トッケビのロケ地~安国・王宮・ソウル(江北)編〜安国駅から名シーンの舞台をめぐります!
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。
読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。
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出典:https://www.imdb.com/title/tt5994364/mediaviewer/rm3454731520
「トッケビ」ロケ地を巡るトッケビワールドツアー。
今回はロケ地が集中する「ソウル」の中心部をめぐります。
ドラマ「トッケビ」には、印象的なシーンが数々ありますよね。
『第1話のこのシーンが最終話につながるとは!』
『ドラマ内でパロディ?』
『あのドラマでも登場したなぁ』等々。
これらの場所を訪れてみましょう!
トッケビのロケ地~安国・王宮・ソウル(江北)編その①~
地下鉄「安国(アングク)」駅一帯からスタートしましょう。
まずはトッケビと死神が出会うシーン(第1話)
石塀に沿った道を歩いてきたトッケビがふと歩みを止める場所。
「トッケビ?」
「死神?下品な帽子だな」
(この言葉にムッとする死神)
トッケビが見つめる石塀の向こうは「死神のティールーム」という設定です。
ここは、韓国の5大王宮のひとつ徳寿宮(トクスグン)へ向かう徳寿宮トルダムキル(石垣道)。
トッケビが見つめる場所は、救世軍のある場所。
※韓国の道路はその幅により「大路(テロ:40m または8車線以上の道)」、「路(ロ:12~40mまたは2~7車線の道)」、「キル(大路・路以外の道)」の3種類に区分されています
クリスマスイブファンミの時にボゴムがオススメしてた徳寿宮トルダムキルに行ってみたら、すごくいい所だった☺️💗
違う季節に行ったらまた綺麗なんだろうな😚💕 pic.twitter.com/9WvRZ3F8qo— 愛*☺︎➳♡ₓₒₓₒ◌*☺︎BJ (@kana0616_1013) 2018年8月15日
- 住所:徳寿宮 ソウル特別市 中区 貞洞 5-1
- 徳寿宮トルダムキル 5-10 Jeong-dong, Jung-gu, Seoul
- 最寄駅:地下鉄1・2号線市庁(シチョン、City Hall)駅 1・2・3番出口
ちなみに「死神のティールーム」はセットを組んで撮影されたそうです。
(4m程度まで実際にアーチ型の木の入り口を製作し、1000個以上のカップを並べて撮影。残りの部分はCG。)
このような細部までのこだわりが、ドラマ「トッケビ」をより魅力的に仕上げたのでしょうね。
次は、トッケビとウンタクが出会うシーン(第1話)
雨の中、傘を差したトッケビと傘を差さずに歩くウンタクがすれ違う場面。
ここは、安国(アングク)駅からほど近い感古堂(カムゴダン)キル。
シンとウンタクがすれ違った 感古堂キル チェック ✔️
これまでも何度も通った道だけれど、トッケビ観た後は感慨深い ww pic.twitter.com/cl6PwsG0Cl
— ykokoわいここ (@ykoko1225) 2018年11月17日
ロケ地は、徳成女子高校と豊文女子高校の間の小道です。
この近辺では、他にも
- ウンタクが宝くじの当選番号をおばあさん幽霊に教えるシーン(第6話)
- それをトッケビに見つかり慌てて走り去るシーン(第6話)
なども撮影されています。
トッケビの宝くじと言えば、
ドラマ内でトッケビが教えた当選番号「4、10、14、15、18、22」が、2018年に台湾の宝くじ(第539回のロト)当選番号とほぼ一致したことでも「神様の予言」として話題になりました。
- 住所:ソウル特別市 鍾路区 松峴洞 34-2 一帯
- 最寄駅:地下鉄3号線安国(アングク、Anguk)駅 1番出口
ところで
ウンタクは通学途中にトッケビとすれ違うのですが、ウンタクが通っていた高校として撮影されたのは「冬ソナの高校」としても有名なソウル中央高校です。
李家から歩いて100mぐらいの所にソウル中央高校がある。
