 

「最後の別れ」ともとれる正祖(チョンジョ)の言葉に、男泣きするテス。

正祖(チョンジョ)も、静かに涙を流す。

(静かなシーンだからこそ、まもなく訪れる別れの悲しみが胸に響きます)

 

承政院(スンジョンウォン)に寄せられた、上奏文を届けるナム尚膳(サンソン)

体調を気遣う彼を下がらせると、正祖(チョンジョ)は、ゆっくりとした動作で眼鏡をかける。

 

読み始めても、なかなか焦点が合わない。

ひとつひとつ、ゆっくりと花押をしたためていく。

 

書類を読むのに苦労する姿、おぼつかない手元、そして…正祖(チョンジョ)の姿を捉えるカメラが引いていくのは、「旅立ち」をイメージさせるのでしょう。

 

第23代国王・純祖(スンジョ)

ときは流れ・・・

 

パク・テスが向かうのは、「第23代国王・純祖(スンジョ)」のもと。

幼い王は、テスに笑顔を見せると、彼をお供に宮廷内を散策する。

 

純祖(スンジョ)『そなたは亡き父上の友だったそうだな。』

 

テス 『さようでございます、殿下。』

 

純祖(スンジョ)『初めて会ったのはいつのことだ?』

 

テス 『私が11歳の時でした。先代の王様が、王世孫(ワンセソン)様だった頃に時敏(シミン)堂でお会いしました。』

※時敏(シミン)堂:かつて世子が講義を受けていた場所

正祖(チョンジョ)の時代に火災で消失したようです

 

純祖(スンジョ)『今の私と同じ年頃だな。』

 

『父上もよくそのことを話しておられた。そなたは親友であり、心の支えだったと。』

 

亡き父であり、惜しまれながら亡くなった「先王・正祖(チョンジョ)」の言葉を思い出しながら、純祖(スンジョ)は続ける。

『私は怖いのだ。王でありながら、まだ何も知らない。

私は、父上の善政を引き継げるだろうか…』

 

「亡き友であり、生涯をかけて仕えた正祖(チョンジョ)」の言葉を思い出しながら、テスは幼い王に語りかける。

 

テス 『どうかご心配なく。殿下のおそばには、私がおります。

命をかけて殿下をお守りしますので、何も恐れることはありません。

国王として信念をもって、正しい政治を行ってください。』

 

力強く、頼もしいテスのことばに、笑顔でうなずく純祖(スンジョ)だった。

 

その後、テスは「正祖(チョンジョ)の墓前」を訪れる。

 

『王様、いかがお過ごしですか。そちらで宜嬪(ウィビン)さまとはお会いになられましたか?』

 

正祖(チョンジョ)の声が響く。

 

〜 回想シーン 〜

正祖(チョンジョ)『どうだ、テス。こうしてみると壮観ではないか。』

 

テス『はい、殿下。そのとおりでございます。』

 

正祖(チョンジョ)

『私は、民にとって、良い王でありたいのだ、テス。

この地で、汗を流しながら懸命に働いているあの者たちが、悩みも心配もなく、楽しみを享受しながら、そのように暮らしていけるようにしてやりたい。』

 

『彼らの流した汗に報いるような国にしたい。

収奪も搾取もない世の中にして、飢えや差別や抑圧から彼らを解放したい。

私の持てる力を尽くし、民が生きる喜びを実感できる、そんな国をつくりたいのだ。』

 

〜 回想ここまで 〜

 

テス

『ご存知ですか、王様。私は、あの瞬間を今も鮮明に覚えています。

壮大な希望を語る王様の眼差しは、陽の光のもとでも眩いばかりでした。』

 

『この国でいちばん美しい夢が輝いていました。その夢を叶えるのは、私たちです。

王様が愛した民が、その夢を受け継ぎました。』

 

『ですから、あの時の夢は決して終わってはいません。止まってもいません。

王様の夢は世の中を動かし続けています。』

 

『いつか、この国の民は、その夢を形にしてくれるでしょう。』

 

花吹雪が舞うなか、テスの心には「幼いころの自分たち・・・サン、ソンヨン、テスが無邪気に遊んでいる姿」が映しだされていた。

 

いつしか…サンは「世子姿のサン」へ、ソンヨンは「図画暑(トファソ)のソンヨン」へ…

まばゆい2人の笑顔で、全77話のストーリーはエンディングとなる。

<完>

 

若きイサンとソンヨンが手をつなぎ、宮殿へ向かう。

このときBGMとして流れるのが、ソンヨンのテーマ曲「約束(약속)」です。

次に、そんな「約束」の歌詞と意味、ドラマ「イサン」の音楽と制作陣のつながりについて、紹介したいと思います。

同じくイサンを描いた「赤い袖先」の記事一覧も、ぜひあわせてどうぞ♪

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イサンの主題歌・約束の詳細と、音楽と制作のつながりを紹介!


