奇皇后のワンユとスンニャンの子供(マハ)はどうなる?悲しすぎる人生!そのラストとは!?
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。
読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。
連絡先:whitelife112226@gmail.com
出典:https://www.imdb.com/title/tt3322566/mediaviewer/rm1882592256
子どもを授からなかったタナシルリに実の子として育てられ、“祖父”ヨンチョル、そして“母”タナシルリ亡き後は、皇太后のもとで育つワンユとスンニャン(ヤン)の子供・マハ。
途中、小憎らしく感じる振る舞いもありますが、「小さな体で過酷な運命に耐えようとする姿」に同情した方も多いのではないでしょうか。
今回は、「マハの短い一生と出生の秘密」について、そして、「実の両親との関わりを鍵となるストーリー」をご紹介しながらお伝えします。
もくじ
奇皇后のワンユとスンニャンの子供(マハ)はどうなる?~あらすじ編その①~
スンニャン達の前にマハが(ピョル)が…足の甲を確かめようとしたらタナちゃんに止められた(−_−;)うー残念!!ピョルちゃんとわかるはずだったのにー!!本当は3枚目の画像でワン・ユと幸せに暮らしてたはずなのに〜(T . T)#奇皇后 pic.twitter.com/80paVdZhew
— うらうらのYUMI☆☆☆ (@doll_petit) 2015年4月20日
<マハの誕生>
マハが生まれるのは23話。
「え?マハはいない?」
そうです!
ドラマ「奇皇后」を見た方はご存知のように、マハは”足の甲にある星型のホクロ”にちなんで「ピョル」としてこの世に生まれました。
しかしヨム・ビョンスらに見つかり、絶壁に追い込まれたスンニャンは崖から転落!
チョクホによってスンニャンは意識を取り戻すのですが、ピョルを失ったことを知り涙を流します。
冷たい川の中、お包みだけが見つかり、我が子を探し泣き叫ぶ母スンニャン。
出典:https://www.imdb.com/title/tt3322566/mediaviewer/
<マハとして>
幸い「ピョル」は、近くの皇覚寺の尼僧に拾われていました。
その寺で、「不妊治療を続けていたタナシルリ」は、「その拾われた赤ちゃんを我が子」として育てることを決めます。
そのうえ、拾い子という事実を知る3人の尼僧を”毒殺”し、”寺に火を放つこと”をお付きの女官に命じます。
赤ちゃんを連れ帰ったタナシルリは、「偽装出産」!
“祖父”ヨンチョルによって、赤ちゃんは「マハ」と命名されます。
※「マハ」の名は、仏教で「優れて大きい」という意味だそうです
こうして、スンニャンの知らない間に我が子「ピョル」は、一足早く宮殿で「皇子」として生活を始めます。
「マハ」こと「ピョル」の父親であるワンユは、高麗に帰国していたため、「スンニャンとの間に子どもを授かっていたこと」すら知りません!
ぺガンとタルタルの助けで、タファンの側室となるスンニャン(ヤン)(25話)
遅れてワンユも、その事実を知ります(29話)
ようやく再会を果たすものの、すでに歩む道を違えたワンユとスンニャン(ヤン)のふたりは、気持ちを封印。
別れることとなります。(30話)
※2人の別れ、再会に関しては以下の記事で詳しく紹介しています↓↓
奇皇后でワンユは結ばれる?スンニャン(ヤン)と結婚は?2人の生き様に涙なみだの連続です!