冬のソナタでロケ使用された事で有名である。
学校の正門前の観光店のアジュンマは元気で日本語でいろいろ解説してくれる。
ここまでの坂道がきつく猛暑の炎天下汗が止まらない。 pic.twitter.com/SfqJC2PQDD— 奥山貞三 (@teddyboy520524) 2013年8月4日
- 住所:ソウル特別市 鍾路区 桂洞 1
- 最寄駅:地下鉄3号線安国(アングク、Anguk)駅 3番出口
※実際の高校、中学がある場所なので、学校内に入れるのは授業のない週末や夏休み・冬休みの期間のみ
さらに、
三清洞の正読図書館(チョンドットソグァン)の路地、というより韓ドラファンには「コーヒーパンアッカン」前の路地の方が分かりやすいかもしれません。
ここでは、死神とサニーの切ないキスシーンが撮影されています。(第12話)
「トッケビ」見終わった♪主役の2人より脇役の死神(イドンウク)とサニー(ユインナ)の前世からの悲恋が切ない(/ _ ; )記憶キスのシーンめちゃ泣ける(/ _ ; )おすすめだよ〜♡ pic.twitter.com/wy9nDOdTlK
— ぶたうさ🍰 (@Butausa2011) March 30, 2018
第12話の死神がサニーの記憶を消し(実際には消えていない)別れを告げる場面は、前世からの因縁で悲しい場面ですが、死神&サニーカップルの“ちょっとおかしくて可愛い”シーンはこちら。(第9話)
第9話ではウンタクのアドバイスもあり、ちょっといい感じになったのに、やっぱり恋に不器用な死神。(第10話)
イルミネーションが綺麗な両シーンは、明洞(ミョンドン)の新世界百貨店の前で撮影が行われました。
今年も綺麗な新世界百貨店本店のクリスマスイルミネーション✨ pic.twitter.com/lLrDnJ8REM
— joyko (@HenbokuJoyko) 2017年11月30日
そのほか、近辺にはいくつもの「トッケビ」ロケ地があります。
- 桂洞路(ケドンキル)
Luna Touch
(第6話 このお店の前でウンタクは貸金業者と出会う) - 栗谷路(ユルゴンノ)
マダンフラワーカフェ
(第4話 死神の目に入る全ての女性がサニーに見えてしまうシーン) - ホワイト・バーチ・ティーハウス
(第11話 サニーとウンタクが前世についておしゃべりするお店) - 鍾路(チョンロ)
ダルコム・コーヒー 鍾路鍾閣(チョンノチョンガク)店
(第11話 ウンタク卒業式の日、偶然?会った死神とサニーが来店)
など。
※カフェなどの飲食店は、こちらの記事で紹介しています↓↓
また、安国(アングク)駅界隈をめぐるなら外せないのが、この2軒の家でしょう。
トッケビ サニーの家
シークレットガーデン キルライムの家
のロケ地を訪ねてみた←チョット趣は変わっているけど
特長のあるバルコニー(?)がドラマで見たそれで荒ぶる←撮影したのはキルライムとジュウォンがイロイロやってた向かいの駐車場#ハニ散歩#201812_ソウル旅行 pic.twitter.com/RpecFG0Fv8
— ☘︎ ℍ ☘︎ (@MegaHoneychan) 2018年12月8日
韓ドラファンには「キルライムの家」として有名かもしれません。
ドラマ「シークレッド・ガーデン」でキルライムを演じたハジウォンさんと、その友人イムアヨンを演じたユインナさんが2人で住んでいた家ですね。
「トッケビ」「シークレッド・ガーデン」両作品の脚本がキムウンスクさんということもあり、ユインナさん演じる「サニーの家」として、ふたたび登場したようです。
ドラマ内で最初は後輩死神、のちにウンタクが住んでいた屋上の部屋はセットだったため、ドラマ終了後は撤去されています。
ちなみに大家さんは、サムシンハルメという設定。
- 住所:ソウル市特別区鍾路区昌信6ガキル47
- 最寄駅:地下鉄6号線 昌信(チャンシン)駅1番出口
※この辺りは、急な坂道が多く、道も狭いため歩きやすい靴でお出かけください。
記憶を失ったウンタクのことを幽霊たちが「トッケビの花嫁なのに、私たちが見えないんだって」と噂する場所も、サニーの家近くです。(第13話)
<トッケビの家>
0503♥トッケビロケ地巡り③