ドラマ「イサン」のOSTは、シングルリリース(公開)、アルバムを含めると「20曲弱」あります。

 

そのなかで最も耳馴染みのある曲が、オープニング曲イサン=李蒜の「蒜 (산)」

そしてソンヨンのテーマ曲「約束(약속)」ではないでしょうか。

 

「約束(약속)」について、少しご紹介します。

 

歌うのは、トロット歌手(日本の演歌に似たジャンル)チャン・ユンジョンさん。

 

歌い出しは

기억 하나요 가슴 아픈 사연을

내 님 오실 날을 저울질 하나요

한참 후에야 그 마음을 알았죠

내가 아닌 곳에 머물러 있다는 걸

 

覚えていますか 切ないあの出来事を

あなたがいらっしゃる日を 今日か明日かと待ち続け

やっとわかったのです

あなたの心は 私のそばにないことが

 

ソンヨンが、「自分だけがイサンを思い続けていた…」と思う、その切ない気持ちから始まる「約束(약속)」

 

そして続く

내게 올 순 없나요 사랑할 순 없었나요

もう会えませんか 愛してはいただけませんか

 

그대 헤일 수 없는 맘 나였던가요

あの深い想いは 幻だったのですか

 

“乙女の感性で歌う曲”というとおり、「ソンヨンの秘めたイサンへの想い」が、切々と歌われます。

 

余談ですが、

イ・ビョンフン監督作品「イサン」と「トンイは、前述の武術監督キム・ソンシルさんのほか、脚本家キム・イヨンさん、音楽監督イム・セヒョンさんなども、両作品に関わっています。

 

音楽監督イム・セヒョンさんとの縁もあり、チャン・ユンジョンさんは「トンイ」でも「애월랑 (愛别离)」を担当することになったそうです。

※イサンとトンイの関係については、制作陣も含め、こちらの記事で詳しく紹介しています↓↓

イサンとトンイの関係は?指輪や家系、共通のキャストなど、驚くべき深いつながりを詳しく紹介!知れば知るほど面白い!興味深い関わりが満載!

 

以上、エンディングシーンのBGMも含めて、最終回の詳細をお伝えしました。

 

正祖(チョンジョ)=イサンやパク・テスの台詞」をとおして、「イ・ビョンフン監督が描きたかった世界、伝えたかったこと」を、少しでも感じていただければ幸いです。

 

次に、「ちょっとした裏話」も交えて感想を!

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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~感想編~


「史実に沿って描きながら、記録に残されていない部分は、想像力で視聴者も楽しめる作品」に仕上げる…

 

文字にするのは簡単ですが、初放送(「イサン」は2007年)から10年以上経てもなお、「面白い」、「ついつい見てしまう作品」というのは、決して多くないでしょう。

 

今回、セリフのひとつひとつまで、見ながら、聞きながら、最終回(77話)を見直したところ

  • 韓ドラファンが喜ぶ演出
  • 今の時代を意識したようなセリフ
  • 通説を解釈した描き方

などのこだわりを感じました。

 

例えば

  • 水刺間(スラッカン)での、ヤン尚宮(チョビ)とキム尚宮の会話
  • 「武芸図譜通志(ムイェドボトンジ)」を謹呈するパク・テスとペク・トンスの2人

など。

 

正祖(チョンジョ)=李蒜(イサン)の成長を描くため、サンのそばに「架空の人物」を置くことにして誕生したのが、パク・テス。

 

そのテスのモデルは、正祖(チョンジョ)の時代に実在した「ペク・トンス」。

「架空の人物とそのモデルが2人並ぶ場面」というのは、なかなか見られないですよね。

※「イサン」の史実・実在の人物やモデルについて、詳しくはこちらもどうぞ↓↓

イサンは実話?歴史上の事実(史実)を詳しく紹介!王様と王族たちの波乱すぎる人生や朝鮮王朝の厳しい掟!実はあの名シーンはその時代にはご法度だった!?

 

そして

撮影のオフショットを見ていたため、“ドラマではどこまで放送していたのかなぁ?”と気になったのが、エンディングシーン。

 

「世子のサンと、図画暑(トファソ)のソンヨンが手をつないで宮殿へ向かう場面」です。

 

ドラマは、「階段を登ったところで、互いに笑顔で見つめあって…」完了。

 

 

実はあの場面

「カット」の声がかかると、イタズラ好きのイソジンさんが、ハンジミンさんを宮殿の中に押し込んで笑っていたんです。

 

別の出演者が、イソジンさんのことを“イタズラ好きな王様”と呼んでいましたが、感動のエンディングまでエクボ全開だったのですね。

※撮影中のイタズラを含め、イソジンさんについて詳しくはこちらの記事で紹介しています↓↓

イサンのイソジンさんの現在の活動やドラマ・映画出演作(全作!)・素の性格が楽しめる「三食ごはん」などのバラエティでのエピソードを徹底紹介!「ギャップ萌えの帝王」に胸キュンが止まりません!

 

ドラマイサンは、当初「全60話」の予定でスタート。(17話も延長!)

 

それが“視聴者も楽しめる作品”として、歴史ドラマのファン層より若い世代にも人気が出て、視聴率も上昇。

なかでも「ホン・グギョン語録が大人気だった」とか。

 

ストーリーの中ですでに亡くなっているため、最終回にホン・グギョンが登場することはありませんでしたが、テスのセリフで懐かしさを込めて語られたのも分かる気がします。

 

あなたの「イサン」一押しキャラは、どなたなのでしょう?

 

最後に、この「イサンの最終回(77話)に込められた深いこだわり」について紹介しつつ、この記事をまとめたいと思います!

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イサンの最終回結末(77話)のあらすじをネタバレ!~まとめ~

史実として、「正祖(チョンジョ)=李蒜(イサン)の死」が避けられない分、どのように最後を表現するのか?

 

また、通説として広く知られている「正祖(チョンジョ)の死と貞純(チョンスン)大妃(テビ)の関係」をどう扱うのか?

 

これらを、あまり重くならないように、かつ、矛盾なく描いているドラマ「イサン」

 

最後に、「ちびっ子サン(蒜)」が登場したり、亡くなったソンヨンの出番があるなど、視聴者の期待を裏切らない最終回だったように思います。

 

どのドラマでもそうですが、長編作品になればなるほど、「最終回は総まとめ」の要素が強くなります。キャスト総出演のようにも感じる「イサンの最終回(77話)」が、この記事で分かりやすくなれば幸いです。

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
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