<本当は親子なのに 1>
マハの誕生日を祝う宴が開かれた日。
宴に招かれていたワンユは、マハを見かけ、
「実に凛々(りり)しくていらっしゃる。」
と、その子が我が子と知らずに褒めます(35話)
<マハの秘密 1>
【奇皇后35話】マハのお祝いの為に集まった尼たち。その中にファンガク寺の尼がいる。タナシリがマハを自分の子にする為、口封じに皆殺しにしたはずの尼。ソ尚宮がその尼に気付く。 pic.twitter.com/FWgvQzUSoW
— じゅん★순애 (@SoonAe1011) 2014年3月5日
「タナシルリが滞在していた皇覚寺の尼僧」が、スンニャン(ヤン)を呼び出します。
そして、「マハ皇子がタナシルリの実子でないこと」を伝えます!(35-36話)
その証拠として、「皇后タナシルリと乳母だけが知る、子どもの体の秘密がある」と言うのです。
スンニャン(ヤン)がその秘密を詳しく聞こうとした時、タナシルリが尼僧を探していることを告げられ、聞き出せないまま、尼僧を宮殿の外に連れ出すことになります。
※そのシーンの動画はこちら(CMが入りますが、公式サイトの動画です)
怪しまれないため、連れ出す役目はワンユの部下パン・シヌ。
「マハがタナシルリの実子でないという経緯」を尼僧から聞いた彼は、「その子がスンニャン(ヤン)の子どもではないか」と気づきます。
さらに、「マハの足に星型のホクロがあること」を聞き、ワンユと同じ特徴を持つその子が、「ピョル」であることを確信するのです!!
@doll_petit パンちゃん達、無事に尼僧を脱出成功!!マハちゃんの秘密を聞いてビックリ!!なんと死んだと思っていたピョルがマハだったぁ!!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ#奇皇后 pic.twitter.com/Tlae5iUhIB
— うらうら💐花時計メンバー💐 (@urauranoyumi121) April 20, 2015
※動画はこちら(公式サイト)
一方、スンニャン(ヤン)は、転んだマハを抱き起こしたときに“体の特徴”を確認しようとしたのですが、タナシルリのジャマが入り、足の甲を見ることはありませんでした。(36話)
つまり、「実の親であるワンユとスンニャン(ヤン)が、マハの正体に気づく前」に、ワンユの部下が『マハがピョルである』ことを知ってしまうのです!
その後、37話でヨンチョルが、38話でタナシルリが死を迎えます。
“祖父と母”を相次いで亡くしたマハを、「皇室の長子」として、皇太后が世話をすることになります。
<本当は親子なのに 2>
宮殿内で偶然マハに出会うワンユ。
抱き上げ、「この子を見ていると心が痛む。」と言います。
さらに皇太后が、「人見知りの激しい子が珍しい。」と言って抱こうとしますが、マハはワンユから離れようとしません!
その様子を見て、「陛下が抱こうとしないので、父親が恋しいようです。」と言う皇太后。
これに対して、周りにいるワンユの部下たちは、複雑な表情をのぞかせます。(39話)
<こじれる親子関係>
皇室の血筋を尊び、「高麗人」であるスンニャン(ヤン)がその地位をあげ、権力を持つことを危惧する皇太后。
幼いマハに
「あなたの母親は高麗人のキ捷妤(しょうよ)*が殺した。」
「嫉妬が激しく、陛下をそそのかして殺させた。」
とウソを吹き込みます。
*捷妤(しょうよ):後宮における「皇帝の側室」の称号
【奇皇后42話】5年後。大きくなった皇子たち。スンニャンを毛嫌うマハ。皇太后がマハに、貴方の母を無残に殺したのはスンニャン。あいつは怖い女だ…と、言い聞かせている。 pic.twitter.com/oa35VVmyF9
— じゅん★순애 (@SoonAe1011) 2014年4月1日
皮肉にもマハは、「実の親を恨むよう育てられていく」のです。
<本当は親子なのに 3>
ぐずるマハ皇子を抱いてあやすワンユ。(41話)
「男はむやみに泣いてはいけません。」
「男が涙を見せるときは、自分が辛いときではなく、他人が辛いときです。」
「少しくらい悲しいことは耐えないとなりません。それでこそ男というものです。」
と優しく話しかけます。
その姿を見たスンニャン(ヤン)は、
「皇子はワンユ殿によくなついていますね!」
と声をかけます。
■実の親子が揃う貴重なシーン(動画冒頭)
<本当は親子なのに 4>
ある時、側室のオ才人が、マハをあやしている場に居合わせたスンニャン(ヤン)。
マハはスンニャン(ヤン)に抱かれようと手を伸ばしますが、スンニャン(ヤン)はこれを無視!
