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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)はどんな人?実は役柄を徹底分析する理論派!家では主夫に変身!?

まりこ
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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
詳しいプロフィールはこちら

出典:https://channel-korea.com/profile-of-kim-yu-seok/

不遜な態度で味方であるはずの南人(ナミン)すら苛立たせ、呆れさせるチャン・ヒジェ

その一方で、どこか抜けていて“可愛気のある悪人”という声もチラホラ。

そんなチャン・ヒジェを演じたのは、ロシアで演劇を学んだというキム・ユソクさん

今回は、その意外な(?)エピソードも含め、ユニークな出演作品などをご紹介します。

 

スクチョンを演じたチ・ジニさんとは「トンイ」以外にも因縁があります。

どうぞ最後までお楽しみください。

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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)のプロフィール、経歴、出演作品(ドラマ編その①)


まずはプロフィールを見ていきましょう。

  • キム・ユソク (芸名・本名) 
  • ローマ字表記:Kim Yu-Seok
  • ハングル表記:김유석
  • 漢字表記:金庾石

 

  • 生年月日:1966年9月22日(陰暦では8月8日)
  • 身長など:182cm  75kg  B型

 

  • 家族:妻パク・スジョンさん、息子さん3人

ロシア留学中に出会ったスジョンさんと1996年に結婚。

ふたりを結びつけたのは『ロシアの市場で買った白菜で漬けたキムチ』だそうです。

 

  • 趣味・特技など:登山、マウンテンバイク
  • 出身学校:東国(トングク)大学 演劇映画科

同期にパク・シニャンさんがいます。

お二人は同じ時期にロシアに留学していたそうです。

(同じ部屋で寝泊まりしていたという話も)

 

なお、キム・ユソクさんは、シェープキン国立演劇大学、シューキン国立演劇大学(ともにロシア)で演劇について学び、演技実習・理論修士学位を取得しています。

 

これら演技に関する理論と、自らの経験を後進たちの育成に活かしているキム・ユソクさんは、母校の東国(トングク)大学のほか成均館(ソンギュンカン)大学崇実(スンシル)大学、劇団の演技学校などで教鞭を執っているそうです。

 

デビュー

キム・ユソクさんは、高校時代に『浪人生と偽って劇団に入門した』という逸話の持ち主。

「トンイ」で見せたようなドラマ・映画俳優としてだけでなく、演劇、ミュージカル界でも活躍しています。

 

それぞれのデビューは以下の通りです。

  • 1986年 演劇俳優としてデビュー
  • 1987年 ミュージカル俳優としてデビュー
  • 1988年 映画「青春パンチ」で映画俳優としてデビュー

 

ご自身のことを『分析型』と語るキム・ユソクさん。

「演じていて何より許せないのが、自分の演技が嘘だと感じてしまうこと」

「自分と役が同化するまで、役柄の心情や行動の正当性などを徹底的に分析していきます」

韓国ドラマ・ガイド「トンイ」 前編 より抜粋引用

このように、演じることに対して信念を持つキム・ユソクさんの出演作品をご紹介します。

 

出演作品(ドラマ)

出演作品が多いので、初期の作品はまとめてご紹介します。

1998年〜2002年

「河馬」 「ヨイド(汝矣島)に風が吹く」「3日間の愛」「未必的故意による愛」「タバコ屋のお嬢さん」「遠足 」「キツネと綿菓子」「三綱五倫とピンクレイディ」「告白(2002)」「愛を予約してください」「加里峰(カリボン)エレジー」「なくした傘」「新村(シンチョン)でUターンする」

 

  • 2003年 「聾唖者手袋」 ヒョンギュ役
  • 2003年 「捕われる」 キチャン役
  • 2003年 「あなたのそばへ」 イ・ギョンシク役

■2003年 「王の女」 臨海(イムへ)君役

チソンさん演じる第15代国王・光海(クァンへ)君の兄

野心を捨てきれない長子をあるときは豪快に、あるときは憎々しく演じています。

 

チ・ジニさんとの対決 その1

(時代劇への出演ということで)役柄も作品も気に入っていた、というキム・ユソクさんですが、同時間帯に放送されていた「チャングムの誓い」に視聴率で大きく水を開けられてしまいます。

 