宮のロケ地でもおなじみのこの洋館💗
トッケビの家でした。
ホテルのすぐ裏!屋上からも見えてた☺💕#雲峴宮洋館#徳成女子大学 pic.twitter.com/CnuxccRfwY— きょん∞키요코★온유 (@miffyjsjh) May 5, 2018
トッケビの家(外観)は雲峴宮(ウニョングン)の洋館が撮影に使われています。
この洋館は、1910年代初期に日本人の片山東熊により設計、建築されました。
雲峴宮(ウニョングン)は、
- 第1話でトッケビが死神を見つける徳寿宮(トクスグン)トルダムキルや
- 第2話で学校に遅刻したウンタクを連れてトッケビが韓国に戻って来た景福宮(キョンボックン)の光化門
とは異なり、正式な王宮(古宮)ではありません。
トッケビロケ地巡りその⑦
光化門。
学校に遅刻してるのに気付いて急いでカナダから戻って来たところのシーン。
走って行くウンタクと見送るトッケビ 。
撮った時はここもロケ地だったことをすっかり忘れてたけど、寄り道しといて良かった。笑 pic.twitter.com/oS1oPy13vi— AYA (@ayaaaaan_515) 2018年12月9日
- 住所(景福宮):ソウル特別市 鍾路区 世宗路 1-1
- 最寄駅:地下鉄3号線景福宮(キョンボックン、Gyeongbokgung)駅 5番出口
朝鮮王朝末期に政治的に活躍した興宣大院君(フンソンデウォングン)の私邸で、その息子である第26代国王・高宗(コジョン)が即位するまでの時代を過ごした場所です。
~参考情報~
- 映画「明堂」でチソンさんが演じたのが、興宣大院君(フンソンデウォングン)
- ドラマ「ミスター・サンシャイン」でイスンジュンさんが演じたのが、高宗(コジョン)
雲峴宮(ウニョングン)は見学自由なのですが、「トッケビの家」こと洋館は、隣接する徳成女子大学の敷地内にあり、基本的に立ち入り禁止となっています。
(トッケビ人気で訪問者が多く、禁止となったようです)
ソウル・鐘路(チョンノ)にある「雲峴宮」(ウニョングン)。李朝26代王・高宗(コジョン)の実家。李朝末期の一時期、権勢をふるった高宗の父・興宣大院君(フンソン・テウォングン)が居住した宮殿。時々ここを訪れてひと時を過ごすのが好きだ。 pic.twitter.com/z2RmYwJrr5
— 韓国ひとり旅(このところ体調が優れません!) (@momotaro18661) 2016年2月12日
- 住所(雲峴宮):ソウル特別市 鍾路区 雲泥洞 114-10
- 最寄駅:地下鉄3号線安国(アングク、Anguk)駅 4番出口
地下鉄5号線鍾路3街(チョンノサムガ、Jongno3(sam)-ga)駅 5番出口
このようにソウル中心部にある王宮の関連施設がロケに使用された「トッケビ」
ただし、高麗時代の王宮は、ソウルから車で5時間ほどの距離にある羅州(ナジュ)映像テーマパークで撮影されています。
続いて、
羅州(ナジュ)映像テーマパークほどではありませんが、安国(アングク)駅から少し離れたロケ地をいくつか紹介します。
トッケビのロケ地~安国・王宮・ソウル(江北)編その②~
まずは何度見ても笑ってしまうこのシーン。
評判となった第2話の「トッケビと死神によるウンタク救出シーン」
※ロケ地情報は「トッケビのロケ地!~仁川編~」をご覧ください
これをドラマ内でパロディにしたのが、上記動画の第10話。
ランウェイならぬ「ネギウェイ、またはネギランウェイ」と呼ばれています。
このシーンが撮影されたのは、京義線・新村駅から延世大正門方向にある新村ガード下壁画トンネル。
チングが行ったトッケビの旅⑤
新村ガード下壁画トンネル
京義線新村駅から延世大正門方向にある徒歩用トンネル
ねぎを持ってる姿が、印象に残ってますね。 pic.twitter.com/G2HFlzxai0— やまちゃんぱくちゃん (@usaginokai1004) 2018年11月18日
「新年のトックに入れるネギがない」、ということでお遣いに出たトッケビと死神。
2人ともロングコートを着て、バックライトを浴び、BGMに乗せて颯爽と・・・のハズが、後ろから来たバイクにびっくり!