本当は「ピョル」なのに・・・
その後もマハは、アユをあやすスンニャン(ヤン)に甘える場面があります。
女官に、「アユ皇子にヤキモチかしら?」と言われますが、この時スンニャン(ヤン)は、マハを抱き世話をします。
「自然にワンユに懐き、スンニャン(ヤン)に甘える姿」を見ていると、知らず知らずのうちに実の親を求めているようです。
世話をする女官が迎えに来ても、スンニャン(ヤン)から離れたくないとぐずるマハ。
それを見ていたパン・シヌ(マハがピョルであることを知る一人)は、複雑な思いになります。(42話)
スンニャン(ヤン)は、
『マハがタナシルリの実子でない=タファンの子どもではない、つまり皇子ではない』
ことは知っています。
(でも我が子「ピョル」だとは知らない!!!)
ただ、そのことを公表すると、マハ自身にも害が及ぶことを考え、慎重になっているのです。
この頃は、マハもスンニャン(ヤン)に甘え、また、スンニャン(ヤン)もマハの境遇を気の毒に思っています。
しかし・・・
皇太后から育てられたマハは、いつしかスンニャン(ヤン)を「母の敵(かたき)」と憎むようになっていました。(42話)
マハは「タファンが父親だと信じている」ので、父に愛され、褒められたいと思っているのに、タファンが可愛がるのはアユばかり。
「当分のあいだマハの挨拶は受けない。」と“父”タファンに言われ、涙を浮かべその場を去ります。
<本当は親子なのに 5>
泣きながら出てきたマハと会ったスンニャン(ヤン)。
マハは“母”タナシルリのことを口にし、「憎しみの気持ち」をスンニャン(ヤン)にぶつけます!
マハ、本当は違うんだよ!
■マハとスンニャンのやり取り(2分30秒あたり〜)
使節団を率いて、「高麗の都・開京(けぎょん)」に到着したマハ。
(今回の使節団は、ワンユを廃位し、「大都」に連れてくるための”罠”)
「高麗王であるワンユ」の出迎えを要求します。
■二人の頑固比べ、我慢比べの場面(親子なので行動が似ています)
<本当は親子なのに 6>
ワンユに開京まで来た理由を尋ねられ
「母の敵(かたき)の顔を見に来た。」
と答えるマハ。
ワンユは、
「母上が亡くなったことは残念に思うが、その原因を調べずに、結果だけで判断するのは正しくない。」
とマハを諭します。
しかし、
「私に説教をするのか。」
とワンユに反論!
さらに、
「私が皇帝になったら覚悟せよ!」
「敵(かたき)の国である高麗をただではおかぬ!」
と恨みをぶつけます。
ワンユは、
「心を抑えられぬ者に復讐する資格はない。」
「もっと学ぶがよい。」
と言い残し、立ち去ります。
「今の言葉はどういう意味だ?」
真実を知らずに育ったマハは、ワンユの言葉が気になります。
また、ワンユは、
「あの子の歪んだ性格がなぜか気の毒だ。」
とマハの言動を気にかけるのです。(43話)
父・ワンユを罠にはめるための道具になったマハ(=ピョル)
真実を知る部下たちが、ワンユにマハのことを早く伝えていれば・・・
<マハの秘密 2>
ワンユは計略により、罪人として捕えられます(43-44話)
ワンユを助けるため、スンニャン(ヤン)は自分を支援する高官たちに
『マハ皇子が皇帝タファンの子どもではない』
とマハの秘密を暴露します!
それによりワンユの拷問は中止されますが、無実が証明されるまで刑器に繋がれ、水すら与えられないことになります。
<本当は親子なのに 7>
瀕死のワンユの前にやって来たマハ。
水を与えるように命じます!