「トンイ」でスクチョンを演じたチ・ジニさんは、「チャングムの誓い」のミン・ジョンホ役で大ブレイクを果たしましたので、初戦はチ・ジニさんの勝利と言えそうです。

 

■2004年 「土地(名家の娘ソヒ)」 クチョン / キム・ファン役

チェ・ソヒ(キム・ヒョンジュさん)の家で下男をつとめる。

キム・ユソクさんの母親役は、オクニョ文定(ムンジョン)王后を演じたキム・ミスクさんです。

 

■2004年 「二度目のプロポーズ」 ソク・テウ役

ヒロイン・ミヨン(オ・ヨンスさん)の元同僚 “ベタベタくん” で、バツイチのシナリオライターとして登場。

ミヨンに思いを寄せるギョンホ(オ・ジホさん)をヤキモキさせます。

 

■2005年 「がんばれ!クムスン」 ノ・シワン役


シングルマザー・クムスン(ハン・へジンさん)亡き夫ジョンワン(キム・ナムギルさん)の長兄

仕事の縁で再会した同級生ハ・ソンラン(キム・ソヒョンさん)に恋心を抱く銀行員の役どころです。

 

■2006年 「人生よ、ありがとう」 イ・インソク役

健康診断に訪れたヒロイン・ヨンギョン(ユ・ホジョンさん)の肺がんを懸命に治療する大学病院医師

ヨンギョンの元恋人であり、彼女への思いを持ち続けながらも、彼女が夫や子供たちと笑顔で過ごせるよう最後まで思いやりをみせる温かい人柄です。

 

エンディングは、インソク(キム・ユソクさん)のソフトな声がヨンギョンの笑顔と重なります。

「忘れないで 命は貴く 人生は感謝に満ちている」

 

■2006年 「愛しのおバカちゃん」 イ・ホテ役

病気の息子をかかえるシングルマザーのヒロイン・チャヨン(キム・ジヨンさん)の同居人ホテ

二人は幼なじみで、へまを繰り返すホテを追いかけるチャヨンの姿は市場の名物。

契約結婚、実の父親の正体、チャヨン・ホテそれぞれの恋模様など紆余曲折ありますが、ハッピーエンドの物語です。

 

■2007年 「塩人形~ヴィクティム・オブ・ラブ~」 カン・ジソク役

学生の頃から好きだったヒロイン・ソヨン(ファン・スジョンさん)を忘れられない御曹司ジソク。

友人であり、今は彼女の夫ヨヌ(キム・ヨンホさん)の事業上の借金や病気の治療費と引き換えにソヨンをお金で買おうとするかなり嫌な人物です。

 

「お前 ひと晩だけ 愛人になれ」

こう言って小切手を渡すジソクに、イラッとくるかもしれません。

 

■2007年 SBS 日々連続ドラマ 「その女が恐ろしい」 ペク・チョンジン役

ヒロイン・ヨンニム(ユソンさん)を捨て企業グループの令嬢ウネと結婚した元恋人ギョンピョ(カン・ソンミンさん)への復讐劇をベースに、代理母、財産相続とさまざまな問題が絡むなかで、ウネの従兄弟として登場します。

 

■2008年 「白い嘘 」カン・ジョンウ役

ヒロイン・ウニョン(シン・ウンギョンさん)の元恋人でデパート社長のジョンウ

自分が捨てたウニョンが発達障害のある異母弟ヒョンウ(チン・テヒョンさん)と結婚したことで、過去の嘘がバレてしまいます。

義兄となったジョンウは、その後も悪事を重ねていくのですが・・・

(このドラマでも、かなり嫌な人物です)

 

■2010年 MBC 大河ドラマ 「トンイ(同伊)」  チャンヒジェ役


チャン・ヒビンの兄ヒジェ。

歴史上の張希載(チャンヒジェ)は優秀な人物で、必ずしも妹の力で高位職を手にしたという訳ではないようです。

 

「トンイ」の中では、軽薄であくどいヒジェを演じています。

常に演じる役を分析し、『その人物がなぜそのような行動をとるのか』という心理的な面まで考えるというキム・ユソクさん。

「得意なキャラクターを選んで同じ演技をする役者にはなりたくありません」

「常に新しいキャラクターをつくり出し、ファンの方に応援していただきたいですね」

韓国ドラマ・ガイド 「トンイ」後編 より抜粋引用

 

