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オクニョの父親は誰?複雑な伏線!登場人物みんなが驚くどんでん返しです!

まりこ
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オクニョ父親は誰
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まりこ
アラフォーのフリーランス。 
冬ソナブームの頃には興味がなかった韓ドラにハマって数年。

時代劇が好き。
そして復讐ドロドロ系にツッコミを入れたり、ラブロマンスにときめいたりの毎日です。

読み書きは今ひとつの耳だけハングルなので、最初に覚えた韓国語は、
「~씨(~ッシ)」「아이고(アイゴー)」「어머(オモ)」の3つ。

連絡先:whitelife112226@gmail.com
詳しいプロフィールはこちら

出典:https://www.hancinema.net/korean_drama_The_Flower_in_Prison.php

第1話で「オクニョの母が追っ手から逃げるシーン」があります。
なぜ逃げていたのでしょうか?

その後、オクニョを産んだものの『何があったのか?』『名前は?』『身分は?』など多くの謎を残したまま亡くなってしまいます。

 

今回は、「オクニョの父親は一体誰なのか?」をテーマに
「ドラマのどこでオクニョの父親の謎が解き明かされるのか」
「どんなふうに分かっていくのか」
「何が決め手になったのか」など

史実も交えてお伝えします!

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オクニョの父親は誰?~父親が判明するまでの伏線と流れ~


オクニョの父親はズバリ、第11代国王・中宗(チュンジョン)です!
”13代国王である明宗(ミョンジョン)の父親”です。
つまり、ミョンジョンとオクニョは異母兄妹」になります(※史実ではなくフィクションです)。

 

では、ドラマのどの部分でオクニョの父親が分かるのでしょうか?
そして、二人は兄妹であることをいつ知るのでしょうか?

 

ちなみに、ドラマ冒頭でオクニョの母カビと一緒に逃げる男性は、護衛の内禁衛(ネグミ)官で、父親ではありません。
ただ、この男性は後半の謎解きで重要な役割を演じます。

「オクニョの父親は誰?」その謎を解く3つの鍵

 

1. キーアイテム
髪飾り(オクニョの母カビの遺品・かんざし)
ヒスイの指輪(オクニョの母カビの遺品)

出典:https://www.hancinema.net/korean_drama_The_Flower_in_Prison.php

 

2. キーパーソン
パク・テス、内禁衛従事官イ・ミョンホン、東宮殿ミン元尚宮、元女囚ケトン、文定(ムンジョン)大妃

 

3. キーストーリー
仁宗(インジョン)毒殺事件
文定(ムンジョン)王妃たちが世子である仁宗(インジョン)を毒殺しようとし、それを知る女官たちまで殺害したという出来事

 

<仁宗(インジョン)毒殺事件についての史実>
「実の息子=のちの明宗(ミョンジョン)」を王位につけたい文定(ムンジョン)大妃が、国王・仁宗(インジョン)に毒入りの餅を食べさせ、数日後にインジョンが死亡。

異母兄インジョンに子どもがいなかったので、弟・明宗(ミョンジョン)が11歳で即位。

 

仁宗(インジョン)が即位する前にも、文定(ムンジョン)王妃らによって寝殿に火がつけられるという事件があった。

何とか難を逃れた仁宗(インジョン)は、“母”文定(ムンジョン)王妃の意図を知っても母として慕い、異母弟の明宗(ミョンジョン)を王位につけるために自分の子どもをつくらなかったと言われています。

 

ここから謎解きをしていきましょう。

 

■第1話 母カビの逃亡、出産、死亡
オクニョの母は護衛の男性とともに逃亡生活を続けています。
身重の彼女を連れて逃げきれないと判断した男性は、都で出産することを勧め、彼女を逃がそうと試みます。
しかし、彼女は追っ手に切られ瀕死の状態!