感謝するワンユに、
「礼は必要ない。まだ死んでは困る。」
「貴妃=スンニャン(ヤン)の罪を明らかにしてから死ね。」
と言い放ちます。
それを聞き、
「真実を偽ることはできぬ。」
「母親の復讐をしたいのなら、皇帝と皇太后、ぺガンと臣下すべて殺すことだ。」
と告げるワンユ。
■その言葉に混乱するマハ。(44話)
<本当は親子なのに 8>
さらに“母”タナシルリ、“祖父”ヨンチョルの供養のため訪れていた寺で、スンニャン(ヤン)と会ったマハ。
「自分の両親はヨンチョル一族に殺された。だから復讐のため、位牌の人たちを殺した。しかし、お前はその一族ではないので害さない。」
と言われ、何が真実か分からなくなり、ますます混乱します。(45話)
その後、話は急展開!
このまま「マハの物語の続き」をご覧ください。
奇皇后のワンユとスンニャンの子供(マハ)はどうなる?~あらすじ編その②~
奇皇后45話、、
マハ皇子が泣いててたいほさん耐えられない、、😭😭😭😭
見てられない~😭😭😭
はやく大団円キボンヌ。。 pic.twitter.com/h6HX5BT1Nf— たいほ@海外渡航自粛 (@psychobiati) May 23, 2019
<我が子と知る 母>
マハの真実を知るパン・シヌがスンニャン(ヤン)に、
- マハ暗殺の企てがあること
- マハがワンユとスンニャンの子、ピョルであること
を告げ、「マハ皇子を助けてほしい」と願い出ます。(45-46話)
「パン・シヌ遅いよ〜!」もっと早く伝えなきゃ・・・
「マハが我が子だ」と告げられ、にわかには信じられずにいるスンニャン(ヤン)。
しかし、「マハの足の甲に星型のホクロがあること」を告げられ、涙します。
泣けてくる 可哀想なピョル、スンニャン #奇皇后 pic.twitter.com/b5SNQtqyLP
— Hbcyan (@waiwaha) 2015年6月21日
※動画はこちら
急いでマハのいる寺へ向かうスンニャン(ヤン)。
刺客から逃げるマハの前に“母の敵”スンニャン(ヤン)と“伯父”タンギセの遣いヨム・ビョンスが現れます。
どちらを信じてよいのか分からず、足が止まるマハ。
「マハや」
我が子を呼ぶ母スンニャン(ヤン)!
しかしマハは、ヨム・ビョンスの方へ歩み出します。
「なりません!」
「皇子さま、そいつ(=ヨム・ビョンス)が刺客です。」
「早く貴妃さまの方へ!」
トンマンの言葉に、スンニャン(ヤン)側へ駆けだすマハ!
その背中に、ヨム・ビョンスが放った「毒矢」が突き刺さります!
倒れた我が子を抱きとめるスンニャン(ヤン)。
「マハや。」
「しっかりして。」
「もう大丈夫。」
「私のもとに来たからもう安心よ。」
泣きながらマハを抱きしめるスンニャン(ヤン)。
「どうして涙を流されるのですか?」
毒に侵されながらも、痛みに耐えようとするマハ。
その痛ましい姿にたまらず、スンニャン(ヤン)は大粒の涙をこぼします。
思わず、
「しっかりして。我が子よ。」
という母。
マハの状態にうろたえ、つきっきりで看病するスンニャン(ヤン)。
足の甲を見ると、確かに星型のホクロが・・・
「ごめんね、ピョル。私の息子。ごめんね。」
「これまでずっと気づかなくて。」
「抱いてやることも何もできなかった。」
後悔の念に苛まれるスンニャン(ヤン)。
それだけでなく
「私の息子であるピョルを憎み、背を向けました。」
「どうしたらいいの。」
と泣きながら我が子を見つめるスンニャン(ヤン)。
「この子を守るには何をすればいいのですか。」
「ピョルよ。私の息子。」
これまで名前を呼べなかった分、繰り返し、繰り返し「ピョルの名」を呼び続けるスンニャン(ヤン)。(46話)
見ているだけで胸がしめつけられるようなこの場面。
マハ=ピョルが目を覚まし、「母上」と呼ぶことができればどんなに良いか・・・
一時、マハ暗殺の首謀者だと疑いをかけられたスンニャン(ヤン)でしたが、「刺客が落としていった指輪」と「トンマンの証言」により、無実が証明されます。
(真犯人は、「新皇后バヤンフト」)
<マハの秘密 3>
さらにスンニャン(ヤン)は、その場で『マハ皇子がタナシルリの実子でない』と告げます。
尼僧がそのことを証言し、大明殿は揺れに揺れます!!