その言葉どおり

単に“悪人”というのではなく、あのような行動をとった経緯も丁寧に演じて“視聴者から共感を得る悪人” チャンヒジェが誕生したと言えそうです

このチャンヒジェ役が評価され、2010年 MBC演技大賞 男子黄金演技賞 を受賞しました。

「トンイ」の記事一覧もぜひあわせてご覧ください♪

引き続き、キム・ユソクさんの出演作品を紹介していきます。

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 キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)の出演作品(ドラマ編その②)

■2010年  「笑ってトンヘ」 イ・ピルジェ役


チ・チャンウクさん演じるトンヘ(東海)のお母さんアンナ(ト・ジウォンさん)に好意を抱く刑事ピルジェ

いつ刑事の仕事をしているのだろう?と思うくらい、アンナさんの周りをウロウロしていた記憶があります(笑)

お人好しで純粋なピルジェの恋の行方は・・・ドラマを見てのお楽しみに。

 

■2011年  「階伯(ケベク)」 フンス役

イ・ソジンさん演じる百済(ペクチェ)の将軍・階伯(ケベク)の義兄弟であり、内頭佐平(ネドゥジャピョン)という高位官吏を務めるフンス。

 

義兄弟の契りを交わすシーンの撮影でのエピソードをご紹介します。

ケベク(イ・ソジンさんウィジャ=のちの31代国王(チョ・ジェヒョンさん)ソンチュン(チョン・ノミンさん)フンス(キム・ユソクさん)の4人は 『セリフでNGを出すたびに1万ウォンの罰金を支払い、そのお金で晩ご飯を食べに行く』 ことを取り決め、撮影に臨んだそうです。

※ターゲットは、よくセリフを噛むというウィジャ役のチョ・ジェヒョンさん

 

実際には

罰金制でいつもより緊張したのか、皆さん同じくらいNGを出し、ほぼ『割り勘』だったそうです。

※韓国ドラマ公式ガイドブック「階伯(ケベク)」 イ・ソジンさん談 より一部引用

 

また

キム・ユソクさんはフンスを『ダンディで毒舌家』のイメージで捉えていたのに対し、キム・グンホン監督『軽い(コミカルな)』イメージで考えていたとのこと。

ドラマでのフンスはその両面を持った人物として登場します。

※イ・ソジンさんについて詳しくはこちらもどうぞ↓↓

イサンのイ・ソジンさんの現在の活動やドラマ・映画出演作(全作!)・素の性格が楽しめる「三食ごはん」などのバラエティでの面白エピソードなどを徹底紹介!

 

■2012年 「シンドローム」 ミン・ソンジュン役

病院を舞台に野心を持つ脳外科教授チャ・テジン(チョ・ジェヒョンさん)と理事長の娘である麻酔科教授オ・ウニ(キム・ソンリョンさん)夫婦の対立に、脳外科医たちの仕事と対立や葛藤などが複雑に絡んでいきます。

 

キム・ユソクさんが演じるのは、ウニ(キム・ソンリョンさん)の元恋人であり、アメリカから帰国した脳外科医ソンジュン。

 

ウニを助け、真相を明らかにするため奮闘します。

韓国ドラマらしく(?)出生の秘密まであるメディカルドラマです。

 

◆ウニの状況を知ったソンジュン(冒頭から)

 

■2012年  「屋上部屋の皇太子(プリンス)」 国王役(特別出演)

世子イ・ガク(大人役はユチョンさん)の父=国王として第1話に登場します。

 

史実ではなく、現代にタイムスリップして過去の謎解きをするフュージョン時代劇なのですが、いくつかの点からイ・ガクのモデルは20代国王・景宗(キョンジョン)ではないか?と評判になった作品です。

 

景宗(キョンジョン)の父は、もちろん19代国王・粛宗(スクチョン)

※サイトによっては、国王を粛宗(スクチョン)と明記しているものもあります

「トンイ」でチャンヒジェを演じたキム・ユソクさんが、スクチョン役というのも面白いですね。

 