そのあと(バイクの男性に)
「良い挨拶をしてくれたので、害は及ぼさない!」
「ハッピー・ニューイヤー!」
と声をかける2人(笑)
トンネルの壁画を見て「どこかで見たような・・・」と思った方。
このトンネルと反対側の入り口付近で、ドラマ「マンホール」が撮影されました。
- 住所:ソウル特別市 西大門区 新村洞 74-12
- 最寄駅:京義中央線 新村駅
地下鉄では新村(シンチョン)と梨大(イデ)の中間あたり
この近くに、もう1カ所ロケ地があります。
ウンタクが二十歳になりお酒解禁。
トッケビと屋台で飲んでいるところに、以前会ったひったくり犯とその仲間が絡むシーン。(第10話)
トッケビにあっけなく倒される広場も京義線・新村駅近くのようです。
彼らは、絡む相手を間違えましたね。
トッケビの前世は、高麗時代の武神と呼ばれた武将キムシンですから(笑)
ふたたびソウル中心部、市庁近くに戻ります。
チョット変わったロケ地として紹介するのが「西大門刑務所歴史館」
#38사기동대 2회 (2話)
刑務所へ入所している
アボジと面会して出てきた所西大門刑務所歴史館
소대문형무소역사관 pic.twitter.com/xuRZNN96K3— ASAHI1523 (@ASAHI15232) 2018年5月20日
出所したおば家族が、ウンタクからお金を奪い返そうと話していたのが、この西大門刑務所歴史館前(第11話)
トッケビによって、おば家族は“盗んだ金塊を換金しようとした”として捕まっていたんですよね。
日本による植民地時代に、独立運動家らを収監するために使われた刑務所ですが1987年に閉館。
その後1988年に歴史館として開館し、戦後の民主化運動の様子などを展示しています。
- 住所:ソウル特別市 西大門区 峴底洞 101
- 最寄駅:地下鉄3号線独立門(トンニンムン、Dongnimmun)駅 4番出口
この他にも多くのロケ地が、安国(アングク)駅界隈の仁寺洞(インサドン)や三清洞(サムチョンドン)にあるようです。
ドラマを見ながら、じっくりロケ地探しをするのも面白いかもしれません。
「ここもロケ地ですよ」という情報があれば、ぜひ教えてください。
最後に、トッケビワールドツアー~安国・王宮・ソウル(江北)編~を簡単にまとめて、この記事を終わりたいと思います。
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トッケビのロケ地~安国・王宮・ソウル(江北)編のまとめ~
今回は、ソウル中心部のなかでも安国(アングク)駅を起点として、鍾路(チョンノ)地域、弘大(ホンデ)・新村(シンチョン)地域、明洞(ミョンドン)・東大門(トンデモン)地域でのロケ地を主にご紹介しました。
- 「トッケビと死神」「トッケビとウンタク」出会いの場面のように、ロケ地としてだけではなく、重要な意味を持つ場所としてドラマに登場するところ
- 「あぁ、あのドラマでも」とロケ地として定番のところ
- 作り手のユーモアが込められているところ
など、「トッケビ」ファンなら、ピンとくる場所がたくさんあったのではないでしょうか。
こちらの記事(トッケビのロケ地~ソウル(東部・江南)編〜)では「死神とサニー」の出会いの場面など、ソウル市内でも場所を変えてロケ地を紹介していますので、ぜひご覧ください。
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ぜひ目次からお好きなドラマの記事をご覧ください!
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。
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