ショックのあまり卒倒する皇太后!!
<親子であることを隠して 1>
その後、スンニャン(ヤン)はマハ(ピョル)の元に行き、
「お前は、陛下とタナシルリ皇后の子どもではない。」
と伝えます。
「では、私の父と母は誰なのですか?」
と問うマハ(ピョル)。
我が子に問われても、「自分が母であること」を告げることはできません。
「お前は山中で拾われた。しっかりするのだ。泣くのをやめよ。」
「どこの誰もお前を守ってはくれぬ。」
「だから強くなるのだ。そして、誰にも何も期待するな。」
「生きるためだ。私の言葉を必ず肝に銘じよ。」
心を鬼にして、我が子ピョルに伝えます。
突然の辛い事実に泣きじゃくるマハ(ピョル)。
そうするしかない母スンニャン(ヤン)。
『ピョル。私の息子よ。私にできることはこれだけだ。』
『少しだけ耐えるのだ。』
心の中で詫びながら、泣きながら、「これからマハ(ピョル)が生きていく力」を与えようとするスンニャン(ヤン)。
皇子でないことが分かったマハは、宮殿を離れることになりました。
別れの挨拶に来たマハに、会うことすら拒否する皇太后。
「どの血筋かもわからない者」と言います。
それまで、「高麗人」の貴妃スンニャン(ヤン)を牽制するため、「高麗」の血筋であるアユに対抗するために、マハを育ててきた皇太后。
その価値がなくなったとわかれば、簡単に切り捨て!
皇太后だけでなく、「周りの大人の事情」にその人生を振り回され、利用され、見放されたマハ(ピョル)。
そんなマハ(ピョル)に手を差し伸べたのが、「実の両親であるスンニャンとワンユ」です。
スンニャン(ヤン)は、マハ(ピョル)に「住まい」を用意し、赤ちゃんの頃からマハを知る「ソ尚宮」を世話係としてつけます。
<親子であることを隠して 2>
「これからお前の面倒は私がみる。」
「お前が罪を犯せば、私が責めを負う。」
「ゆえに身も心も強くなるよう努めよ。」
厳しいけれど、我が子がこれから無事に生きていけるよう、心を配る母スンニャン(ヤン)。
さらに
「(マハの)健康が回復したら高麗に連れていけ。」
とソ尚宮に命じます。
高麗に行かせる理由を「目障りゆえ。」と言ったスンニャン(ヤン)ですが、「出生の秘密が知られると生きていけなくなる元」にいるより、「親族がいる高麗に送る」方が安心だと思ったのかもしれません。
※動画はこちら
<我が子と知る 父>
「貴妃さまがマハ皇子を引き取ったんだって?」
「貴妃さまはマハ皇子が我が子だと知っているのか?」
「王様には秘密だぞ。」
「息子だと知れたら・・・」
部下たちの会話を耳にしたワンユは、ここにきて「マハはスンニャンが産んだ我が子」だと知ります!