■2012年  「大王の夢~王たちの戦争 」キム・ユシン役

金春秋(キム・チュンチュ)『三韓統一』(新羅・百済・高句麗の統一国家の樹立)の夢を実現しようとする新羅(シルラ)の将軍・金庾信(キム・ユシン)を演じます。

 

金庾信(キム・ユシン)といえば名将中の名将、として有名ですが、キム・ユソクさんがイメージしたユシン像は

 

『荒れ果てた戦場で、砂ぼこりがまじった風に髪をなびかせながら、どこか遠くを見つめている1人の中年の男』

『自分の言葉ひとつで数百人が死ぬかもしれず、それでも自分が決定を下さなければならないという孤独な姿』

韓国ドラマ公式ガイドブック「大王の夢」 キム・ユソクさん談より抜粋引用

 

「大王の夢」でのキム・ユシンに英雄としての姿より、苦悩する姿が印象に残るのはそのためかもしれません。

 

ドラマ後半には

「トンイ」で仇敵シム・ウンテクを演じたキム・ドンユンさんが、ユシンの息子サムグァンとして登場。

親子で三韓統一を進めて行く場面も見られます。

 

さらに

「トンイ」で同じ南人(ナミン)として、チャン・ヒビンを支える側にいたオ・テソクを演じたチョン・ドンファンさんが、金春秋(キム・チュンチュ)の父ヨンチュン役、オ・ユンを演じたチェ・チョロさんがピダム役として登場します。

 

余談ですが

ドラマ「黄金の私の人生」の中で、パク・シフさん演じるドギョンが、自分とジアン(シン・ヘソンさん)の障害の多い恋について「僕たちは、金庾信(キム・ユシン)と天官女(チョングァンニョ)か」と嘆く場面があります。

そのキム・ユシンの悲恋が、少年時代(ノ・ヨンハクさん演)に登場します。

引き続き、キム・ユソクさんのドラマ出演作を見ていきましょう。

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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)の出演作品(ドラマ編その③)


■2013年 「隣人の妻」 アン・ソンギュ役

 

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外科医の夫ソンギュ(キムユソク)は、仕事人間ではなく、家族にも尽くす理想の夫😆👍 しかし、妻のソンハ(ヨムジョンア)はキャリアウーマンで、彼女の前では委縮してしまい、女としては愛せず抱けなくなっていた😱 . 一方、大手製薬会社部長の夫サンシク(チョンジュノ)と、妻ギョンジュ(シンウンギョン)は、静かに暮らしていたのだが、夫は傲慢で、妻の家計簿が合っているかまでチェックする細かさ😓 . 互いの夫婦が疲弊していた頃、引っ越しによってお向かいになり知り合った事から、ストーリーは展開します❕❗❕ 隣りの芝は青い………😅カップルは相手の配偶者がむしろ自分に合っているのでは?と共に思い始め、ダブル不倫に😵😵😵 . と言っても、そこまでのドロドロ感はありません❕むしろ、夫婦なら誰にでもあり得る事だなぁと思いながら、ちょっと考えさせられるドラマでした❗ . #隣人の妻 #네이웃의아내 #YourNeighborsWife #ヨムジョンア #チョンジュノ #シンウンギョン #キムユソク #ユンジミン #ヤンジヌ #キムブソン #イセチャン #kdrama #韓国ドラマ

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ヒロイン・ソンハ(ヨム・ジョンアさん)の夫で、大学病院に務める外科医のソンギュとして登場。

隣にある家族が引っ越してきたことで、W不倫?!の危機が訪れます。

 

その隣人夫婦ですが

夫サンシクを演じたのは、チョン・ジュノさん。

「オクニョ」では、コ・スさん演じるテウォンの父であり、キム・ミスクさん演じる文定(ムンジョン)王后の弟として権勢をふるったユン・ウォニョン役でした。

 

妻ギョンジュを演じたのは、シン・ウンギョンさん。

先ほどご紹介した「白い嘘」では、キム・ユソクさんに騙され、捨てられた元恋人ウニョン役でしたが、「隣人の妻」では、ひそかにソンギュ先生に思いを持ち続けていたミステリアスな主婦です

 

このドラマ、決して不倫を是とする内容ではなく、むしろ中高年夫婦の現実にある問題や不安を描いており「まるで自分たちのことみたい」と共感した視聴者が多数いたそうです。