なんとか女の子を産んだものの、その後息を引き取ります。

<謎解きの伏線>
幼少時のオクニョをめぐるストーリーが謎解きの伏線になっています。

第3話
身代わりの囚人から「母親は囚人ではなく剣で切られたことが原因で亡くなった」と聞く。

 

第4話
囚人パク・テスから「指輪は先代の王(仁宗)の時、尚宮(サングン=上位女官)・内人(ネイン=下位の官職)が下賜された(偉い人からもらった)ものでは?」 と聞く。

※指輪に先代王・仁宗の名前「イホ」の字が彫られている

出典:https://www.hancinema.net/korean_drama_The_Flower_in_Prison.php

 

これらの出来事をきっかけに、「オクニョは母の死の真相」を知ろうとします。

 

■第33話 • 髪飾りの謎 1
ハン尚宮がカン・ソノとミン尚宮に会いに行き、カビの遺品と同じ髪飾り”をみせる。
髪飾りは、「中宗(チュンジョン)から寵愛を受けた内人(ネイン)が贈られたもの」だとわかる。

ということはオクニョが王女?」

 

■第34話 

• オクニョの母カビの遺言

オクニョを典獄署(チョノクソ)で取り上げた囚人ケトンの話によると、女性は亡くなる前に
“自分の名前はカビ”
“ある人に子どもが産まれたと伝えてほしい”
と話した、ということを知る。

 

“ある人”とは内禁衛従事官イ・ミョンホンのこと。
ケトンは従事官の家に向かうが、家族が捕らえられている様子を見て怖くなり伝えないまま帰ったのでした。

「オクニョの父親は中宗(チュンジョン)?イ・ミョンホン?」

 

• 髪飾りの謎 2
文定(ムンジョン)王妃は髪飾りが、”典獄署(チョノクソ)”にあったことを知る。
「誰の物なのか?」
「どうして典獄署(チョノクソ)にあったのか?」

 

手に入れた髪飾りををオクニョに見せ、調べるように命じる。

出典:https://www.hancinema.net/korean_drama_The_Flower_in_Prison.php

 

《オクニョの父親判明までのカウントダウン 3!》
オクニョはハン尚宮に髪飾りの意味を問う。
答えは「父親が誰かを明かすものであるが、誰かはまだ断定できない」

 

■第35話 • 髪飾りの謎 3
文定(ムンジョン)大妃に、髪飾りについての報告を求められたオクニョ。
執務室の整理中に茶母(タモ=女刑事)が見つけたので、誰のものかわからない。」とごまかす。

 

王妃から髪飾りは、中宗(チュンジョン)が承恩(スンウン=寵愛)を与えた内人に下賜した証票(しるし)」と聞く。

 

第38話

《オクニョの父親判明までのカウントダウン 2!》
オクニョはハン尚宮を訪ね「母カビの髪飾りは中宗(チュンジョン)の寵愛を受けて下賜されたのでは?」と問う。

ハン尚宮は下賜であることを認めるが、カビが王宮を離れるときにイ・ミョンホンと一緒だったので、「オクニョは彼の子どもの可能性もある」と言う。

 

《オクニョの父親判明までのカウントダウン 1!》
カン・ソノはイ・ミョンホンを探し出す。

「カビが出産したこと」
「その後カビが亡くなったこと」
「子ども(オクニョ)を自分たちが見守っていること」

などをイ・ミョンホンに伝える。

 

■第39話
オクニョの父親判明 !
カン・ソノはイ・ミョンホンにオクニョの父親について尋ねる。
「カビ様は承恩(スンウン=寵愛)を受けた※のです。」

 

※このことで、カビは承恩尚宮(スンウンサングン)の身分へ昇格
 宮女のなかで王の寵愛を受けると与えられるもの

 

ここで、「オクニョが王女=翁主(オンジュ)」であると判明します!!

 

<オクニョが王女?! その1>
驚くカン・ソノの様子!

(1分10秒〜 「オンジュママよ:ホンジュに聞こえるかも」と言われて驚く)

 

※中宗(チュンジョン)は3人の王妃と9人の側室を迎え、”9男11女”をもうけています

 オクニョは側室から生まれた王女のひとり」という設定なのかもしれません

ちなみに、最初の王妃は「7日の王妃の端敬(タンギョン)王妃

 

これから、オクニョの正体を知る人が徐々に増えていきます!

そして、いよいよ”オクニョ本人が自分の身分を知ること”になります!!