「マハが私の息子だと?」 (46話)
開始から25分後に、ワン・ユもマハちゃん=ピョルちゃんと事実判明って早すぎる#奇皇后 pic.twitter.com/s4OMX24CsH
— うらうらのYUMI☆☆☆ (@doll_petit) 2015年8月23日
※動画はこちら(該当シーンは35秒あたり〜)
<親子であることを隠して 3>
病身をおして祈祷を続けるマハに、自分が父親とは告げずに歩み寄るワンユ。
「やけに悲しそうだな。」
「皇帝の子でなければ、何者でもないのか?」
「大きい器だと思っていたが・・・父親が皇帝であろうと、市井の輩(やから)であろうと、そなたはそなただ。」
と語りかけます。
「皇帝の子であっても、器が小さければ国を滅ぼす。
一介の輩(やから)の子であっても器が大きければ一国を建てる。」
と話すワンユ。
「同情してそんな話をするのか?」と問うマハに、
「同情されたくなければ、胸を張って生きよ。」
と答えるワンユ。
心の中で、
『息子よ、すまない。今はこのようにしかお前を慰められぬ。』
と詫びながら、我が子を温かく見守る眼差しの父。
奇皇后#47
マハ
そなたは そなただ
皇帝の子であっても器が小さくば
国を滅ぼすことになる
市井の民の子であっても
器が大きければ一国を築ける哀れに思われたくなくば
堂々としているがいい pic.twitter.com/T7iHAqg1kd— 韓ドラ大好きTVっ子 (@meramerako524) 2015年7月5日
それまで頑なだったマハも
「また会えますか?」
とワンユとの再会を望みます。
頬を優しくなで、
「時折、ここに立ち寄ろう。」
と再会を約束するワンユ。
その後部下に
「改めて見たら、私によく似ていた。」
「折をみて、私がマハを高麗に連れて帰ろう。」
と話します。
「親子で帰国の途につき、一緒に暮らせたら・・・」そう願う親心が伝わるようです
その後、
「高麗に着いたら(マハに)私と貴妃の子だと話す。」
と口にします。
しかし!!
この会話によって、「ソ尚宮がマハ出生の秘密を知ってしまう」のです。
そのことで「別の悲劇」が起きます。
それが「ワンユの死」です。
※「ワンユの死」について詳しくは以下の記事で紹介しています↓↓
<親子であることを隠して 4>
祈祷を続けるマハにふたたび会いに行ったワンユ。
「何を祈ったのだ?」
マハは、
「私の両親が亡くなっているなら極楽浄土へ、生きているなら必ず会わせてくれと祈りました。」
と答えます。
「今、お前の目の前にいる・・・」そう答えられたらワンユもマハも幸せだったでしょう…
「ワンユ殿は何を祈りましたか?」
と聞くマハに、
「そなたの願いが叶うようにと祈った。」
と答えるワンユ。
父として今は名乗ることができないので、「それが息子にかけるせめてもの言葉」だったのかもしれません。
その言葉を聞き、笑みを浮かべるマハ!
ワンユも思わず「笑顔」になります!
が、以前より、”顔色も悪い”マハの様子が気になります。
悪化をたどるマハの容態。
必死の看病にもかかわらず、とうとう力尽きるマハ・・・
病身のマハのため、馬車まで用意したワンユでしたが、「父子での帰国」、「息子と呼ぶこと」、そして「一緒に暮らすという願い」は、”マハの夭逝”により、実現しませんでした。
「マハや。目を開けろ。」
「私がお前の父だ。」
「マハや。マハや。死んではならぬ。」
ワンユはマハの遺体を前にして、泣き崩れます。(47話)
その場に居合わせた部下も号泣!