◆帰宅して大慌てのキム・ユソクさん(冒頭から)

 

■2015年 「ディア・ブラッド~私の守護天使 」チョン・ジテ役


医師の顔を持つ善(アン・ジェヒョンさん)と悪(チ・ジニさん)のヴァンパイアが暗闘を繰り広げる病院で、血液腫瘍の専門医チョン・ジテとして登場。

 

ヴァンパイア・ウィルスを研究していた父チョン・ハンス(ナム・ミョンリョルさん)が謎の死を遂げたこともあり、ジテも研究を続けます。

 

チ・ジニさんとの対決 その2

病院長という権力を持つ絶対悪のジェウク(チ・ジニさん)に対抗する善のヴァンパイア・チサン(アン・ジェヒョンさん)に協力し、抗ウィルス薬を完成させるジテ(キム・ユソクさん)。

その活躍という観点から、第2戦はキム・ユソクさんの勝利(かなり強引ですが)ということに。

 

■2015年  「泣かない鳥 」オ・ナムギュ役

元妻ミジャ(オ・ヒョンギョンさん)の罠により、再婚相手を殺したとして逮捕されてしまうナムギュを演じます。

 

◆キム・ユソクさんの変化がわかるダイジェスト映像

 

■2015年  「我が家のハニーポット」 アン・ギルス役


伝統酒をつくる会社で社長を支える秘書室長ギルスを演じます。

息子テホ(キム・ミンスさん)も真面目な社員として働いており、社長の娘アラン(ソ・イアンさん)との婚約で将来が楽しみなのですが、ギルスにはある秘密が・・・

 

嘘と悪事を重ねていきますが、最後は改心する人物です。

 

■2017年 「バッドガイズ2:悪の都市」 パン・ジュンヒョク役

「バッドガイズ1」の続編ということですが、主要メンバーがガラリと変わったのでシーズン2単独でも楽しめます。

より「悪で悪を裁く」内容になっています。

 

その中で、キム・ユソクさん演じる地方検察庁検事ドンジュンは現実主義者といえそうです。

悪に加担するわけではありませんが、毒をもって毒を制するやり方にも賛同しないエリート検事という印象。

◆10秒あたり〜

 

ちなみに “法が通用しないなら拳で” のメンバーに、「奇皇后」でワン・ユを演じたチュ・ジンモさんもいます。

仲間に “ホ社長” と呼ばれる元暴力団員で、今は食堂店主のイルフ(チュ・ジンモさん)は、とにかく強い!!

(なお、別のチュ・ジンモさんが地方検察庁長官役で出演しており、Wチュ・ジンモさんのキャスティングです

 

■2018年 「一緒に暮らしましょうか?! 」チェ・ドンジュン役

さまざまな世代の恋愛と家族のあり方が描かれたこのドラマで、ビルオーナー・ミヨン(チャン・ミヒさん)の元夫ドンジュンとして登場。

我が子ムンシク(キム・グォンさん)の涙の訴えにも耳を貸さず、元妻が病気にかかったことを利用してビルを騙し取ろうとして捕まります。

 

全50話ありますが、初回から視聴率は20%台(最終回は38%超)と2018年に韓国で放送されたドラマの中でも人気のあった作品のひとつです。

 

■2019年 「黄金庭園(原題) Golden Garden チェ・デソン(イ・テソンさん扮するチェ・ジュンギの父)役

10月末に韓国での放送が終わった全60話のドラマ。

全く生き方の違う2組のカップルを中心に過去の事件と現在が交錯する物語で、ジャンルは “ミステリー・ヒューマン・ラブストーリー” になるようです(笑)

 

1組目が一緒に暮らしましょうか?! と同じくハン・ジヘさんとイ・サンウさんの過去に傷ありカップル。

2組目がオ・ジウンさんとイ・テソンさんの美貌と野心とお金のある裕福カップル。

 

キム・ユソクさんは、イ・テソンさんの父親役でドラマの第1話から白のスーツ姿で登場するなどクセのある人物という雰囲気を漂わせています。

 

◆22、3秒あたり〜

 