 

■第39話
カン・ソノはハン尚宮とミン尚宮に、「オクニョが王女だった」と伝える。
ハン尚宮は、「明宗(ミョンジョン)がオクニョを側室に迎えようと考えていること」を話す。

 

■第40話
オクニョに会ったイ・ミョンホンは、王女様と呼ぶ。

ついにオクニョは、”自身が王女であること”を知ります。

 

■イ・ミョンホンが語る過去の出来事
• 母カビと、内禁衛従事官イ・ミョンホンの許されざる恋

女官は身分のうえで「王と婚姻している」とみなされたため、他の男性と結婚することは許されなかった。
女官が王宮で働く男性と関係を持つと、その2人は「大罪人」で死罪となる。

カビとイ・ミョンホンはお互いに好意を抱いていたが、それは”許されざる恋”であった。

 

• 目撃者・女官カビ
文定(ムンジョン)王妃が、当時世子(セジャ)であった「仁宗(インジョン)の食事に毒を盛っているところ」を目撃したカビ。

驚いて逃げるときに”リボン状の髪飾り(テンギといいます)”を落としてしまう。

目撃した人物を探し出すため、東宮殿の女官をユン・ウォニョンが拷問し、多くの女官が亡くなる。

カビは怖くなり、イ・ミョンホンに「宮殿を出て一緒に逃げてほしい」と頼むが、イ・ミョンホンは断る。
そのことで泣いているカビを中宗(チュンジョン)が見初める!

 

 「承恩」中宗(チュンジョン)とカビの一夜 

これによりカビは、承恩尚宮(スンウンサングン)の身分へ昇格!

 

 逃亡生活
文定(ムンジョン)王妃らの追求が及ぶことを恐れたカビは、イ・ミョンホンの手助けで宮殿の外へ。
逃亡生活のなかで、カビの妊娠が発覚。

 

中宗(チュンジョン)の寵愛を受けたことを知ったイ・ミョンホンは、カビを守るが、追っ手に追い詰められ、彼女を逃がすため離れ離れになる。

 

こうしてオクニョは、自身の身分や母の死にまつわる事実を知ります。
しかし“兄” 明宗(ミョンジョン)には、しばらくその事実を伝えないことにします。

 

それは、明宗への気遣いでもありました。
自分の母である文定大妃が、オクニョの母カビの死にも関わっていると知れば、心優しい明宗がどれだけショックを受けるか分かるからです

 

■第45話
文定(ムンジョン)大妃が、病床の明宗(ミョンジョン)の枕元で「過去の仁宗(インジョン)毒殺」について独白!

 

チョン・ナンジョンもオクニョがカビの子どもであることを知り、彼女の正体に気づき始める。

 

■第47話
オクニョとカン・ソノとの会話を聞いたユン・テウォンは、オクニョが王女であることを知ってしまう。

 

<オクニョが王女?! その2>
驚くユン・テウォンの様子!

※動画冒頭に驚いたユン・テウォンの表情が映し出される

一方のユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは、オクニョの父親が先々代の国王中宗(チュンジョン)なのかイ・ミョンホンから聞き出そうとする。

 

■第48話
手下からの報告でユン・ウォニョンも、オクニョが王女であることを知る。
まもなく文定(ムンジョン)王妃にもそのことが知らされる!

 

■第49話
過去の悪事、”仁宗(インジョン)毒殺企てや女官殺害”が表沙汰にならないよう画策する「文定(ムンジョン)大妃・ユン・ウォニョン&チョン・ナンジョン」に、対抗する「明宗(ミョンジョン)&ユン・テウォン」の2世コンビ。

その過程で、ユン・テウォンから「オクニョが王女」であることを知らされる明宗(ミョンジョン)。

 

〈オクニョが王女?! その3〉
驚くミョンジョンの様子!

とうとう「明宗(ミョンジョン)もオクニョが王女であり、異母妹であること」を知ります。

このあと、養父チ・チョンドクとその妻ユグムも、「オクニョが王女」だと知ります。
「王女オクニョ」として典獄署(チョノクソ)を訪れたとき、署長をはじめみんな驚いていましたね。

 

こうして、冒頭から各所に散らばっていたパズルのピースが揃い、オクニョの父親が判明します。

私たち視聴者は先に真実を知っているので、「いつオクニョが王女であることがわかるのか?」とドキドキしながら見るわけです。

 

「視聴者も登場人物たちと一緒にドキドキできる!」、それがオクニョの一番の魅力かもしれませんね!