ドラマを見る私ももらい泣き(´;ω;`)ウゥゥ
「我が子だ」と知って、言葉を交わしたわずかな時間。
それが父として、「マハに接した貴重な機会」になったのです。
のちに、スンニャン(ヤン)も「マハ(ピョル)の死」を知ります。(48話)
この時ばかりは、”母”スンニャンとして、「我が子ピョルの死」を嘆き、悲しみます・・・
「我が子(アガ〜)」と泣き続ける様子に、またもらい泣き(´;ω;`)ウッ…
高麗で幸せに暮らすはずだったのに、様々なこじらせ組の存在で、「最後は悲しい今生の別れ」を迎えた3人。
次に、「そんなスンニャン・ワンユ・マハ親子を見て、”すぐに頭に浮かんだある言葉”と、マハの一生を振り返って感じたこと」をお伝えします。
ここまでで「奇皇后」の主役2人の子供である、「マハの人生」について紹介しましたが、「マハがいなくなった後どうなるのか?」話の続きが気になりますよね!
また、「この記事で紹介した背景」を知った上で、「マハの誕生から死まで」を見直してみるのも、物語がより深く理解できるので、とてもおすすめの楽しみ方ですよ♪
ただ、ネットで何でも見れる今の時代、「できればお金はかけずに無料のサイトで楽しみたい!」と思うのが、現代人の普通の心情ですよね。
ではどのサイト・サービスならゆったりと無料で見ることができるのでしょうか?
そこで大の韓ドラファンの私が、PandoraなどのサイトからNetflix、U-NEXTなどの正式なサービスまで徹底調査して詳しくまとめてみました!
「奇皇后」を無料で見てみたい方は、ぜひご覧ください↓↓
奇皇后のワンユとスンニャンの子供(マハ)はどうなる?~感想編~
私の好きな場面ランキング6位
ぐずるマハ皇子を抱き「男はむやみに泣くものではありません 男が泣くときは自分がつらいときではなく他人がつらいときでしょう」とマハをあやすワンユ。ワンユはすばらしい人格者でしたね#奇皇后 pic.twitter.com/kGlOIPrhzs— 撫子_韓ドラ垢 (@nadesoohyuk) August 2, 2015
『翻弄(ほんろう)された』
マハの短い一生をみて、真っ先に浮かんだ言葉です。
ある時は「憎悪の対象」として、またある時は「保身」のため、そして「政争の道具」として・・・「大人たちの事情によって、幸せに過ごす時間を奪われた」ように感じました。
「人を憎むこと」を教わる代わりに、「慈しむ心や思いやる心」を教わっていれば・・・
親子だと互いに知らなくても、スンニャンやワンユともっと一緒にいられたら・・・
「たとえ皇帝の子でないとわかっても、自分の人生を歩めたのでは?」と思います。
それにしても、最初にマハがピョルだと知ったパク・シヌさん。
どうしてもっと早く、真実を告げなかったのでしょう?
そうすれば
母・スンニャンが「我が子ピョルを憎むという悲劇」も
父・ワンユが「我が子と知らずにマハを抱き上げる事態」も
「起こらなかった・・・」かもしれません。
最後に、「奇皇后」に登場する「マハとアユふたりの皇子」。
「このふたりの意外な共通点」をお伝えして、この記事をまとめたいと思います!
奇皇后のワンユとスンニャンの子供(マハ)はどうなる?~まとめ~
「マハとアユの共通点」は何でしょう?
母がスンニャン(ヤン)であること!
正解ですね♪
父がイケメンなこと!
確かに正解です。
実は・・・「もうひとつ共通点」があります。
それは、ふたりが「赤ちゃん」として登場する場面。
演じているのは、「同じ役者(?)さん」なのです。
ドラマ「奇皇后」での貴重な一人二役ですね。(笑)
その後のふたりの運命は大きく違いますが、機会があれば共通点をじっくりご確認ください♪
■ 一人二役を務めた最年少の役者さん
■可愛いNGシーンとOKシーン(公式サイト)
※マハのシーンは1分~
マハは、周りの大人たちに利用され、生きているうちに、本当の両親から愛情を受けながら過ごすことはできませんでした。
50話で「スンニャン(ヤン)の夢の中」、やっと笑顔の親子が揃います!
「父上が武術と乗馬を教えてくださるそうです。」
「嬉しそうにこう語ったマハが、天国で父ワンユと幸せに暮らしている・・・」そう願いたいと思います。
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