今回、出演作品をいくつか見直してみて、気づいたことがいくつかあります。

・悪役を演じる時は、実に憎々しいキャラクターである

・純粋でお人好し、逆に悪人といったかなりクセのある人物を演じることが多い

・お金持ち(御曹司)、医師の役が意外と多い

・長身なので、スーツや白衣姿が似合う

・悪役は別としてソフトな語り口である

 

チ・ジニさんとの対決 その3

「トンイ」では衣装や身分(地位)により立ち位置が異なることもあり、あまり身長差に目が行くことはありませんでした。

ジュシク(イ・ヒドさん)とヨンダル(イ・グァンスさん)の凸凹コンビは例外

 

こちらのお三方の身長は

スクチョン役のチ・ジニさん              178cm

トンイ役のハン・ヒョジュさん           170cm

チャンヒジェ役のキム・ユソクさん  182cm

チ・ジニさんが対談で「僕に会うときはヒールを履くな、って言ってるでしょ」とハン・ヒョジュさんに笑いながら言う場面があります。

 

それに対して

キム・ユソクさんはドラマや映画で若手の俳優さんたちと並んでもスラリとした長身が目立ちます。

 

舞台映えするのではないかという期待も込めて、第3戦もキム・ユソクさんの勝利(強引・・・笑)

 

そして、来年放送予定のドラマにも出演が決定しています。

 

■2020年 「한 번 다녀왔습니다/ I’ve Been There Once (一度行ってきました)」

3月放送開始予定の週末ドラマ(全100話)。

平穏な日々などないソン家の離婚話から始まるファミリードラマ、らしいのですが詳細は不明です。

 

キャストにオ・ユナさん、イ・ミンジョンさん、イ・サンヨプさん、シン・ヘソンさんを始め、チョン・ホジンさん、チャ・ファヨンさん、イ・ジョンウンさん、カン・シニルさんなどベテランのお名前も並ぶなか、キム・ユソクさんがどのような役を演じるのか?とても楽しみです。

詳しい情報がわかれば、またご紹介しますね。

 

続いて映画作品を紹介します。

「トンイ」の記事一覧もぜひあわせてご覧ください♪

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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)の出演作品(映画編)

出演作品(映画)

■1988年 「青春パンチ」

作品の資料が手に入らず、詳しい内容がわからないのですが「大王の夢」でキム・チュンチュとキム・ユシンとして共演したチェ・スジョンさんの映画デビュー作でもあります。

 

■1998年 「囁(ささや)く廊下 〜女校怪談〜」 美術教師役

■1998年 「カンウォンドの恋」 警察官役

ロシア留学時代にホン・サンス監督の「豚が井戸に落ちた日」を見て惚れ込んだキム・ユソクさん。

帰国して「カンウォンドの恋」のオーディションを受け、晴れて監督の作品に出演となりました。

 

■1999年 「マヨネーズ」

母娘の心の溝や葛藤を中心に描いた作品で、キム・ユソクさんは娘アジョンの夫役です。

 

■2000年 「魚と寝る女  The Isle

「島」という名前の釣り場を舞台にした、釣り場の女主人と逃亡と自殺を図る元警察官の猟奇的な愛の物語。

 

キム・ユソクさんは浮気をした恋人を殺め、手配犯となってしまった元警察官ヒョンシクを演じます。

女主人のヒジン(ソ・ジョンさん)にはセリフが一言もない、というこの映画は “韓国映画界の異端児”と呼ばれるキム・キドク監督の作品です。

 

■2000年 「狂詩曲 THE RHAPSODY」

韓国軍特殊部隊を題材にしたアクション映画で、キム・ユソクさんは精鋭部隊の大尉ユ・ソンジュン役です。

 

■2002年 「菊花の香り 〜世界でいちばん愛されたひと〜 The Scent of Love

地下鉄車内で毅然とした態度をとる女性ヒジェ(チャン・ジニョンさん)を見かけたイナ(パク・ヘイルさん)が大学の先輩ソンホ(キム・ユソクさん)に紹介されて入部した読書クラブでヒジェと再会。

イナは、彼女に恋心を抱き告白するのですが、振られてしまいます。

 

数年後、事故により両親と恋人ソンホを亡くし、明るい笑顔を失ったヒジェにラジオを通じて思いを告げ・・・とストーリーが進んでいきます。

 