 

次に、「そんなオクニョの父親の正体をめぐるドキドキ、ハラハラと同時に、思わずクスッとなってしまった場面」についてお話しします。

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オクニョの父親は誰?~感想編~


何といっても『立場逆転』なので、事実を知った人々の”驚く表情”が見ものです!
それだけでなく、言葉遣いや態度も変わりますのでよ〜く見てくださいね。

 

変わるのは、先ほど紹介した「オクニョが王女!?」の3人、カン・ソノ、ユン・テウォン、明宗(ミョンジョン)だけではありません!
(淡い恋心が砕けるミョンジョンの切ない表情には、思わず同情しました)

 

それまで「オクニョ」(セリフでは“オンニョや〜”)と気軽に名前を呼んでいた、親代わりチ・チョンドク、そして典獄署(チョノクソ)の面々の表情や反応もお見逃しなく!

 

それまでこき使っていた部下が”王女様”ですからね〜
今までも良い上司だったよね” と王女様にアピールする姿は、“まるで○○さんみたい” と身近な人の顔が浮かんだ方もおられるかもしれません。

 

また、韓国史劇をご存知の方にとって、ドキドキすることがもう一つあったのではないでしょうか。

それは「オクニョの父親が国王・中宗(チュンジョン)なのか、内禁衛従事官イ・ミョンホンなのか」という点です。

 

物語の途中で、オクニョの母カビが”女官だったこと”がわかります。
そのため、父親がどちらなのかにより「オクニョの運命は大きく違う※」ので、謎解きが終わるまで緊張しますね。

※王女なので”翁主(オンジュ)”ですが、イ・ミョンホンが父親であれば”大罪人の子ども”になります

 

ちなみにオクニョの父、中宗(チュンジョン)を演じていたのはキム・ボプレさん。
どちらかというと主人公を困らせたり、敵対する側の役を演じることが多い印象です。

時代劇では「三銃士」で吏曹判書のユン・ジョンホや、「輝くか狂うか」で後漢の郭(カク)将軍を演じています。

 

最後に、「王女オクニョのこぼれ話」をいくつか紹介して、この記事をまとめたいと思います。

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オクニョの父親は誰?~まとめ~

イ・ビョンフン監督のドラマでは「ヒロインが良く走る」と言われています。

 

オクニョ」でも
子供オクニョのチョン・ダビンさんが、母のことを知りたくて訪ねた元女官が死んでいることに驚き、丘まで駆けていきました。
大人オクニョのチン・セヨンさんも任務のため、また逃げる場面などたくさん走っています。

ドラマ冒頭では、オクニョの母カビ役のペ・グリンさんも走っていました。

 

大人オクニョ役のチン・セヨンさんは、学生時代に陸上部に所属していたとか。

そのおかげで(?)男性2人とともに逃げるシーンでは、2人よりも足が速いため、監督から「スピードを落として走るように」指示が出たそうです。

どの場面かぜひ探してみてくださいね♪

※「チャングムの誓い」では、イ・ヨンエさんが、イ・サンではハン・ジミンさんが、そしてトンイではハン・ヒョジュさんが走る姿にもご注目ください!

 

また、「オクニョ」は“涙の王”と呼ばれた明宗(ミョンジョン)の時代を背景に描かれた作品です。

典獄署で産まれたので「獄女(オクニョ)」と名付けられた彼女には、もうひとつ「玉女(同じオクニョの発音)」という名前があります。

 

民のことを顧みず私利私欲に走る母、文定(ムンジョン)大妃一族の悪行に悩まされた「暗い、重い」時代のなかで、玉のように輝くオクニョの笑顔”がどれだけ明宗(ミョンジョン)の力になったことでしょう。

 

走るヒロインが活躍する「オクニョ」。
どうぞ楽しくご覧ください!

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