キム・ユソクさん、比較的早い段階で亡くなってしまうんです ><

 

作品とヒジェを演じたチャン・ジニョンさんの人生(2009年に永眠)が重なるように感じる部分もありますが、最後は穏やかな気持ちでエンドロールを見ることができるのではないでしょうか。

 

■2004年 「不機嫌な男たち 不倫と純愛」

幼馴染の30代男性2人による浮気と偽善的な生き方を描く作品。

キム・ユソクさんは2人のうち初恋の人を忘れられないチョンギュ役です。

 

■2005年 「お母さん / Grandma’s Adventure 」

めまいと乗り物酔いがひどいため交通の便を利用できない地方に暮らす “お母さん” が、末娘の結婚式に出席するため、山を越え川を渡るという長い旅をする物語。

キム・ユソクさんは、“お母さん(コ・ドゥシムさん)”の次男役です。

 

■2005年 「恋愛」

生活苦からテレクラでアルバイトをする30代女性の恋愛模様を描く作品。

キム・ユソクさんは、画面には登場せず「電話の声」での出演です。

 

■2006年 「みんな、大丈夫ですか?」

介護を必要とする父、映画監督を目指して7年目の夫、妙に大人びた息子の3人に囲まれた日々を送る妻が夫とのケンカをきっかけに理性を失う・・・という家族コメディー映画。

キム・ユソクさんは夫役です。

 

■2009年 「The Phone」

オム・テウンさん演じる芸能マネージャーが携帯電話を置き忘れたことから始まるスリラー映画。

キム・ユソクさんは弁護士役で登場します(特別出演)

 

■2017年 「帰ってくる」

生まれ故郷に帰ってきて、マッコリも飲める小さなレストランを開くピョン社長役

そこで暮らしながら働くようになるジュヨン役を「ディア・ブラッド~私の守護天使」で共演したソン・スヒョンさんが演じます。

 

ここまでキム・ユソクさん出演の映画をご紹介しましたが、ご覧になったことのあるものはどれでしょう?

まだ見たことがない、という方がいらっしゃっても不思議ではありません。

 

というのは、

キム・ユソクさんは、大手制作会社のものより独立映画などに名前を連ねることが多く、作品が日本で公開・流通されているものはあまり多くないようです。

 

私は「お母さん / Grandma’s Adventure 」を見てみたいと思っています。

 

出演作品(演劇)

  • マクベス
  • じゃじゃ馬馴らし
  • アントニオとクレオパトラ
  • 罪と蜂
  • セジャメ
  • 結婚式
  • 百年より長い一日
  • ゴドーを待ちながら
  • オイディプス王

タイトルを見ると、シェークスピア作品が多いようですね。

 

ただ、日本でキム・ユソクさんの演劇を目にすることは難しいので、次に『サービス精神にあふれた○○シーン』やキム・ユソクさんの人柄が垣間見えるエピソードをご紹介したいと思います。

「トンイ」の記事一覧もぜひあわせてご覧ください♪

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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)の人柄は?

ドラマ「大王の夢」

名シーンはこうして生まれた!

1対100で戦うアクションシーンの撮影に臨んだキム・ユソクさん。

槍を手に6時間に及ぶ撮影で、ヘトヘトに。

一応「はぁはぁ」と疲れたアピールをしたそうですが、「休憩」の声はかかりません。

 

その時、長時間のアクションにより、ヒゲが取れかかったことである作戦が閃いた!とか。

 

それは・・・『ヒゲを全部はがすこと』

 

ヒゲの付け直しにかかる約30分を休憩時間にして、撮影を再開します。

大変だったぶん、上手く撮れ、記憶に残るシーンとなったそうです。

 

キム・ユシンはムードメーカー

チェ・スジョンさんがキム・チュンチュを演じるということに加え、豪華な衣装や多額の予算など関係者の期待も大きい正統派時代劇「大王の夢」

しかし、いくつかの事故があり、早い段階でのキャストの変更などもありました。

 

そのうえ、主演のチェ・スジョンさんが怪我(骨折)により撮影を休まなければならなくなるという事態に

 

その時の様子をキム・ユソクさんはこのように語っています。

『本当に青天の霹靂(へきれき)とでも言うべき事態でした。

(中略)

監督は、今にも死んでしまいそうなほど暗い顔でタバコばかり吸っていました。』

 

『混乱するみんなの姿を見て、「しっかりしなくちゃ」と気を引き締めました。

今となっては僕しか残っていないのに、僕まで揺れてはダメだと。』

韓国ドラマ公式ガイドブック「大王の夢」 キム・ユソクさん談より抜粋引用

 

キム・ユソクさんは、どのように現場を支えたのでしょう?

 

それは・・・『馬ダンス!』なんです。

しかも『江南(カンナム)スタイル・馬ダンス』まであります。

 

ほんの一瞬ですが、スタッフや共演者の200人を超えるメンバーで踊るシーンもあります。

 

ドラマ「愛を予約してください」「なくした傘」と映画「菊花の香り」

義理堅い男です

3作品に同時出演することになったキム・ユソクさん。

撮影日程の重なりもあり、疲労は蓄積。

とうとう現場で倒れてしまいます。

それでも病院で点滴を受けたのちに撮影を強行するという手段に出ます。

 

当初「なくした傘」への参加は断念するつもりだったそうです。

しかし、番組のプロデューサーとの長年の付き合いを重んじたキム・ユソクさんは出演を決めたとのこと。

 

演技が好きだと言っても、無理はしないでほしいですね。

※http://contents.innolife.net/listt.php?ai_id=4644 より抜粋引用

 

スタッフから見たキム・ユソクさん

家では主夫に変身します

休みのときは家事をこなすというキム・ユソクさん。

「妻から叱られることもたくさんある」

というご本人の弁に対して、周りのスタッフは

「あんな家庭的な男は初めて見た」

とことばにするくらい優しい夫であり、父親なのだそうです。

※http://contents.innolife.net/listt.php?ai_id=4644 より抜粋引用

 

チ・ジニさんとの対決 ファイナル

優しい夫・父親の顔をのぞかせるキム・ユソクさん。

子どもさんが小さい頃「共同育児」プログラムに参加しているという話も伝えられていました。

 

チ・ジニさんも愛妻家、子ども思いということでは引けをとりません。

※チ・ジニさんの愛妻家エピソードはこちらの記事で紹介しています→チ・ジニさんのイ・スヨンさんへの愛情が素敵です!

 

チ・ジニさんがアニメ「機関車トーマス」の吹き替えに参加したのは『トーマスが大好きな息子さんのため』というのは有名な話です。

おふたりとも仕事のため、一緒に過ごす時間が十分にとれない息子さんたちを思って “お父さんとして出来ること” をプレゼントしていたのですね。

 

どちらもステキなお父さんで、この勝負は引き分けです。

最後に、キム・ユソクさんについて簡単にまとめます。

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キム・ユソク(トンイのチャンヒジェ役)はどんな人?〜まとめ〜

「トンイ」で見せた軽薄な印象のままキム・ユソクさんをみると、間違いなく、人物像が180度変わります。

それくらい、演じることに対して真摯に向き合う、理論と経験の両方を兼ね備えた役者さんだと言えるのではないでしょうか。

 

韓国で最も多い苗字・金(キム)氏。

その祖先は、伽耶(かや)国の金首露(キム・スロ)だと云われています。

※チソンさんが「鉄の王キム・スロ」で演じていました

 

新羅(シルラ)の名将・金庾信(キム・ユシン)もその子孫ですし、「大王の夢」でキム・ユシンを演じたキム・ユソクさんは子孫のひとりに当たります。

 

「責任感が人一倍強い」と先祖キム・ユシンと似ている点を挙げたキム・ユソクさん。

これからも、演じる人物と一体化した演技力とユーモアの精神で、作品を楽しみにする私たちを楽しませてくれそうです。

「トンイ」の記事一覧もぜひあわせてご覧ください♪

 

「トンイ」についてはこちらもどうぞ↓↓

トンイの王様役(チ・ジニ)はどんな人?多趣味でアジアを代表する紳士の家族に対する独特の考え方とは!?

トンイのハンヒョジュさんのドラマ・映画出演作やファッション・髪型、イスンギさん達との交友関係などを詳しく紹介!実は意外なエピソードが満載!?

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この記事を書いている人 - WRITER -
まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
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